丹波に行ってましたが
遠坂トンネルを越えて、青垣のあたりの山は
植林が多いのですが
通るたびに思います
植林が傾いていますね。
見てもわかるように、地面には草がほとんど生えてません。
間伐がされないと密集して競争で上へ上へ伸びて小径木で育ちます。
いわゆる、もやし状態の杉の木
枝葉は写真を見てもわかる通り隣との少しの交差ぐらいで、あまり枝を張れません。
根っこも同じです。
20mの木でも根っこは半径2mほどでしょうか
ものすごく安定性が悪いですよね。
ですからカイワレ大根みたいにトータルで育ってる時は総持ちで立ってますが
一部分切り開かれた伐採があれば、端っこから傾いて、
強風にさらされると倒れて行きます。
倒れると根ごとこけて、そこに豪雨が来ると
山が流れたり・・・・
想像するだけで怖い話です。
もちろん、こんな草一本生えてない地面は保水力の低いですし
何度見ても、日本の山を考えさせられる光景。
環境問題、日本の山
結局の解決策は国産材の利用促進。
間伐材ももっと有効利用して健全な育林を
林業に携わる人が生業として行ければ、行政が補助金を出さずとも
どんどん循環利用されて、うまくまわるだろうけど・・・・。