何かと話題になる連合だが、組織としてはけして一枚岩ではない。
むしろいくつかの全国組織の寄り合い所帯といった感じで、雇用問題一つとっても、
立ち位置はずいぶんと違う。
たとえば、UIゼンセン同盟という組織は、外食や小売りといった非正規従業員の
多い企業を多く含むため、非正規雇用との格差問題については比較的柔軟で、
独自の対応もとっている。数年前に一度お仕事をしたことがあるが、当時から
非正規の組織化をテーマに掲げていた。
逆にごりごりの旗本体質なのが電機連合で、非正規雇用拡大や偽装請負の黙認と
いった形で、最大限に身分制度の旨みを吸ってきている。
製造業派遣禁止についても、明確に反対を表明していたのは電機だけだ。
(まあ、これ自体は正しいのだが)
そういう意味では、ゼンセン出身の高木会長は、比較的リベラルだったと言えるだろう。
昨年「正論」に寄稿した論文でも、既得権の見直しに反対しつつ、
「連合も一枚岩ではない」と苦渋の色も見せていた。
ところで、10月で高木さんは退任し、後任に古賀さん(電機連合)が座るらしい。
一回何かの番組で共演したことがあるが、すごい狸っぷりだった。
やたらと「労働者で対立したらダメです、配当なんかは増えてるんだから」
と赤旗的なことを言うので
「じゃあ連合は配当ゼロにしてもいいんですね?」と振ると
「いや、あくまでバランスが重要なんです」とつるっと逃げる。
問題の解決なんてさらさら興味はなくて、その場を取り繕うことしか頭にない証拠だ。
今後も連合自身には期待は出来そうにない。
となると政治のリーダーシップに期待するしかないのだが、民主党は大丈夫か。
むしろいくつかの全国組織の寄り合い所帯といった感じで、雇用問題一つとっても、
立ち位置はずいぶんと違う。
たとえば、UIゼンセン同盟という組織は、外食や小売りといった非正規従業員の
多い企業を多く含むため、非正規雇用との格差問題については比較的柔軟で、
独自の対応もとっている。数年前に一度お仕事をしたことがあるが、当時から
非正規の組織化をテーマに掲げていた。
逆にごりごりの旗本体質なのが電機連合で、非正規雇用拡大や偽装請負の黙認と
いった形で、最大限に身分制度の旨みを吸ってきている。
製造業派遣禁止についても、明確に反対を表明していたのは電機だけだ。
(まあ、これ自体は正しいのだが)
そういう意味では、ゼンセン出身の高木会長は、比較的リベラルだったと言えるだろう。
昨年「正論」に寄稿した論文でも、既得権の見直しに反対しつつ、
「連合も一枚岩ではない」と苦渋の色も見せていた。
ところで、10月で高木さんは退任し、後任に古賀さん(電機連合)が座るらしい。
一回何かの番組で共演したことがあるが、すごい狸っぷりだった。
やたらと「労働者で対立したらダメです、配当なんかは増えてるんだから」
と赤旗的なことを言うので
「じゃあ連合は配当ゼロにしてもいいんですね?」と振ると
「いや、あくまでバランスが重要なんです」とつるっと逃げる。
問題の解決なんてさらさら興味はなくて、その場を取り繕うことしか頭にない証拠だ。
今後も連合自身には期待は出来そうにない。
となると政治のリーダーシップに期待するしかないのだが、民主党は大丈夫か。
法律的には能書きがあるだろうが、内実は足軽が会社と直接交渉ができないために、もうけた窓口ナ様なものである。
従がって、できることは窓口業務で、緊急事態や予想もしない事態には対応はできず、酷い目を食った労働者はうようよいるはずである。
近代産業を運営するには我々日本人には気質的に無理な要素があり、それを精神的に補うものが大企業の場合は労働組合である。小企業はそんなものは必要はない。
みなの姿が見えているからである。
冗談止めて欲しいなあ。官房長官も電機連合出身の平野さんでしょ。今頃、電機連合傘下の組合事務所は毎日毎日、宴会でたいへんでしょうね。(笑)
このまま民主党政権が続くなら、電機大手に入社して、すぐ組合活動に積極的に参加し、非専従→専従と出世して政治家を志すことが、今後のエリートコースになりますね。(苦笑)
おそらく、連合の影響力は弱まってきているのでしょう。しかし、民主党政権で連合がどの程度影響力を及ぼすものでしょうか。正直なところ、まだまだ見えてこないですね。
母子加算復活。高齢者優遇。票がない将来世代はしらんぷり。
今さえよければそれでよいという近視眼的な票集めにしか興味がない政党です。
北朝鮮が朝鮮連合へ指令「労組を活用せよ」。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/korea/298457/
結局既得権バリバリのぬるま湯体質の組織の出身者が権力者になると危機感も当事者意識も持てなくなって保身のためだけに権力を行使することになるのだろう。そういう点では電機連合の体質と北朝鮮の労働党の体質はかなり近いのでは?
まあ連合内でも電機労連やJAMは選挙活動大好きですんで組合員の生活相談などほったらかして、うるさく政治に関与してくるでしょう。しかし毎月5000~6000円も組合費取られるだけで何の見返りもない末端の組合員の怒りが爆発すれば連合の分裂も期待できますけど。
難しいでしょう。
次期政権はトップダウン型の政権で大胆な変革をしやすくは
成るようですが現時点では労働市場の改革は全くやる気が
見られないですね。
同じ結論をいうのであっても、「自分たちの椅子を守るために、若者の給料を安く抑えて、収奪しよう!!」という文脈でアピールされちゃったのと(その結果、おじさんたちだけ椅子を獲得して若者は流動化した)、「グローバル化の時代に非正規雇用にシフトする流れには抗えない。同一労働同一賃金を基本にしつつ、労働の流動化を図りながら、セーフティーネットを張りながら、雇用慣行を変えていきましょう。痛みがあるなら、それを若者だけに押し付けんなよ!!」という主張とでは、大きく違いますね。
前者の主張が流布しちゃったので、その後、流動化論は立場が悪くなっちゃった。
組合員の結束を目的としていましたが、いやいや参加している人が多数派でした。
入社したと同時にほぼ強制的に加入する雰囲気がありました、ああいうのを囲い込みって言うんでしょうね・・・。解散して組合費が無くなれば、実質ベアになる、と思っていました(笑)
電機連合に傘下の労組に所属しています。(一昨年まで支部の書記長やってました)
雇用の流動性や終身雇用の弊害の話を本部で話したらそりゃわかるけど、組合費払っている人の方向いて仕事しないわけにはいかないって、、、
城さんの7/14の記事(電機連合の先見性)を読んで、だいぶ電機連合も変わってきたのかなと思ってたんだけど、、、
古賀さんも平野さんも豹変してくれぇ~。