日経ビジネスオンラインの藤原和博氏インタビューが面白い。
ぱっと見ただけで、ビンビンに響くフレーズが目に飛び込んでくる。
「人生に正解はない」
「お父さんと同じことをしても幸せになれない」
「必要なのは情報処理力でなく情報編集力」
当たり前の話だが、人生に「こういう風に生きなさい」という正解はなくて、
どう生きるかは各自で決めるしかない。
でも幸か不幸か、戦後日本には
「新卒で入った会社で生涯面倒見てもらうのが一番お得」
という生き方が“正解”として確立してしまい、そしてある段階までは
実際そうだったと思われる(80年代半ばまでに就職した世代か)。
その後はご存知の通り、グローバル化、IT化、少子化で経済状況が変わってしまい、
今でも正解だと言えるのはメディアの一部くらいだろう。
じゃあどうするか。本来そうであるように、自分でなんとかするしかないのだが、
残念ながら日本の教育システムには、そういう能力を身につけさせるカリキュラム
が欠落してしまっている。
だから、社会に出て誰もが思い悩むことになる。
挙句、実家に話すと「子育てに失敗した」とかいって泣かれるはめにもなる。
悩むこと自体は、必要なことだ。
ぱっと見つかる人もいれば、あちこち進路がぶれる人もいる。
でも、個人的にはそれもまた良いのではないかと思う。
一番可哀そうなのは、一度も悩むことのないまま、
与えられた人生を過ごしてしまうことだ。
もっとも、「父親を疑い、自分に悩む」という流れは、もはや止められないだろう。
日経ビジネスが連載企画を組むほどに、「自分で考え抜く社員」
というのは企業にとって重要なテーマとなりつつあるのだ。
若者が3年で辞める理由は、自分で悩める人材を欲しがっておきながら、
悩みに対する答えを、組織内では提供できない日本企業自身にある。
やがてはそういった人材が組織自体を変え、そして教育システムも、そういった
人材を育てるものに変わっていくはずだ。
情報処理能力ではなく、情報編集力とはよく言ったものだと思う。
著名ジャーナリストであっても、処理能力だけではグーグルに食われるご時勢だ。
氏は、総中流と呼ばれるほど均質で安定した社会が、成熟によって分解するだろうと
予測する。まったく同じ意見だ。
人によっては「たいへんだぁ~」と思うかもしれないが、
「なんて面白い時代だ」とワクワクしている人も意外と多い。
後者を増やす努力こそ、真の教育改革に違いない。
ぱっと見ただけで、ビンビンに響くフレーズが目に飛び込んでくる。
「人生に正解はない」
「お父さんと同じことをしても幸せになれない」
「必要なのは情報処理力でなく情報編集力」
当たり前の話だが、人生に「こういう風に生きなさい」という正解はなくて、
どう生きるかは各自で決めるしかない。
でも幸か不幸か、戦後日本には
「新卒で入った会社で生涯面倒見てもらうのが一番お得」
という生き方が“正解”として確立してしまい、そしてある段階までは
実際そうだったと思われる(80年代半ばまでに就職した世代か)。
その後はご存知の通り、グローバル化、IT化、少子化で経済状況が変わってしまい、
今でも正解だと言えるのはメディアの一部くらいだろう。
じゃあどうするか。本来そうであるように、自分でなんとかするしかないのだが、
残念ながら日本の教育システムには、そういう能力を身につけさせるカリキュラム
が欠落してしまっている。
だから、社会に出て誰もが思い悩むことになる。
挙句、実家に話すと「子育てに失敗した」とかいって泣かれるはめにもなる。
悩むこと自体は、必要なことだ。
ぱっと見つかる人もいれば、あちこち進路がぶれる人もいる。
でも、個人的にはそれもまた良いのではないかと思う。
一番可哀そうなのは、一度も悩むことのないまま、
与えられた人生を過ごしてしまうことだ。
もっとも、「父親を疑い、自分に悩む」という流れは、もはや止められないだろう。
日経ビジネスが連載企画を組むほどに、「自分で考え抜く社員」
というのは企業にとって重要なテーマとなりつつあるのだ。
若者が3年で辞める理由は、自分で悩める人材を欲しがっておきながら、
悩みに対する答えを、組織内では提供できない日本企業自身にある。
やがてはそういった人材が組織自体を変え、そして教育システムも、そういった
人材を育てるものに変わっていくはずだ。
情報処理能力ではなく、情報編集力とはよく言ったものだと思う。
著名ジャーナリストであっても、処理能力だけではグーグルに食われるご時勢だ。
氏は、総中流と呼ばれるほど均質で安定した社会が、成熟によって分解するだろうと
予測する。まったく同じ意見だ。
人によっては「たいへんだぁ~」と思うかもしれないが、
「なんて面白い時代だ」とワクワクしている人も意外と多い。
後者を増やす努力こそ、真の教育改革に違いない。
「自分でなんとかする気が無い方は市場から去っていただきましょう」ということで、JALを潰すことからはじめるとよいのでは?普通ならとっくに潰れてる会社なんだし。
失われた十五年と派遣村で「レールから落ちたら最後だ」と皆が確信してしまい、ますますレールにしがみつく、だからいくら鞭打ってもそれで機能してしまう悪循環が起きていないでしょうか?
情報については素人で色々考えたが結局情報そのものではなく、その受け手の感性だと思っている。従がってそれは音楽美術の世界と同じ能力が必要だと思っている。
実際、それが優れている人々は、情報についても優れていると私は推定している。
私は定年間じかだが、38歳ごろ知人が個人的なトラブルをかかえて、相談にきた。それは金で解決できないもので、色々助言をしたが、にたもの同志なので、いい案が浮かばず、結局裁判となったが知人の考えたような結果にはならなかった。
私は知人の解決方法が妥当だと思ったが裁判所はそのようには判断しなかった。我国の裁判所は信用ならないと私は思っている。そこには正しいという感覚はない。
彼は一応、一部上場企業の出世コースにいたわけだが、それを契機に気力をなくして、自らそれからおりた。聞けばまだ何とかなる感じであったが、思うところあって、降りて会社内をたらいまわしにされたが、我慢して、50歳で希望退職を受け入れて、会社を退職した。
彼がトラブルを私に相談をした時つぶやくように<日本の社会がこんなに恐ろしい社会とは知らなかった>と私の目の前で言った。
そのとき私は俺もそのように24歳ごろ思ったとは言わなかった。
実際我国にはエアーポケットのような場所があり、そこに落ちると、何がなんだか分からず、それまで頼りにしていたものはなんだったのかと、ただただ、呆然とする。
不真面目な意見だと若い人は思われるかもしれないが 私の結論は これからは日本人は一人で泥棒をするという感覚が必要だという事である。
泥棒には何が必要かを考える事である。
色々在るが。
与えられた人生を過ごしてしまうことだ。
大概の団塊世代はモロだと思われるのですが、彼らは今後どうなるのでしょうか?
団塊ジュニアは彼らの老後の面倒を見れないんじゃないかと思われるのですが。大量に放棄されてしまいますか?夏山登山遭難事件のように。
の導入でラディカルに変革したいところですが、
政権政党が日教組や大手民間労組がバックに居る民主党では・・・・
(すでに卒業してたかも)
その人は、旧財閥系の商社の面接に行ったところ、「うちはねー、君みたいに自分の意思で留学するような人より、何でも言うことを聞いてくれる兵隊が欲しいんだよ」と言われた
と言ってました。
今思い出しても、唖然としますなぁ。
「俺たちは上手くやった」と思いながら、一度も生きないまま終わっていくのだろう。哀れな世代だ。もっとも、これから彼らは「生きなかったこと」のツケを払うことになるはず。
>その人は、旧財閥系の商社の面接に行ったところ、「うちはねー、君みたいに自分の意思で留学するような人より、何でも言うことを聞いてくれる兵隊が欲しいんだよ」と言われた
こりゃすごいな(笑)
でも僕が新人の頃も、「配属希望やキャリア志向の強いやつは和を乱すヤツだ」的な価値観は確かにあった。今では完全に逆なんだけど。
そういえば昔よく「人生にはリセットボタンはない」とかいう言葉を耳にしましたが、これってすごい言葉ですよね。
もっといろいろなことに年齢を問わずチャレンジ出来て、そして失敗してもリセットボタンを押してやり直せる社会にするべきなんでしょう。
ですので、それを1日でも早く「挑戦したものが得をする」社会に変えたいなぁと思っています。