MNJにまた興味深いニュースがアップされているので紹介。
日本テレビの08年度以降の新人は賃金が別制度に切り替わり、
最大で3割近く低下 するとのこと。
1万円低くなるという話は一部メディアでも触れられていたが、諸手当を含めると
そんなものではすまないらしい。
ここには、日本型雇用の矛盾が全て顔を出す。
業績悪化、人件費原資の圧縮が必要。
↓
でも労組は大反対。リストラなんてもってのほか
↓
しょうがないから新人の賃下げで帳尻あわせ
いまだ就業経験もない無垢な新人たちは、先輩方を養うために3割も所得を献上
しているわけだ。
新人という組織で一番権限を持たない人間が組織中最大の
責任を負うというのは、どう考えたっておかしいだろう。
その一方で、ルーチンワークはすべて派遣にやらせてふんぞりかえる年収2000万円
の人間が大勢いるのだから。責任取らせるならどう考えたってそっちであるべきだ。
考えれば考えるほどひどい話だが、これこそ日本型雇用の真の姿である。
もう一つ付け加えるなら、上記のどこにも強欲経営者や資本階級なんて出てこない
ということだ。現在の雇用問題は上記のように単純に労働者間の分配機能が欠如して
いることが原因であり、規制緩和こそが唯一の特効薬だ。
必死になって連合のプロパガンダの片棒を担いでいる人間には、恥を知れと言いたい。
フォローすると、普通の会社でも同じことは既に発生していて、30代以降の定昇
が鈍るから自動的に給料は先輩よりも下がるはず。
40手前になって「あれ、なんか給料上がらないな」と気づくよりは、
最初から賃金制度を別物に切り替えて将来の賃金カーブを明示する日テレの方が、
愚直というか良心的ではある。
日本テレビの08年度以降の新人は賃金が別制度に切り替わり、
最大で3割近く低下 するとのこと。
1万円低くなるという話は一部メディアでも触れられていたが、諸手当を含めると
そんなものではすまないらしい。
ここには、日本型雇用の矛盾が全て顔を出す。
業績悪化、人件費原資の圧縮が必要。
↓
でも労組は大反対。リストラなんてもってのほか
↓
しょうがないから新人の賃下げで帳尻あわせ
いまだ就業経験もない無垢な新人たちは、先輩方を養うために3割も所得を献上
しているわけだ。
新人という組織で一番権限を持たない人間が組織中最大の
責任を負うというのは、どう考えたっておかしいだろう。
その一方で、ルーチンワークはすべて派遣にやらせてふんぞりかえる年収2000万円
の人間が大勢いるのだから。責任取らせるならどう考えたってそっちであるべきだ。
考えれば考えるほどひどい話だが、これこそ日本型雇用の真の姿である。
もう一つ付け加えるなら、上記のどこにも強欲経営者や資本階級なんて出てこない
ということだ。現在の雇用問題は上記のように単純に労働者間の分配機能が欠如して
いることが原因であり、規制緩和こそが唯一の特効薬だ。
必死になって連合のプロパガンダの片棒を担いでいる人間には、恥を知れと言いたい。
フォローすると、普通の会社でも同じことは既に発生していて、30代以降の定昇
が鈍るから自動的に給料は先輩よりも下がるはず。
40手前になって「あれ、なんか給料上がらないな」と気づくよりは、
最初から賃金制度を別物に切り替えて将来の賃金カーブを明示する日テレの方が、
愚直というか良心的ではある。
中高年は家や家族があるからリストラや賃金カットは世間から最大限の同情が当てられる一方、
まだ何も持ってない、選挙権も持っていない子供から未来に一人暮らしするする経済力を奪ったり、就職できなくても、誰も良心が痛まないんでしょう。
今は誰も痛みを感じないし、新卒で就職が適わなかった人間は「自己責任」で片付けられますから。
そう考えると、「痛みを伴う改革」は当然だったのに、今は改革の負の部分にばかりスポットライトを当てられて、昭和型の政治にとんぼ返りをしています。
国債がもうギリギリなのに、これ以上ばら撒いて、いったい誰が返すんでしょうか?
その真の目的は団塊の世代を飛ばす目的であったと主張する男がいたが、これはただしかっただろうか。
今回のブログを読むと、私は神風特別攻撃隊を思い出す。
あれも素人に飛行機の運転をさせて、体当たり攻撃をさせて、美事麗句をはやらせ、戦後も同じことをしている。違うだろう、することが。
多分この新しい賃金体系はすでにいろいろな会社で行われているだろう。
残るは公務員か?
しかし経済に理屈から考えるとこれは無理があるから、近いうちに日本、丸ごとつぶれる。私は丸ごとつぶれて、若い人が生物学的力で生き残ることに賛成である。
年寄りなど、年金も年金もこれ以上増やす必要はない。総枠を決めて、人口が多くなれば一人当たりの費用を少なくせよ。これ以外に解決策はない。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090704/plc0907041723004-n1.htm
さぞご満足でしょうよ。
なにより雇用を提供している点を見ると、
まだましなほうなのかもしれません。
こうしたニュースを見ていつも感じるのは、
我々の世代の就労の動機は「恐怖感」ではないか、
ということです。
雇用の条件は悪化する、雇用の椅子の数も減る、
ローンはデフレで重くなる、他方担保の住宅は資産デフレで軽くなる、こんな状況で新卒時に得た雇用を
失ったら一巻の終わりだという恐怖感が、
我々を超過労働に駆り立てているのではないか
ということです。
システム上、こうした恐怖感が政治に置き去りに
されることは理解していますが、やりきれない
感じは残りますね。
以上愚痴でした。
将来少ない年金、将来高い税金、今少ない給料。
若いというだけで3重に奪われる。
>規制緩和こそが唯一の特効薬だ。
論理が飛躍していると思われます。いきなり規制緩和では嫌がる人が多く、大混乱してしまうと予想されるからです。その辺が肝なのでしょう。巧く為されなければ、すべては実効性を持たないのではないのでしょうか?実効性を持たせることが重要なのです。
山口県出身の城さんは陸軍的で後先考えず強引なのでしょうか?城さんの深遠なるお考えをお聴かせ願いたいです。
例えば,
・住宅ローンが払えない人が出てくる。
・住宅が競売にかけられる。
・住宅価格、土地価格が大幅に下落する。(例:1/3~1/4)
・旧態依然で効率の悪い企業が倒産する。(例:GM)
・過剰/不必要な管理職が解雇される。
・過剰な工場や生産設備が処分される。
などなど。
こういう痛みなど誰も経験したくない。だけど問題を先送りにすれば
するほど傷はドンドン大きくなる。だからこその『痛みを伴う改革』
ではなかったのか?新しい産業を潰し,古い産業を保護し続けて、
いつまで日本は国際市場で戦い続けられるというのだろう。
一体いつになったら、老人というキリギリスは、若者というアリに
そのツケを払わせることを辞めるのだろう。
おっちゃんたちの不利益変更を可能にするほか公平さは担保されませんね。
東大文系の就職希望No.1はゴールドマンサックス、理系のNo.1はGoogleだそうです。
正直、規制緩和が無いならないでも、優秀層からの「逃散」と言う形で、逃れようも無く「実効性」が出てくるんじゃないですかね。
つまり、「実効性」を持たせるためには、奴隷に自分が奴隷であると、中高年~老年世代の為の生贄であると気づかせることが、アルファにしてオメガであると思います。後は奴隷が奴隷であることを辞めれば、寄生者は勝手に立ち枯れます。
城さんがやっているのは、そういうことではないでしょうか?「規制緩和」はむしろ、そういうハードランディング(日系企業総空洞化のような)を避けて中高年~老年も幸せになれる唯一の方策として示している、お情けと見るべきでしょう。