*ハッピーとラッキーのあいだ。

へぇ~、ふぅ~ん、と気軽に読める、カフェ風ブログをめざして。
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ap bank fes '06で、つながる想い。

2006-07-17 18:59:51 | JunCOlumn~感。
今日は、ap bank fes'06 の会場での様子を紹介します。


fesは、まず会場に入るときに、チケットをリストバンドと引き換える。
あれ、今年のリストバンドは去年のよりかわいくないなぁ、と思ったら、 「この素材はプラスチックを再利用して作られています。」との表記があった。
なるほどぉ、そのあたりも今年は改善したんだ。さっそく、エコ発見!

↑去年の分と比較。 下が今年の。かわいくないけど、地球にやさしい。

fesメインのライブは14時からなので、それまではフードエリアに並ぶ店で食事を楽しむもよし、エコライフを応援するグッズ販売の店を物色するもよし、エコ的取り組みを紹介するブースで勉強するもよし。思い思いに、でもどこか必ずエコ的な時間が過ごせる。

環境がテーマなfes
だけに、フードエリアにもエコ的工夫がいっぱい。
会場内で扱っているドリンクはペットボトルか、あとはリユースカップで販売される。紙コップは、なし。


そしてフードエリアに数カ所ある、いわゆるゴミ捨て場は「エコステーション」と名づけられ、リユースカップを回収すると共に、ゴミを10分別して回収している。


ちなみに、ap bank fes'06 での10分別は、こうです。

リサイクルできるもの:
●ペットボトル⇒繊維製品へ
●ペットボトルのキャップ/ラベル⇒RPF(Refuse Papaer & Plastic Fuel。古紙やプラスチックを原料とする、エコ的な固形燃料)
●スプーン/フォーク(木製だった)⇒RPFへ
●紙皿⇒紙製品へ
●わりばし⇒紙製品へ
●缶⇒缶や金属類へ
●生ゴミ⇒バイオマスエネルギーへ

リサイクルできないもの:
●燃えるゴミ
●燃えないゴミ
●危険物



もうこの分別を見ると、リサイクルできるもの/できないものという大別があって、ほとんどが有効活用できるものなんだってことがわかる。 だから、リサイクルできるもの、というよりか「リサイクルするもの」、ですよねぇ。
たしかにこれなら、もはやゴミ捨て場、ではない。まさにエコステーションぢゃんっ
エコステーションにはスタッフが複数名いて、ちゃんと分別をナビしてくれます。


14時から19時半におよぶライブ終了後にも、スタッフからはこんな呼びかけが。
「ゴミは自分のじゃなくても、気づいたら持ち帰りましょう!」
そんな呼びかけに応えて、「ゴミ、よぉ~し!」とまわりを確認しているカップルがいて、とってもかわいらしかった。
その甲斐あってか、ライブ終了後の会場も、フードエリアも、ゴミがホントに落ちてないっ! きれいッ
だいたい、もうこの会場に落ちているゴミといったら故意に捨てられたものではなくて、うっかり落ちてしまって気づかないもの。みんなの心がけがあったうえで、万一うっかりゴミを落としてしまっても、それを拾ってくれる人がいる。そのフォローの心のつながりが、温かいですよね。



↑ライブ終了後のフードエリアの様子。そこで、おもしろいものを見ました。


↑↑これ、ペットボトルが束ねられたもの 運びやすくこの形に圧縮するデカい機械があった。
エコステーションで回収したペットボトルはここに運ばれてきて、計量してから一定量ずつを、この形にまとめているそうです。
「これ、何キロあるんですか?」ときいたら、「ん~、今日は20キロくらいでやってるかな」と言ってた…。
そ、そんなにあるんだ
たまに、ラベルのはがしそびれがぴろ~んと顔を出していたのが、ちょっとむなしかった。


fes初日のライブ自体のことをいうと、やっぱり、忌野清志郎さんが聴けなかったのが残念だったな。
代わって桜井さんが歌ったのだけど(歌う本人もとても恐縮していたけど)、やっぱり忌野さんの曲は、どんなに桜井さんが上手に歌ってもやっぱり違うなぁ、と思った。
でも、桜井さんが気持ちを込めて歌った分、つねに頭のなかでは忌野さんの声で曲が聴けたから、不思議。
ソウルだね、きっとくやしい忌野さんと、なんとか届けたい桜井さんの。


2年目の qp bank fes は、そんな人とのつながりや環境とのつながりを感じる、ステキなすてきな一日でした。

来年も、絶対に行かなきゃっ