jump in the box

この小さな箱の中で飛んだり跳ねたりしてみます(笑)

星の世界

2005年06月29日 | 家族
昨夜帰宅すると同時にチーちゃんが玄関に飛び出してきた。
出迎えかと嬉しく思ったらそのまま外へ…(苦笑)

後からニパちゃんを抱いた嫁さんがついてくる
「夜、星を見るっていうのが宿題なんだって」

「パパ!早くこっち!」
チーちゃんに呼ばれて玄関を出る。
再び生ぬるく重い空気に包まれる。

物騒な世の中の弊害で
家の前の道路には街灯がある。
周囲も明るくてとてもじゃないが星を見る環境ではない。

「夏の三角ってどこ?」
どうやら今日授業で習ったらしい。

僕は脳みその奥から錆付いた天球儀を引っ張り出す。
季節は6月下旬、時刻を確認すると22:00
夏の大三角を中心に星座と星をパズルのように復元していく
カリカリカリカリ…
脳内HDDが必死で演算を開始する。

僕が星空と神話に夢中になったのは中学時代。
以前にも書いたけれど「星のローカス」という漫画の影響で
それはもう夢中になって夜空を眺めては天空を駆けた。

幸いにも僕の育った場所は山に囲まれていたけれど
空気が澄んでいて灯りも少なかったから
家の前の工場の広場に行くと数え切れないほどの星に出会えた。
オリオンの小三ツ星やプレアデスも六連星どころではないほど肉眼で見えた。

カリカリカリカリ…
当然ながら脳内に描かれた夜空は当時の記憶に基づいている。
眼前の夜空は決定的に星の数が足りない。

「はくちょう座のデネブ、わし座のアルタイル、こと座のベガだから…」
僕が言うとチーちゃんは驚いた様子で
「パパ!なんでそんなん知ってるん?」

カリカリカリカリ…
8月の空に大きく広がる大三角。
今の時期ならまだ天頂には至らず東の空にいるはずだ
時刻は22時だからそんなに低い位置にあるわけでもない。

チーちゃんと一緒に東の空を見上げる。
ビンゴ!
瞬く星が3つ。
「あったで、あれがデネブ、近くにいるのがベガ、ちょっと離れてアルタイル」
「わぁ!パパすごい!なんでわかるん?」

しかし驚いた。
一等星しか見えないのはわからなくもないが
その一等星すらかすんで揺れている。
大阪に星空は無い。

脳内に鮮明に蘇った星座を頼りに
東から南周りに頭を西に振る。
これが本当に夏の大三角ならば
天頂からやや西に傾いたところに春の一等星
うしかい座のアークチュルス、その先におとめ座スピカがあるはず…
チーちゃんも一緒に頭を振る。

ビンゴ!
「あった!あれがアークチュルスでその先がスピカだ!」
「うわぁ、すごい!なんで知ってるん?なぁ?」

もう自分の世界に入ってしまっている僕は
チーちゃんの質問一切無視して目を凝らす(笑)
南の空にさそりがいると思うんだけど…
ダメだおもいっきり街灯が邪魔。

しかし一等星ですらこの状態
これじゃ北斗七星や北極星を基点にして
星座の世界を天空に描いていく事はできやしない。

「飯田(僕の実家)行ったらもっと見れるん?」
あきらめ顔の僕にチーちゃんが聞く
「うん、もっといっぱい見られるで!行ったら一緒に見よか!」
「うん、絶対見る!」

玄関をあけてようやく家の中に入る。
「先生にな…」
「うん」
チーちゃんの背中に向けて話しかける
「『宿題は夏田舎に帰ってからします』って言うとき」
「うん、そうするわ」

エアコンの良く効いた居間
「お風呂行ける?」と嫁さんに訊ねる。
「うん、ちょっとぬるいかもよ」
「あぁ、その方がいいかも」

脳内の天球儀をそっと閉じた。
帰省したらまた引っ張り出してやるからな。

F1バトン

2005年06月28日 | F1
音楽、マンガに続いてはF1です。
まめ13さんちから勝手にバトン奪い取って来ました(笑)

■PCに入れているF1容量・・・ならぬ、壁紙やスクリーンセイバーに使っているF1モノは?
 自分で描いたイラストくらいかなぁ。
 こちらにチラリと

■今愛用しているF1グッズや、チェックしている番組・雑誌・PCサイトなど
 今は地上波のOAとASwebくらいでしょうか。
 昔は「F1グランプリ特集」(カワイちゃんの連載が好きだった)と
 「AUTOSPORT」は毎号買ってましたねぇ
 たまにバックナンバー見返すとカートやF3やFTのリザルトに
 まだ無名だった頃のドライバー名を見つけたりして楽しい(笑)

■最後に買ったF1グッズ
 鈴鹿詣でしてた頃はTyrrellのキャップは必ず買ってたくらいかなぁ
 Williamsのパラソルは軽くて大きくて今でも重宝してます(笑)

■特別な思い入れのある5人のドライバー
 5名に絞るのは本当に難しいんだけど…

 1.中嶋悟
  何をおいてもこの方抜きにF1は語れません。
  僕が本格的にF1見るきっかけになった方ですからね。
  89年オーストラリア雨のアデレードでの激走は今でも脳裏に焼きついてます。
  彼に関する本はほとんど全部持ってるんじゃないかなぁ…
  彼が若い頃走りを磨いた峠が実家の近所なんだよね。

 2.ジャン・アレジ
  言わずと知れたゴクミの旦那(笑)
  個人的には最後のフェラーリドライバーだと思っている。
  古き良き時代の匂いを持ってたんだよなぁ。
  90年アメリカGPでセナの駆るマクラーレンホンダのV12を
  非力なティレルフォードV8でインからアウトから仕掛ける様はすごかった!

 3.ナイジェル・マンセル
  苦労して苦労して苦労して掴んだF1のシートだもん。
  サーキットで思いっきり暴れる姿は爽快でした。
  いろんな伝説を残したホンモノのF1ドライバー。

 4.佐藤琢磨
  現在のF1において最もワクワクさせてくれるドライバー。
  英国F3チャンピオン、マカオウィナーと日本人とは思えない立派な実績。
  本当の意味での日本人最初のF1ドライバーかもしれない。
  最近ちょっと大人しいぞ。

 5.アイルトン・セナ
  未だに僕はこの人のイラストを描くことができないでいる。
  あまりにも偉大であまりにも哀しいから…
  89年の鈴鹿、プロストとのシケインで接触したレースの
  オンボード映像だけのビデオは僕の宝物です。
  
■バトンを渡す5人
  ではジェンソンに(お約束 笑)
  
  特に指定はいたしませんので
  欲しい方はバトン持って行ってくださいな。

日曜日は網の中

2005年06月27日 | 家族
「今日もバレーボールあんねんで」
チーちゃん(長女 小4)は朝からハイテンション。
どうやら先日からの女子バレーボールワールドグランプリにハマっている様子。

「全く、応援するのはええねんけど怒ったり叫んだり…誰に似たんだか」
嫁さんがチラとこちらを見る(苦笑)

午前中は嫁さんの実家の暑中見舞いを作ったりしてまったり過ごす。
お昼はラーメン。
友人から送っていただいた蒲鉾を乗せて食べた。
この蒲鉾がめちゃ美味!
普段蒲鉾をあまり食べないチーちゃんが奪い合うように食べていた!

特別予定が無かったんでそのまま昼寝でもしようかと思ったら
チーちゃんが「虫取りに連れて行け!」とやたらうるさい。
虫嫌いなのに何でだろうと思って聞いてみると
ニパちゃん(次女 1歳8ヶ月)のためにちょうちょを採ってあげたいんだと。

そういう理由なら仕方ないと
怠けモードにあった体を持ち上げて準備をする。
時刻は14:00すぎ外はうだるような暑さ。

短パンに半そでシャツ麦藁帽子に捕虫網という
まるで夏休みの少年スタイルの僕(笑)
チーちゃんはブルーのワンピースにサンダル
ニパちゃんは赤の上下にサンダルと首に日よけのガーゼを巻く。
虫よけスプレーをふって準備完了。

ちょっとホッとした表情の嫁さんに見送られて家を出る。
いきなりジリジリとした陽射しに腕を刺される。
アスファルトにクッキリと大中小の影を落としながら
まずは近くの小さな神社へ。

蝉でもいるかと思ったけれどまだその時期ではないようだ。
お目当ての蝶もいないので別の公園に向かう事にした。

住宅街の狭い路地を歩きながらチーちゃんはバレーボールの話。
右腕を大きく回してアタックの真似をしている。
ニパちゃんは首から虫かごぶら下げてスタスタ歩く。

すると目の前にヒラヒラと蝶が舞う。
すかさずチーちゃんは僕から捕虫網を奪い取ると
バレーボールのアタッカーさながらにオーバーハンドで網を振り下ろす
奇跡が起きた(笑)

この暑さにやられたのか
ゆらゆらと力なくふらついていた蝶はスッポリとチーちゃんの網の中に納まった。
「やったー!採れた!採れたで!パパ!」
「うそ…ありえねぇ」(笑)
ニパちゃんも興奮気味に網を覗き込む。

100円ショップで買ったちゃちな網の中では
蝶というよりは蛾と呼ぶのがふさわしい昆虫がジタバタしていた。
チーちゃんは恐々ながらも網の上から羽をつまみ
ニパちゃんの虫かごの中に蝶を入れた。
真白い網にりんぷんの跡が残った。

そのまま嫁さんの実家の脇を抜け
細い路地を進んで一段低い住宅地に坂道を下る。
途中アゲハなど目の前を横切るも
チーちゃんのアタックはことごとく空振り。
このままじゃとてもじゃないが全日本には入れない(笑)

水田の広がるところまで下りてくる。
まっすぐ行けば川に出られるが進路を右にとって
チーちゃんの通うそろばん教室の前を通る。
左手には田植えを終えたばかりの水田が広がっていて
遠くには高速道路の高架と鉄塔が並んでいる。

突き当たりを再度右へ
するといつもお散歩に来るおなじみの公園にぶつかる。
ニパちゃんは楽しそうに歩いているけれど顔が真っ赤だ。
自販機でジュースを買っていつもの藤棚のベンチで休憩。

コクコクと喉を鳴らすニパちゃんの麦藁帽子を脱がすと
汗びっしょりで髪の毛が濡れている。
ハンカチで汗をぬぐってあげていると
ジュースから口を離して「ぷはぁー」

バッタを追いかけたり滑り台で遊んだり
カゴの中の蝶もおとなしくなるほどの暑さ。
頃合を見て帰宅する。
少し日陰になった坂道をゆっくり上っていく。

「ただいまぁ~!」
「まぁ」
チーちゃんとニパちゃんが家に駆け込む。
嫁さんが風呂を沸かしていてくれたので
行水がてら3人で入る。

水を沢山入れて思いっきりぬるめの風呂にして
頭からざぶざぶとお湯をかけて娘達を洗う
交代で娘達にお湯をかけてもらう。
すっかり遊びモードでいたら嫁さんに怒られてしぶしぶ出る(爆)

流石にくたくたで3人とも風呂上りのまま眠ってしまった。

夕飯ができたと起こされたのは7時前。
テレビを消そうとしたらチーちゃんにバレー見ていいかと聞かれOKを出す。
週に一度だけ家族で囲む夕げの時間。
バレーはやっているけれどそれより会話の方が多い。
NEWSの時間には興味が無いようで
チーちゃんは一週間の出来事をずっとしゃべっている(笑)

ついこの間まで
メグだカナだプリンセスだ騒いでいたと思ったら
今度はカオル姫ですか…
まったくこのテレビ局はどうしようもないな。
対戦相手にも失礼だと思うんだけどなぁ。

まぁ、確かにカオル姫は可愛いけど(笑)
でも僕は断然高橋みゆき様萌え♪

夕飯が終わるとゲームは白熱していて
日本はブラジル相手に非常にいいゲームをしている
「がんばれー!そこだ!あぁ…行け!行けー!」
チーちゃんのボルテージ上がりっぱなし。
そういえばついこの間同じ日本-ブラジル戦で
チーちゃんの親も似たような状態だったわけだが…(爆)

そのうち立ち上がったチーちゃんが
部屋の中でアタックを繰り返すようになる(笑)

ダダダ タンッ ぶんドスン。
「こう?パパ見て見て」
軽く助走してジャンプしてアタック!
しかし前に飛ぶから高度が出なくて
着地とスイングが同時になる(笑)
これでは間違いなくネットに激突する(爆)

まぁ、カタチはサマにはなっていないけれど
気持ちは良くわかる(爆)

チーちゃんはしばらくバレーそっちのけで
自分のフォームチェックに余念が無い。
「どうやってアタックしてるかテレビよく見てみ」
息を弾ませるチーちゃんがテレビに見入る。

ちょうど我らが高橋みゆき様のスパイクが決まる。

「あ!」
チーちゃん何かに気付いたようだ。

「今のままのやり方やったら…ワタシが網にかかってしまうわ!」

次はマンガかよっ!(笑)

2005年06月25日 | 生活
またもやsatoさんからバトンをいただきました。
「Comical Baton」
今度はマンガだぁ!
やったぁ!得意分野だぁ!
と小躍りしながらネタくってたんですけど
そこでハタと気付いてしまった。

僕って実はそんなにマンガに詳しくないって事に…(汗)

昔から絵を描くのが好きで
ヒマさえあればチラシの裏に落書きをしていた。
今でもそのクセは変わらなくて(オイオイ 笑)
いつも娘と紙の奪い合いになる。

本気で漫画家を目指していた時期もあって
高校時代は漫画研究同好会に所属。
年に一度、文化祭で発行する同人誌に描いたり
雑誌の新人賞に応募したり
わりと正しい漫画少年だった(笑)

なので漫画は大好きでよく読んでいたのだけれど
かなりの雑食で好きな作品も作家もあるのだけれど
どっぷりのめり込むというような事はなくて
オタクになりきれないまま大人になってしまった。

これは自分の中で誇りでもあり後悔でもある。

そんなわけでこのお題はとっても書きたいんだけれど
実は書くのにものすごく躊躇してしまうところもある。
他人がどうこうではなくて
自分の中にある様々なモヤモヤを目覚めさせてしまうからだ。

映画でも小説でも漫画でも音楽でも
どうやら僕は強烈な思い入れを持つ事ができないのかも知れない。
これは明らかに欠点なのだが…(笑)

大好きなんだけどどこか冷めていて
見たり聴いたり読んだりしているうちに
自分でやりたくなってきてしまうのだ(アホ 笑)
かといって実際には何もしないんだが…

と、言い訳をしつつ行きまっせ(爆)

■今あるマンガの冊数
 収集癖もない僕はあんまり買う事もしない。
 まぁ、これは経済的な理由が大きいのだけれど(爆)
 なので50冊あるかないか。

■今一番読んでるマンガ
 無いかも(苦笑)
 車通勤になって本当に読まなくなったなぁ… 

■最後に買ったマンガ
 何だっけ…単行本なんてもう何年も買ってないかも…
 雑誌なら買ってるんだけど…
 ここには書けない(爆)

■よく読み返す、または特別な思い入れのある5冊

 1.「軽井沢シンドローム」たがみよしひさ
  僕の原点です。
  恋愛感も台詞回しもエロも全部ここから学んだような気がする。
  だからこんなに歪んでしまったのか(爆)

 2.「星のローカス」小山田いく
  中学の頃はこれ読んで星と神話にどっぷりはまった。
  イラストレーター目指して恋と友情と将来に悩む
  内気な主人公に自分を重ねて読んでいた。
  もちろんその主人公ほどモテたわけではない(笑)

  ちなみにたがみよしひさ氏は小山田いく氏の実弟。

 3.「The Spirit of Wonder」鶴田謙二
  この人の絵がめちゃめちゃ好き!
  自分には絶対描けないから余計に憧れる(笑)
  何でこんなに寡作なんだろー。
  チャイナさんのむちむちさ加減もめちゃツボ!(爆)

 4.「みんなで卒業をうたおう」紡木たく
  放課後の漫研部室で読んだ。
  「あ、jumpさんいた!」と
  鉄製の扉をガシャンと開けて入ってくる後輩の女の子。
  小さな窓から西日が差し込む暑い部室
  黄色いペンキのはげた木製の大きなテーブル
  その子は決まって僕の真正面に座って
  「今日は何読んでるんですか?」と目を丸くして聞いてくる。
  僕が顔をあげると漫画の中と同じ顔した少女が微笑んでいる。
  彼女にとってのぼくは石川なっちゃんに見えていたかどうかは疑問だけれど(笑)   

 5.「るんるんカンパニー」とり・みき
  「愛のさかあがり」「遠くに行きたい」「山の音」などオトナ風味の作品もいいんだけど
  やっぱこの不条理ギャグがこの方の真骨頂だと思うんだよね。
  かつて週刊少年チャンピオンで当時「すくらっぷぶっく」連載中だった小山田いく氏との
  コマの内外問わないバトルは面白かった(笑)
  っつーか、僕はチャンピオン少年だったんだよなぁ。
  アンチジャンプだったはずなのに…(笑)

■バトンを渡す人
 さぁ、これだ。
 今ならまだ間に合うだろう。

 ってことで
 間違いなく面白いエントリが読めそうなこの方々にバトンをお渡しします。
 真★SPIRIT!の×さん
 よもよもダイアリィのよもださん
 よろしくね!

噂の「Musical Baton」に乗ってみました

2005年06月23日 | 生活
そんなわけで…
調子に乗ってsatoさんから受け取ってしまったこのバトン。
とても音楽を語れるほどの知識も薀蓄も無いので
ほとほと困ってしまったのですが…(笑)
■Total volume of music files on my computer (コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)
  177MB
  これ会社のPCの音楽ファイルの容量なんです。

■Song playing right now (今聞いている曲)
  会社なので聞いてないっす。

■The last CD I bought (最後に買った CD)
  「初花凜々」SINGER SONGER

■Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me (よく聞く、または特別な思い入れのある 5 曲)
  さてこれだ。
  ね?
  困っちゃったんだよねぇ~
  思い入れのある5曲なんて真剣に選び出すとキリが無い。
  そこで、ヒネクレものの僕は「最近よく口ずさむ5曲」を選んでお茶を濁す事にした。

  で、いろいろ考えてみるとコレってその時々の精神状態だとか
  悩みだとか考えてる事なんかが案外ストレートに反映されているような気がしたんだけど。
  いかがでしょう?

  1.「ばらの花」くるり
   今の時期にぴったり!くるりの名曲中の名曲。
   梅雨時の朝のちょっと重い気分の時に。
    
    愛のばら掲げて遠回りしてまた転んで
    相づち打つよ君の弱さを探すために
    
    安心な僕らは旅に出ようぜ
    思い切り泣いたり笑ったりしようぜ
    僕らお互い弱虫すぎて
    踏み込めないまま朝を迎える

  2.「初花凜々」SINGER SONGER
   coccoちゃんがめちゃキュート!PVも面白いし(笑)
   何故かはだしになりたくなるんだよなぁ

    遠い でも きらり
    会いたいなぁ

    ハロー ハロー
    この両の手
    ハロー ハロー
    遥か 行くよ

  3.「君の街まで」ASIAN KUNG-FU GENERATION
   最近ちょこちょこ聴くようになったアジカン。
   何となく前向きな時、何かやる気になってる時に口から出る。

    切なさだけで 悲しみだけで    
    君の街まで飛べればいいのにな

    隣にいる冴えない君もいつかは
    誰かを救う明日の羽になるかな
    輝く向こうの先までは飛べないけど
    羽ばたいてる間は消えないから
  
  4.「タイガー&ドラゴン」クレイジーケンバンド
   いわずと知れたドラマの主題歌ですから
   金曜日になると朝からずっとこの曲がぐるぐるぐるぐるぐるぐる(笑)

    俺の
    俺の
    俺の話を聞け!
    2分だけでもいい
    お前だけに本当の事を話すから

  5.「大正製薬 アイリスネオCMソング」濱田理恵(Darie)
   出演している勝村美香ちゃんが目をパチクリするのが気になってしまって
   単に目が疲れているだけなのか?(爆)

    ひとりで残業パソコン使いすぎの目♪

   あ、今のところピントフリーズ現象はないかも(笑)

■Five people to whom I'm passing the baton (バトンを渡す 5 名)
  問題はこれだなぁ。
  音楽に詳しい方はもちろんですが
  食う軍関係にも回ってるようですし…

  ということで
  やってみたい方は勝手にTBしてくださいな(爆)
  TBいただいた方にバトンをお渡しするということで…

  ダメ?(笑)

次なる試練は…

2005年06月23日 | サッカー
フットボールの神様は
いよいよ大黒の事が気に入ったようだ。

W杯アジア地区最終予選
北朝鮮戦でのゴールで神に見初められ
早速にコンフェデレーションカップで課題を与えられた。
しかしそれを難なくクリアして見せた。

メキシコ戦 22分
ギリシア戦 25分
ブラジル戦 45分
3試合で92分の出場ながら2得点。

後半の相手の動きが落ちてからとはいえ
きちんと結果を残したのだから文句のつけようがない。

大黒の良さはゴールに向かう姿勢であったり
FWとしての意識の高さだと言われているが
それは間違いではないが全てではない。
僕は大黒がFWとして結果を残せる原因は
別のところにあると見ている。

実は大黒は基本的なプレーが上手い。
もちろん代表クラスの選手はみんな上手いに決まっているが
大黒はその中でもかなり上手い。

サッカーの基本的なプレー
「ボールを止める」「正確に蹴る」
この2つを実に確実にこなす事ができている。

俊輔やヒデや小野が世界で通用するのも
実はその基本のプレーが上手いからなのだ。

左サイドに開いた俊輔はロングフィードをピタリと難なく自分の足元に納める。
至近距離の強いグラウンダーのパスをヒデは確実に自分のモノにする。
相手との競り合いで浮いたボールを小野はいとも簡単に止めてしまう。

そしてそこから俊輔は左足でヒデはスルーパスを小野は柔らかいボールを
非常に正確に蹴るのだ。

他の選手に比べて彼らが頭一つ抜けて見えるのは
実は注目されている才能だけではなく
自分のプレーに持ち込むまでに違いがあるのだ。

小笠原もアレックスも才能も輝く武器も持っている
なのに不発に終わってしまう。
実はそこに原因があるのではないか?

そして大黒は俊輔やヒデや小野のように
トラップが上手くボールを正確に蹴る事ができるのだ。

ディフェンスラインの裏を狙う動きは柳沢の方が上手いかもしれない。
突破するスピードはあきらかに玉田の方が速い。
フィジカルのぶつかり合いなら隆行にはかなわない。
高さで高原に勝てるとは到底思えない。
それでも大黒がゴールを向けるのは
ボールを受けた時に確実に自分のモノにできるからなのだ。

実際、大黒がトラップミスするシーンは
他のFWより圧倒的に少ない。

最初のワントラップで
次のプレーに移れる位置にボールを置ける。
その自信があるからこそ思い切ってゴールに振り向いたり
ドリブルで切れ込んだり
あるいはシュートを放つ事ができるのではないだろうか。
単なる積極性だけではボールは言う事を聞いてくれない。

更に大黒のキックはかなり正確だ。
サイドに開いた時のクロス(ブラジル戦の俊輔への惜しいクロスなど)
が実に正確でいいところに蹴ってくる。
ポストプレーをした後のバックパスもかなり正確だ。
シュートも枠に飛ぶ確率はおそらく現FW陣の中ではトップではないだろうか。
何よりブラジル戦の同点ゴールにしたって
ポストに跳ね返ったボールを正確にボレーで叩き込んでいる!

どんな状況でもボールを自分のコントロール下に置ける。
そんな自信があるからこそブラジル相手に
「走ったら僕らの方が速かったし、そんなメチャメチャ差はないと思う」
と言い切れるのではないか。

ゴールへの執念や積極性が強調されるが
そこには練習に裏打ちされた確かな技術があるという事を
フットボールの神様は見抜いているに違いない。

世界デビューは無事に果たした。

帰国後のマスコミ大フィーバー
海外移籍のオファー
Jリーグの得点王争い
神は次々と試練を与えてくるだろう。

プレーから派生する試練を大黒がどう乗り越えるのか
神様はきっと楽しみに見ているに違いない。

世界への扉

2005年06月23日 | サッカー
コンフェデレーション杯
今朝の日本-ブラジル戦。
結果は2-2の引き分けで共に勝ち点4
得失点差で日本はグループ3位となり
決勝トーナメント進出を逃した。

非常に惜しい戦いだった。
試合開始直後のカジくん幻のゴール。
レフェリーの判定はいつもどちらかにとって不条理なものだけれど
今朝に限っては試合を面白くする意味でもゴールにすべきではなかったか?(笑)

冗談はさておき。

俊輔と大黒のゴールで追いついたのだけれど
悔しいかな現実はそこまでだった。

日本の戦いぶりは大いに評価できるし
最後まで本気のブラジルと互角に渡り合った事は
胸を張っていいと思う。

しかし、それでは世界では勝てないのだ。

何度も言うが
今大会ほど「決定力」が重要だった大会は無い。
メキシコ戦であと1点取っていたら
ギリシア戦で2点決めるべきゴールを決めていたら
その時点で日本は堂々の2位通過ができた事になる。

「たられば」「結果論」に意味の無い事は重々承知している。
しかしこれが現実なのだ。

ゴール前フリーで得点ができない。
打っても打っても枠に飛ばない。
シュートチャンスでパスを回す。
それで逃した得点が全て結果として現れた。

大黒の活躍は素晴らしいけれど
その大黒だけを目立たせてしまっているのは
何を隠そうその他のFW陣なのだ。
悔しがれ
もっと悔しがって
練習して
再び輝きを取り戻せ。
まだ1年あるんだ!

さて、
今朝の試合の功労者は
俊輔でも大黒でもヒデでもない
僕は福西だと思っている。

ヒデが上がり目のポジションを取る事を前提に
しっかりとバランスを取っていたし
何度ピンチの芽を摘んだことか!
非常に落ち着いていて
一番周囲が見えていたのも福西だ。

中盤の底を上げ
効果的なタテパスを通し
あるいは左右に振り分ける
かと思えば華麗なドリブルで相手を交わす。
そして気付けばゴール前にいてシュートを狙う。

このコンフェデで最も頼りになる男だった。

結果はとても残念で悔しくて仕方ないのだけれど
ようやく世界への扉に手がかかったような気がする。
そんな可能性を感じさせてくれた今大会の集大成が
今朝のブラジル戦だったように思えてならない。

だとすれば引き分け得失点差の敗退は
まさに日本代表の置かれた現状そのもの。

後は1年かけてこの重い扉を開くのみ。

今日は心から日本代表に拍手を送りたい。

決戦の時来る。

2005年06月22日 | サッカー
 -----------------------------------------
        【【 作戦発動 】】

   発:kawakero司令
   宛:食う軍各隊員
  
   場所:ドイツ/ケルン
   目標:ブラジル
   時間:2005/06/22 27:45(日本時間)
   作戦名:ジーコオブリガード
   地上波:フジテレビ系列
   衛星波:-
  -----------------------------------------

 地上波/解説:清水秀彦、風間八宏/実況:佐野瑞樹
 衛星波/-


決戦の時来る。
今こそ我々日本の力を見せるときだ!

この試合でのパフォーマンスは
世界的にも注目集めるだろうから
海外移籍狙う選手は是非とも張り切っていただきたい!

マイアミの奇跡同様
キーとなるのはヨシカツだろう。
ここ数試合見てるとやや不安が残るんだけど
大一番でこそ「当たり」まくるのもヨシカツだ。

ディフェンスで中澤がいないのはやっぱり痛い。
しかしそこは組織力で守りきって欲しい。
ツネ!そのクールな頭脳の見せどころだ!

中盤は日本最大の武器。
球離れを良くして
思う存分走り回れ!

「決定力」
玉柳コンビはもうそこだけ意識すればいいよ。
動き出しとスピードなら決して負けないはずだ。
大黒はどこで出てきても1点奪おうぜ!

両サイド
カジくん、本当に評価されるのはこの試合の出来だと思え
サントス、セレソンが惜しい事した!と思うような活躍を見せろ!

明日の朝
日本中が歓喜の渦に包まれているはずだ。


「ユーラシア決戦」から見えたものそれは…

2005年06月20日 | サッカー
おそらく多くの方が読んでおられるであろうスポーツナビのコラム

今回ギリシア戦のコラムにおいて彼は自ら気付かぬ内に
新たなる世界でへと歩を進めてしまったようだ。


■ギリシア戦前夜

彼はフランクフルトで欧州チャンピオンサポーターと再開する前夜
ケルンにてこんな行動を取っている。
「今回のコンフェデ杯で図らずも実現した「ユーラシア決戦」。しかし、気力、戦力、共に充実したギリシャは、どう考えても日本にとっては難敵である。そんなわけで昨夜、私はケルンのエスニック街でギリシャ料理を食した。」
1年前、灼熱のアテネの地でガーナとの対戦を控えた五輪代表を前に
我々が抱いたのと同じ感情が彼の中に芽生えそれを行動に移してしまった事は
おそらく偶然ではなく必然だったと言えよう。
しかも今回の対戦相手が五輪開催地のギリシアであったのも偶然と呼ぶには惜しい事実だ。


■その戦いぶりはまさに「世界モード」

「本当はパスタが食べたかったようだが「明日はギリシャ戦ですから、ここはひとつ願掛けのつもりで……」と、やや強引にお誘いした。」
我々ですら家族や周囲を巻き込むのにためらわれるというのに
彼の行動はその領域をはるかに超えている。
しかもソーセージとビールの本場ドイツの地でわざわざギリシア料理を食おうなどと
一体どれほどの記者やサポーターが考えつくのだろう?
「結局のところ、私が代表のためにできることは、それくらいしかない。」
そうなのだ。
彼がやや自嘲気味に語るこの言葉の中にこそ真実が存在しているのだ。


■いよいよ本当の決戦を前に

我々も戦った彼も戦った。
そして日本代表は勝った。
大切なのは行動を起こしたという事実なのである。
晴れて彼は我らが「食う軍」の入隊資格を自力で確保したのだ。
世界の最前線で代表を追いかける男の決意である。
これほど心強い応援があるだろうか?
最後に彼はコラムをこう締めくくっている。
「ではさっそく、ニュルンベルクでシュラスコ(ブラジル風牛肉の串刺し)が食える店を探してみます。」
彼が世界の片隅でスーパーに入り商品を手にとり
原産国を確認するようになるのにそう時間はかからないはずだ。

僕は遠くドイツまで繋がる青い空を眺めながらマウスを操作するのだった。
彼の名は「宇都宮徹壱」という。


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そんなわけで
宇都宮氏を「食う軍」に勧誘してみてはいかがでしょうか?

宇都宮氏の公式サイト


マイアミアゲイン

2005年06月20日 | サッカー
コンフェデレーション杯
日本-ギリシア
勝たねばならない試合。
大黒のゴールで勝ち点3をもぎ取った。
そのこと自体はとても素晴らしいし
結果を出したという点では及第点だろう。

しかし
やっぱりまたこのキーワードが
せっかくの勝利の味を薄いものにする。
「決定力」

1-0の勝利で得失点差は0
前半の玉田、柳沢コンビで最低1点は取っておくべきだったのだ。
1位通過確実と思われていたブラジルがメキシコに敗れた事で
大黒の劇的なゴールで浮かれている場合ではなくなってしまった。

正直言って昨日のゲームは3-0でもおかしくない展開だった。
「点は取れる時に取っておく」
いつも言われる事だがこれがいつもできない。

次戦ブラジル戦は勝利以外に決勝トーナメント進出はない。
仮にギリシア戦で3-0で勝てていれば
得失点差は2で並び総得点で
ブラジル戦は引き分けでも2位通過が可能だったのだ。

ブラジル相手に勝たねばならない試合と
引き分けに持ち込めばいい試合
どちらの確率が高いかは明白だ。

確かに昨日のギリシア戦では
玉田も柳沢も精力的に動きいい働きをした。
それは認める。
しかし決めなければいけないところで決められなかった。
その責任は非常に重い。

玉柳コンビはしっかり反省して
ブラジル戦で結果を見せて欲しい。

ブラジル戦は勝利しかないのだから
開き直って思い切り行く事ができるはず。

マイアミの奇跡よ再び!