中学生になる君へ。
今日は「いじめ」というお話をします。
「いじめ」。
強いものが弱いものを攻撃する。
集団で個人を攻撃する。
暴力。
言葉。
無視。
お父さんが子供の頃も「いじめ」はありました。
そして、今テレビで流れるニュースも「いじめ」についてです。
あってはならないことの1つなのに、
残念ながら無くなりません。
これを読むであろう少し未来でも無くならないでしょう。
お父さんが小さい頃の記憶をさかのぼると、
中学生時代、小学生時代をこえ、幼稚園時代の記憶まで行き着きます。
そして必ずある古い記憶までたどり着きます。
その記憶はこのような場面です。
小さなアパートに住んでいました。
同じアパートに住むお友達(女の子)と一緒に、
同じアパートに住むお友達(男の子)の家に遊びに行きます。
何か小さなオモチャで遊ぶのですが、
お友達(男の子)がこう言うのです、
「おまえはさわっちゃだめだよ」
仲間はずれにされてとても悲しい気持ちになりました。
「いじめられた記憶」
1番古い記憶がこれだと悲しいので、
もっと古い記憶を何度も探したのですが、
やっぱりその記憶までしかさかのぼれません。
「いじめ」という記憶は、それだけ心の中に深く刻まれるのでしょう。
もう1つ忘れられない記憶があります。
それはお父さんが中学生の時のことです。
クラスに1人の女の子の転校生がやってきました。
その女の子は(理由は覚えていませんが)みんなからいじめられていました。
その女の子に対して「ばい菌がうつる」と言って触れないといった行動だったと思います。
何回か目の席替えの時に、その女の子の隣の席になったのですが、
自分も同じようにその女の子に対していじめ(無視)をしてしまいました。
「いじめた記憶」
いじめられた記憶ほど鮮明では無い記憶、
おそらくいじめている全員がそうなのかもしれません。
でもいじめられた側は心の中に深く刻まれていることでしょう。
もう会うことは出来ませんが、
「あの時は、本当にごめんなさい」
おそらくずっとずっとこの2つの記憶は忘れないでしょう。
「いじめ」
もしかするとそのような場面がくるかもしれません。
その時は行動する前に考えてください。
「それは人間として正しいことなのか」ということを。
そして、誰でもいいので相談してください。
1人で抱える必要は絶対ないのです。
以上。
(今日のひとりごと)
2012年の野球は、巨人がとても強く、圧勝で優勝しました。お父さんの好きな広島カープはもう何十年も優勝していません。君が中学生になる頃には優勝しているかな?そうだと嬉しいけど。お父さんの時代にはたくさんの素晴らしい選手がいました。思い出すのは「掛布雅之」「江川卓」「野茂英雄」「松井秀喜」「イチロー」などなど。本当に良い時代に生まれたなと喜んでいます。君はどこのチームのファンになっていることでしょう。2人で野球の話が出来ると嬉しいです(もしかすると野球では無く、サッカーに興味があるかもしれませんが)。