ブログでいつも寒い、寒いといいながら、こう毎日零下の気温が続くともう、体も慣れてきたような気がします。昼間の気温が３度、４度でもあまり寒いと感じなくなってきて…。それでも江原道のほうはマイナス18度なんて聞くとゾッとしますね。道行く人も寒そうです。清渓川にはサンタが登場し、郵便局では年賀カードが並んでいるのを見ると、年末だなあと思いつつ、今日は映画を見に行きました。最近公開されたばかりの「スチール・レイン（鋼鉄の雨）」という、ネット連載マンガ（ウェブトゥーン）が原作だそうです。近未来、朝鮮半島に核戦争の危機が訪れます。きっかけは北朝鮮内部でクーデターが起きて、最高権力者が瀕死の重傷を負いながら、特殊部隊員に助けられて韓国に逃れる。そこへクーデター勢力が執拗に追いかけて最高権力者を殺そうとするのを青瓦台の外交安保責任者が特殊部隊員に協力して助け出します。そのころ実権を握ったクーデター勢力が世界に宣戦布告をして、ついに核ミサイルが日本上空に発射されますが、これはアメリカに向けた脅しの段階。そのころアメリカは平壌への核攻撃態勢を整え、韓国では次期大統領が最後まで反対を続ける。クーデター勢力が攻撃を開始する直前に特殊部隊員の決死の活動でリーダーが除去されて、核戦争の危険が回避されるという、ずいぶんリアルで、今の情勢を生々しく盛り込んだ内容で手に汗握る緊迫した２時間でした。こういう作品がすぐに作れてしまうのが韓国映画のすごいところですね。次回は27日公開予定の「1987」。1987年の民主化運動をリアルの描いたものだそうです。それにしても早朝割引5000ウォンは安いですね！