ソウルの空の下

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今日は大みそか(雪がしんしんと)

2010-12-31 11:13:40 | インポート

Photo とうとう今年も最後の日となりました。この一年はどんな年でしたでしょうか。世の中は気の重いことも多かったですが、新しい年は健康で、何かいいことが一つでもあればと願うばかりです。今日、京都市内は朝から雪が降って、どうも積もりそうな気配ですね。市内の中心部ではこれが初雪になるのではないでしょうか?部屋を暖かくして、熱燗をキューっと…したいところですが、こんな日もお仕事をしなくてはならない方は本当にごくろうさまです。以前、アルバイトで神社の初もうで警備などをしたことがありますが、大みそかの深夜の冷え込みはそれはそれは厳しいものがありました。来年はウサギ年ということで、韓国のキャラクター、テジトッキ(ブタうさぎ)をのせましたが、真っ白な雪の中では、何だかわからないかもしれません。二兎を追うものは一兎も得ずなどということわざもありますから、確実に何かひとつ良いことを追い求めることにいたしましょう。では、皆さま「セへ ポンマニ パドゥセヨ」…。


大雪の朝

2010-12-28 09:35:48 | インポート

Photo といっても京都ではありません。今朝、ソウルは10cmほど雪が積もって交通マヒが心配されているそうです。先週、クリスマスの朝は気温が零下16度だったとか。やはり韓国の冬は厳しいですね。今更の話ですが…。それでもプサンあたりになるとソウルよりは6度くらい気温が高くて、日本と変わらないようです。冬の旅行は南の方がおススメ。でも全羅道では20センチも雪が積もったという話もありますから、場所を選ばなくてはなりませんね。最近韓国映画の新作をいくつか見ましたが、いずれも残忍な描写の連続で目をそむけたくなるものでした。今年の話題作だったチェ・ミンシク、イ・ビョンホンの「悪魔を見た」と、ウォンビンの「アジョシ」でしたが、これでもかと血しぶきが上り、執拗に刃物を体に突き立てて、挙句の果てに人間の首がポロリと切断されるような場面が、当たり前のことのように描かれるのはどうしてなのかと思います。B級ホラーというわけではなさそうですから。2年前に公開された「チェイサー」は実話に基づく連続女性殺人事件を扱っていましたが、やはり残忍さとグロテスクさに吐き気がするようでしたが、問題はこれらの作品が評判となって、たくさんの観客の支持を得たということではないでしょうか。刺激的な作品がもてはやされると次々と刺激度がエスカレートしていくのではないかと心配になります。恐怖や絶望を表すのは必ずしも露骨でストレートな表現でなくてもできるはずでしょうから。それが映画の味わいではないかとも思います。京都シネマで上映している「冬の小鳥」は幼い少女に訪れた苛酷な試練を、淡々と描いていて、アクの強い大作の後に見るとホッとするような映画でした。今年もあとわずか。皆さんは穏やかにお過ごしでしょうか。


ブルブル...

2010-12-18 11:54:06 | インポート

Photo ここ数日は本当に冬らしい冷えこみが続きますね。どうぞ、風邪などひきませんよう、ご注意ください。連日マイナス6-7度という、ソウルの寒さには及ばないかもしれませんが…。先日受講生の方が「朝鮮学校無償化除外反対アンソロジー」という冊子を持ってきてくださいました。政府の目玉政策のひとつでもあった、高校授業料の無償化が歓迎される中で、朝鮮高校に対しては適用する、しないで二転、三転したあげく、砲撃事件を理由に「除外」するという報道がされました。これに対して民族文化を継承しようとする学校を守ろうという切実な声が、小さな冊子の中にぎっしり盛り込まれています。韓国映画評論でも知られた四方田犬彦さんは、ハングルで書かれた短い文で、韓流が盛んになるにつれて中高年の女性を中心にして、言葉を学ぼうとする雰囲気が高まっているのに、自身のルーツに連なる言葉を学びたいという子どもたちの意欲や夢に冷水を浴びせるものと厳しく批判しているのが目にとまりました。最近のマスコミを見ると、金融機関の破たんにともなって、「全国13の朝鮮学校が差し押さえ」とか、「県と市から補助金の二重取り」といった記事を書きたてて、「除外」は当然というような世論を作ろうとしているように見えます。マスコミの集中砲火。これは冬の寒さ以上にお寒いことではないでしょうか。一人ひとりの考え方はいろいろあるかもしれないのに、ある方向に引っ張られていきそうな、危なさを感じるこの頃です。早く暖かい季節になってほしいですね…。


神戸食堂開店!?

2010-12-09 11:45:10 | インポート

Photo いよいよ本格的な寒さがやってくるようです。それでも零下圏のソウルや、凍死者を出したヨーロッパなどに比べれば日本は暖かいほうですよね。先日は鍋料理をご紹介しましたが、しばらく前から韓国では「神戸食堂」のカレー広告が目を引いていました。写真のようなポスターがバス停に貼られていたり、インターネットではストーリーのある映画の予告編のような動画が放映されたりしていました。「12月1日、神戸食堂がオープンします」というキャッチフレーズを見ると、カレー専門店が開店するのかともいわれて、あるサイトでは、新沙洞のカロスキルにOPENとも書いてありました。動画ではガンコ親父の経営する食堂で働く娘が、自分の味を作りだそうと奮闘するような筋で、日本映画にそんな作品があったのかと、映画マニアの人たちも首をかしげていたそうです。ところが、これは神戸にある業務用カレーを出しているMCCという会社が、韓国の毎日乳業という会社と提携して売り出した、新しいレトルトカレーの広告だったことがわかりました。いやぁ、ずいぶん手の込んだ宣伝で、お金もたくさんかかったのではないかと思いますが、理想の味を求めて奮闘する人々の姿が、日本の食文化を理解するのに一役買うことになるかもしれないと思えば、拍手したくもなります。最近は韓国のドラマや映画にも、料理人たちの活躍を描いたものが増えてきたところから、このCMはずいぶん人気を集めているようです。アツアツのカレーが、この冬ホットな話題となっているというお話しでした…。


こんな日はチゲ!

2010-12-02 18:37:35 | インポート

Photo いやぁ、朝晩めっきり冷え込んできましたねえ。こんな夜はアツアツのチゲを囲んでキュッといきたいものです。京都市内にも韓国料理店は数多くありますが、今日は市内中心部にあるいくつかのお店の自慢の鍋をカンタンにご紹介することにします。(詳しくはネット、または直接電話などでお確かめください)まず、阪急西院駅から東へ3分のところに「さらんばん」というお店があります。カムジャタンという鍋料理が自慢で、じゃがいもたっぷりの鍋にはダイナミックに豚の背骨がごろごろと入っています。この骨にくっついている肉をすすりとるように食べるのがポイントですね。10品料理付で2500円~(812-2121)次に、鴨川沿いの先斗町歌舞練場隣にある「こみょん」です。ここは宮中料理のメニューなどもありますが、鍋ものではタクハンマリ。韓国旅行する方はよくこの料理を探すようですが、本来は鶏丸ごと一羽という意味ですね。こみょんのものは文字通り一羽が鍋に入っています。3800円(255-4419)「韓杯房PURUDA」という店では韓国版納豆汁といえるチョングッチャンが食べられます。牛肉、海鮮、ホルモンなどが選べます。1700円(256-2377)「ベジテジや」といえば、サムギョプサル(豚の三枚肉を焼いた物)が有名ですが、プデチゲも冬にはおススメ。1960円(361-0129)京都駅周辺にもたくさんお店がありますね。「元祖ちぢみの王様」は気さくなご主人の太っ腹が魅力です。安くて美味しいと定評のある鍋料理もいろいろありますが、チゲの王様というのを知っていますか?実はキノコ鍋ですが、黒豆マッコリとともにお試しあれ。(672-6888)最近できたイオンモールKYOTOの4Fには「チェゴヤ」というお店があります。スントゥブチゲは辛いことで知られていますが、体が温まるのは間違いなし。900円(644-9070)京都タワーの方に行けば、元近鉄百貨店の所にできたヨドバシビル6Fの「チャンチ」は大阪の方にいくつもの支店があるそうです。チョリパン鍋という変わったメニューがありますが、OPENしたばかりでまだ食べたことがありません。どんなものでしょうね?1280円(353-8772)実は明日の夜は、一足早い送年会です!祇園の韓国料理店「イノネ」で、プデチゲを囲みながら、行く年くる年をやりますので、参加ご希望の方は連絡を!まだ間に合います!