ソウルの空の下

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JTBCのブックトーク

2017-05-12 23:23:07 | 日記

JTBCという放送局があります。総合放送といって、従来のKBS,MBCといった大手の放送局とは違って、新聞社などを背景に持つ放送局ですが、どちらかというと保守政権に近い立場を維持してきて、視聴率なども数パーセントほどの影響力が小さいメディアでした。ところがパク・クネ-チェ・スンシルゲート事件が持ち上がってから、一斉にその取材や報道に熱を入れて各社が競争するように取り上げるようになりましたが、中でもJTBCの報道は何度も事件の核心をつくようなスクープを発表し、捜査の進展と市民のキャンドル集会への影響などで一躍注目を浴びるようになりました。そのJTBCのファクト・チェックスタッフを中心に「弾劾、憲法でチェックする」という本が出版されて、放送でおなじみのスタッフが出演してトークショーを行いました。場所はホンデ入口に近いところにある「レッドビックスペース」という所で、小さな公演場という感じの所です。地下にあるので演劇公演なんかに似あうスペースですね。たまたまとなりにあったカフェのケーキがおいしそうだったので写真を。スペースの中は開始20分前ということでこんな感じです。一番前に座りました。実はこの放送局の看板番組である夜の「ニュースルーム」にアナウンサーとしてレギュラー出演しているアン・ナギョンさんという女性のファンなので、彼女に会いに行ったというのが本当の理由なのです!韓国の女性アナウンサーは美女が多いですが、彼女は知的でありながら、気さくな雰囲気と素朴さが残っていて、謙虚な姿勢も感じられる素敵な女性です。シャープでありながら、綾瀬はるかのような親しみを感じられるといいましょうか…。その人が3m前にいるという...左側4人がJTBCのスタッフたち。この番組を担当しているアンカーでもある報道責任者のソン・ソッキさんという人がJTBC変身の仕掛人と言われていますが、ここには来ていません。その人を評してアンさんが「油絵でなく、水彩画のようにいつの間にかまわりの人を自分の色に染めてしまう」と表現して同席したスタッフから「記録に残したい珠玉のような表現」と絶賛を浴びたり。人気者ですね。終わってからつい、本を買ってしまいました。で、帰り道を間違えてしまい、さんざん迷ってから仕方なくタクシーに乗りましたが、いやあ、ホンデあたりの夜の通りは迷路そのものですね~トホホ。