花が散って 椿？ 山茶花？

先月１６日と１８日に綴った つばき の花が散った。


椿と山茶花の違いは 花の散り方だと jokichi の記憶だったがネット検索してみると・・・
　花の散り方
　　椿　　　花びらがまとまって散る。
　　山茶花　花びらは一枚いちまいバラバラになって散る。
　葉の形状---鋸歯
　　椿　　　鋸歯が無い。
　　山茶花　鋸歯がある。
　葉の形状---葉脈
　　椿　　　透過光で見ると葉脈は透けて見える。
　　山茶花　透過光で見ると葉脈は黒く見える。
　子房
　　椿　　　子房に毛は無い。
　　山茶花　子房に毛がある。
など 色々とあった。中には全く逆の説明をしているサイトもあったが概はこのようだった。
　
ウチの花の場合は
　花の散り方

このようにバラバラにはならず まとまってポタリと落ちた。だから 椿 ？。

　
葉の形状は同じ大きさの ユキツバキ の葉と比べてみた。
上が 鉢植えのウチの花の葉。下が ユキツバキ の葉。
　葉脈は双方とも透けて見える。

　
　鋸歯も両方に見える。先端の尖り具合には違いはあるようだが決定的な物ではないようだ。

　
植物の分類で一番重点的に見られている 子房 はどうだろう。
最初の絵の右上に見える花の落ちた跡を採取して眺めてみた。
　
ルーペで見ると 柔らかそうな毛があるのが確認できた。

　
結局は 子房の毛 でこの樹は サザンカ と判断したがホントにそうなんだろうか？
ある程度のおおきさに育っているとその雰囲気で ツバキ と サザンカ の区別はつくが
挿し木苗のこんな小さなうちは区別は難しい。
今回 こだわって 子房の毛 まで観察できたのは小雪の冬のおかげだ。

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