午後の日射しが川の流れの沿って入ってきた。
砂防ダムからの水に 岩魚橋 が影を落とした。
薄緑色のこの橋は原生林の遊歩道に続く歩道橋だが今は渡れない。
十数年手入れされていない遊歩道は荒れ放題だ。
橋も木製の床板が朽ちてしまい数年前から閉鎖されている。
いいコースだったんだがもう二度と歩くことは出来ない。
直してもらいたいなあ・・・などと思いながら下流に目を移すと・・・・・。
純白の雪の上を 貂が歩いていた。
立ち止まって振り返りあたりを警戒しているようだ。
まもなく引き返していった。
拡大して見ると・・・。
何か 落し物が。
餌を探しに川に降りたかったようだが3mの雪壁にあきらめたようだった。