試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

京成3300形モハ3315,モハ3314[3316F-3] 現行色 中期仕様 床板相互振替,狭幅貫通路側TNカプラーSP化

2017-05-23 21:28:47 | 京成線:3300形
失念。

マイクロエース製京成3300形3316F現行色中期仕様(3316F-3)は4両編成で出場した。
その後3304F現行色中期仕様2両口(モハ3302+モハ3301)が竣工し4+2編成に対応させている。
3304F現行色中期仕様(3304F-3)の4両編成化後も3316F-3に動きは無かった。


京成3300形3316F 現行色 中期仕様。
3316F-3:[3316]-[3315]-[3314]-[3313]。
3316F-4:[3316]-[3315]-[3314]-[3313]+[3302]-[3301]。

モハ3302+モハ3301(3304F-3)先行竣工時に3300形現行色の4+2編成登場で満足感を得た。
3304F-3の4両編成化で2+4編成への対応が浮上した。
動力ユニットをモハ3314からモハ3315に変更すればモハ3316+モハ3315+3304F-3の2+4編成が組成できる。
計画に存在しながら長らく放置されてきた。
モハ3310(3304F-4)の動力ユニット整備でこれを思い出した。
再び先送りされる前にモハ3315とモハ3314で床板交換を行い動力車位置を変更する。


入工中のモハ3315,モハ3314 (非動力車,動力車)。

モハ3314の動力ユニットは中期整備施工済である。
動力ユニット整備は編成管理番号順に進めており3316F-3の入場はもう少し先になる。
同時進行する手段もあったが深夜帯からの作業開始となり床板振替のみに留めた。
3304F-3との2+4編成対応は狭幅貫通路側連結面のTNカプラーSP化が必要になる。
先送りされてきた主な原因はTNカプラーSPの残数だった。
編成増備の落ち着いた現在では急遽所要となる可能性は低く作業を進めても不足はしないだろう。


TNカプラーSP化された狭幅貫通路側連結面。

モハ3315はモハ3304(3304F-3)に増結させるためTNカプラーSP化は必然だった。
これに連動しモハ3314もTNカプラーSP化される。
3316F-3の各ユニット間はKATOカプラーを装着しているため連結面間隔は不均等になる。
これは3304F-3も同様で全車TNカプラーSP化を行わない限り解消出来ない。
しかし既に4+2編成の3316F-4ではモハ3313+モハ3304でこの現象が出ている。
当分はユニット間はKATOカプラーで存置されると思う。


床板を振替えたモハ3315,モハ3314 (電装,電装解除)。

モハ3315へのTNカプラーSP取付時に導電板の状態を確認しようと思った。
これに手を着けると動力ユニット整備に進みかねない。
何れは入場する上に日付を跨ぎそうだった。
妙な欲求に耐え床板相互振替を終えた。




モハ3315(電装:動力車化)。




モハ3314(電装解除:非動力車化)。

M1車同士の床板振替のため反転等の付帯作業は生じなかった。
従ってモハ3315,モハ3314ともに床板の嵌め込みだけで竣工を迎えている。
3200形~3300形,3500形ではM1車,M2車とも床下機器配置が同一で余り余計な事を考えなくて済む。
ここはユニット構成が変更された3200形以降の強味だろう。




モハ3315+モハ3314 (TNカプラーSP化)。

モハ3315+モハ3314はTNカプラーSPに交換されジャンパホースが廃止された。
これだけは惜しまれるが2+4編成を再現するにはTNカプラーSPが欠かせない。
3200形3298Fリバイバル開運号,3344F+3304F特急成田山号は全車TNカプラーSP化している。
全編成の連結面にジャンパホースが有るわけではなく組成自由度向上の方が大きいと思う。


3316F 現行色 中期仕様(2+4編成)。
3316F-5:[3316]-[3315]+[3304]-[3303]-[3302]-[3301]。

動力車位置変更を終え3316F-3が再出場した。
新たに組成される2+4編成の編成管理番号は上野寄先頭車を基準とし3316F-5へ付番した。
計画から着手まで時間を要したがようやく実現に至っている。




連結可能になったモハ3315+モハ3304 (3316F-5)。

3300形現行色の2+4編成は3304F現行色中期仕様(3304F-5)に次いで2本目となった。
これも3304F-3が4Tだからこそ成せる業でもある。
3300形の4+2編成,2+4編成は1次車でしか再現出来ない。
増備を行わずにバリエーションを増やせた動力車位置変更は成功と言えるだろう。