横浜スローライフ -- My slow life in Yokohama

位置情報、地理情報に関するサービス、その他日常生活から思ったことを気ままに記す不定期のんびり日記

りんご漬けの一週間

2010年06月07日 00時13分05秒 | OSGeo/FOSS4G
iPadを使い始めて、1週間が経った。

 iPhoneと同じく、液晶保護シールを貼り、400曲ほどの音楽と、1万4千枚あまりの写真を入れ、32ギガの記憶領域の半分弱を埋めた。
愛用のMacBookAir、iPhoneと同じbuzz-houseの保護ケースに入れ、3つともincaseの背負子に入れてあちこちに出かけている。

 目が覚めるとまずすることがMacBookAirの電源を入れることなのだが、それと同時にiPadにもスイッチを入れる。Macの起動(正確にはスリープからの復帰)もものの1秒位と十分に早いのだが、iPadはまさに瞬時なので気持ちがよい。画面が一つ増えたお陰で、ニュースを読んだり、天気予報を確認したりしながらメールを読んだりが同時に出来て便利である。タッチスクリーンのユーザーインターフェイスは、Webブラウジングとの親和性がとても良く、マウスやトラックパッドを使うPCのやり方がかったるく感じる位である。
 GPSが装着されていないwifi版なのだが、自己位置を知るのはwifi基地局データベースを利用することで可能となり、その精度も(wifi基地局情報があれば)数十メートル以内だ。
 iPadはモノラルスピーカーではあるが、iPhoneよりも筐体が大きいためか、低音がそれなりに響いて、バッハの無伴奏パルティータを聴くのも結構満足できる。
 電池は10時間近く本当に持ち、毎晩眠る前に充電しておけば、朝から夜まであれこれ使っても、なおも2割位残っている。

 もう、MacBookAir、iPhone、iPadの無い生活はちょっと考えられない。

 iPadは、大きなiPhoneという人もいるが、iPhoneを使い続けている当の私にすら全くの別物に思わせる「魔法のデバイス」だ。パソコンの操作性と電池の持ちの悪さ、スマートフォンの画面の狭さの両方を解消させ、しかも最高の視認性と即答性を全面に出した革命的なデバイスである。使った人が感動し、それが周りに感動を広げ、次から次へと入手する人が出てきて、この製品は2年間位はいつまで経っても売れ続けるだろう。


右からiPhone3G、iPad、MapBookAir・・・まさにりんご漬け

 ちなみに、先に述べたように私のiPadには3G機能は付いていない。自宅やオフィスはwifi環境があるから問題ないが、外ではそのままではネットにつなげられない。幸い私はMacBookAir用に、イーモバイルのPocketWifiを持っているので、それにiPadもつないで使うことにした。そもそも、この二つは移動中、特に立っている時や歩行中にポケットからささっと出してメールチェック、というアクションは出来ないので、それでよいのだ(そういう時にはiPhoneを使う)。先日も、東海道線で東京駅から座って帰宅できた際に、PocketWifiをOnにして、iPadを膝上におき、ネットサーフィンとメールチェックができ(+iPhoneで音楽を聴き)、大船駅まで充実した時間を過ごすことができた。嬉しいことは、タッチ式のキーボードの実用性がかなり高いことである。iPhoneではメールの返事を書くのが億劫だったが、iPadならば十行程度の文章を書くのはあっという間である。キーボードは以前レッツノートのR3を使っていたのだが、iPadではちょうどそのくらいのサイズで、Rシリーズのキー間隔に慣れていれば何ら窮屈ではない。このサイズは「電車フィットサイズ」と言っても良く、R3をやめてMacBookAirに替えた私が失っていた利便性だった。

 ところで、いつも3種類持ち歩いていてアホじゃないかと思われそうで(実際に似たようなことを言われてしまった orz)、ここで3つの役割を整理すると
 ・文書作成やHTML作成など、キーボードとマウスが最大効率をもたらす作業はMacBookAir
 ・高解像度ディスプレイにいくつもの文書を並べて仕事をする場合はMacBookAir(デュアルディスプレイ)
 ・自宅あるいはオフィスでメールチェックとWebブラウジングをする場合はiPad
 ・フォトフレームと使うならiPad
 ・地図を見るならiPad
 ・移動中でも座って、周りに迷惑をかけずにささっと仕事をするのはiPad
 ・外出中にメールチェックや乗り換え時刻検索などをする時はiPhone
 ・移動中に音楽を聴くならiPhone
って感じだ。


 さて、いつも3種類持ち歩いていていると、その重さもさすがにちょっと大変になってきた。本体の合計重量が2.2キロ弱、それぞれの保護ケース、PocketWifi、iPhone用の充電池、MacBookAir用の各種拡張コネクタ、ケーブル、USBメモリ、フラッシュメモリも合わせると、2.6キロくらいになっている。専用の背負子を買っておいて良かった。ショルダーバッグだと肩や腰を痛めてしまうのは必定だからだ。

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