明日は日本沈没を観ようかな。

小松左京の同名SF小説の映画化。
実は今回が2回目。
33年前に一度映画化され大ヒットを記録している。

オレも観にいった記憶があるんだけど映像はほとんど覚えていない。
なんか深海潜水艇が日本海溝に潜って調査をするシーンから始まるはずなんだけど、あの『タイタニック』の冒頭シーンがかぶってよく思い出せない。

そんなあまり記憶のなかった33年前の日本沈没だけど
一つだけ鮮明に覚えているシーンがある。

それはなにかというと
日本が沈没した後、難民となってシベリアの大地や中国、アメリカで
生きていく祖国を失った日本民族の姿だ。

親兄弟、友人がバラバラになり帰る国もなく
世界各地に分散して生きていく日本人。
沈没で都市が無残に破壊されていく特撮シーンよりはるかに
そのことの方がとても恐ろしく感じた記憶だけは鮮明に残っている。

なんかこう書いているうちに観たいという気持ちが失せてきた。
それくらい10代のはじめだった当時のオレがブルーな気持ちになる
ショックを受けたシーンだった。

だから意外と明日はパイレーツ・オブ・カリビアンを観ているかもしれないな~。
まぁすべては明日の心だ
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