火星への道

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あと1火星年で突入だ!

2010-10-09 23:55:46 | MSL


遅くなりましたが、9月29日にNASAがMRO(Mars Reconnaissance Orbiter)搭載の気象探測機(Climate Sounder)で4週間の集中した測定を実施することを発表しました。
これは、いよいよCuriosity(the Mars Science Laboratory rover)が火星に着陸する1火星年前(687地球日)となったからです。
火星の北半球の春と夏の期間は、毎年毎年季節と一日の時間帯で大気が同じ状態を繰り返すとのことです。
大気の状態を知ることで、着陸船が火星大気に突入してからの降下時での予測が出来ると期待されます。
気象探測機は、水平線方向の大気中の気温、気圧、ダスト、水蒸気を高さ5kmの垂直のカラムとして立体的的に測定します。
また、探査機直下の地表温度とダストと水蒸気のカラム総量を測定します。
この測定によって、日中と夜間の3次元での大気の状態が把握できるとのことです。

詳しくは、下記にて
http://marsprogram.jpl.nasa.gov/msl/news/whatsnew/index.cfm?FuseAction=ShowNews&NewsID=1065

687日というと今年の9月29日を起点とすると2012年8月16日にMSLが火星大気圏突入という予測ですね。
測定器の準備も順調に進んでいるようで楽しみです。
SAM(The Sample Analysis at Mars)については、10月8日のMarsTodayで紹介されています。下記にて
http://www.marstoday.com/news/viewpr.html?pid=31810

着陸方式がユニークなので是非成功して欲しいと思います。

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