日本火星協会

日本火星協会の活動や世界の火星ミッションの情報を提供しています。

複合現実>現実空間と仮想空間が混じり合って・・・

2016-09-21 00:07:08 | MSL

9月19日のWhat'sNewによりますと、当ブログ4月2日の「マジ!火星ウオーカー」でお伝えしたOnSightがKennedy Space Center Visitor Complex で9月18日に公開されました。
OnSightは、NASAのJPLとMicrosoft HoloLensとが共同開発したものです。
一般公開は、9月19日から来年の1月1日までになります。 
下図が公開イベント時のテープカットの様子です。

下図は、ムーンウォーカーのBuzz AldrinさんとCuriosityのドライバーのErisa HinesさんがOnSightを楽しんでいる様子です。

詳しくは、こちらのサイトをご覧ください。
https://www.kennedyspacecenter.com/things-to-do/destination-mars.aspx

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火星への道、MD80が始まります。

2016-09-20 00:14:04 | 火星への入植

Mars160の前半戦であるMD80が9月24日から始まります。

12週間の火星生活となります。 
ミッションの概要は、当ブログ「火星への大切な一歩!」をご参照いただきたく。
火星協会のパーティ会場とMDRSとを繫いでのイベントが実施されますので、是非、生動画で声援を送りましょう!
*ちなみにこのパーティ会場で International Gemini Mars competitionの表彰が行われると思いますので、日本チーム「NARABU」のメンバーの元気な姿が見られることと期待してます。

<Mars Society Banquet>9月24日
・6:00pm - 7:00pm Cash Bar
・7:00pm-11:00pm Mars Society Banquet

パーティーは、日本時間で9月25日午前8時から12時ですが、MD80クルーとのSkypeがいつ繋がるか不明です。
クルーが前回発表から若干変更となっているので、下記に記載します。

Dr.Alexandre Mangeot, Commander & Engineer(France) 
 主要研究は、ハイブリッド宇宙推進エンジン実験と数値を用いたアプローチ。経験は、MDRSでクルー113(2012年)、クルー143(2014年)に参加。また米国や欧州では、様々な火星協会のイベントに参加した。
 
Mr.Yusuke Murakami, Executive Officer (Japan) 
 極地建築家。慶應義塾大学環境デザインにおける修士号を取得。経験は、 MDRSでクルー144(2014年)に参加。第50次日本南極越冬隊に参加。また、エベレストや富士山でベースキャンプエンジニアとしての経験を積んだ。
 
Ms.Anastasiya Stepanova, Journalist (Russia)
 モスクワ州立大学でジャーナリズムの修士学位を取得。ロシアの宇宙飛行士Yuriy Baturinの下で宇宙ジャーナリズムを4年間勉強した。現在、バウマン州立大学でロボット工学を勉強中。「SpasRezerv」と呼ばれる捜索救助ユニットで活動しており認定安全・救助の専門家。「I Wish You a Good Flight!」と題されたティーンエイジャー向けの宇宙の本の共著者でもある。(読者は宇宙の歴史、宇宙での生活、宇宙飛行士になるために学べる。)また、マーズワンのラウンドIIIの候補者。MDRSでクルー143に参加。
 
Mr.Claude-Michel Laroche,Engineer,(Canada)
 2007年にモントリオール大学(物理学)卒業。2012年にエコールポリテクニークモントリオールから物理工学の学位を取得。国際宇宙大学の2012年宇宙研究プログラムに参加。経験は、MDRSでクルー143(2014年)に参加。カナダ軍の予備役兵。
 
Dr.Jonathan Clarke,Geologist (Australia)
 オーストラリア火星協会会長、MDRSの科学ディレクター。彼はタスマニア大学の古生物学者としてキャリアをスタートした。探査地質学者、フリンダース大学で堆積学と古生態を研究、その後、民間と政府部門で上級レベルの鉱物と地下水探査を約20年間勤めた。
 
Ms.Annalea Beattie, HSO (Australia)
 オーストラリア火星協会常任理事。芸術家で教育者であり、宇宙のような閉鎖環境での役割を研究している。経験は、MDRSでクルー118(2012年)に参加。
 
Ms.Anushree Srivastava, Biologist (India & United Kingdom) Originally from India,
 人類学等社会科学を学んだが、宇宙生物学に興味を持ち、自然科学へ転向した。現在、エセックス大学でバイオテクノロジーの修士号取得に向けて勉強中。
*ミッションサポート、MDRS Capcomsのメンバーである。http://mdrs.marssociety.org/home/mission-support-team 
 
下図にMD80クルーの写真を紹介します。
Marssocietyのサイトでは、まだ出ていないので、過去のMDRS等での写真です。
Ms.Anushreeの写真が見つけられず、インドの国花(蓮)の画像としました。
注)画像の出典:MarssocietyのMDRSの画像、Marssociety AustraliaのHPからの画像 
 
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火星協会総会に、ご注目!

2016-09-19 01:04:41 | 火星協会

いよいよ19th Annual International Mars Society Conventionが9月22日9時 EDT(9月22日22時 JST)に始まります。
開催概要は、こちら
詳しい日程は、こちら
http://www.marssociety.org/convention2016/2016-Schedule.html 

場所:the Catholic University of America in Washington, D.C. 
期間:9月22日から25日まで 

今回は、日本火星協会として注目し期待している2つのイベントがあります。
1. International Gemini Mars competition 
  9月24日13時から17時30分(25日2時から6時30分 JST)
 最終プレゼンが行われて優勝者が決められるのですが、日本チーム「NARABU」が最終10チームに残っていて、優勝を狙っています。
 チーム「NARABU」には、日本火星協会の宮嶋理事が参加しています。 
 当ブログ2016年5月18日の「日本チームNARABU、頑張って!」をご覧ください。 

2.MD80が24日から開始されるので、クルーと Convention会場との交信が計画されています。
  9月24日19時から23時のパーティの中で行われます。(9月25日8時から12時 JST)
 MD80には、副隊長として日本火星協会の村上理事が参加しています。
 当ブログ2016年4月8日の「火星への大切な一歩!」をご覧ください。 

上記Conventionの様子は、こちらから動画配信される予定です。

ぜひ、チーム「NARABU」とMD80の動画を生で見て、応援をよろしくお願いいたします。 

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宇宙資源開発の先駆け

2016-09-14 22:04:14 | 宇宙資源調査

OSIRIS-RExを乗せたAtlas V ロケットが9月8日7:05 p.m. EDT(9月9日8:05JST) にCape Canaveral Air Force Stationから打上げられました。
NASAのニュースリリースは、こちら
https://www.nasa.gov/press-release/nasa-s-osiris-rex-speeds-toward-asteroid-rendezvous
OSIRIS-RExは、2018年に小惑星「
Bennu」に到着する計画です。 
そして、長期間の観測を行い、サンプル採取をして、サンプルを地球に持ち帰ってきます。 
*上記の記事では、「アポロ時代後、初のサンプルリターンだ」と言ってます。もちろん、日本の記事では、「アメリカ版はやぶさ」の表現ですね。 

Osirisとは古代エジプト神話に登場する生産の神です。
それに因んだ名前としてのOSIRIS-RExには、以下の言葉が込められています。
O:Origins/SI:Spectral Interpretation/RI:Resource Identification/S:Security/REx:Regolith Explorer

下図がBennuの姿と大きさです。

OSIRIS-RExは、次のようなスケジュールで計画されています。
・2018年、Bennuに接近 → マッピングとサンプル採取のための調査を開始。
2020年7月には、OSIRIS-RExがその335.28cm(11フィート)の腕を使ってサンプルを60グラム以上収集します。 
 *ユニークなサンプル採取方法です。
  こちらを見てください。 http://www.asteroidmission.org/mission/#sample
2023年9月に地球にサンプルを届ける。

*詳しくは、「月探査情報ステーション」のこちらをご覧ください。
http://moonstation.jp/challenge/pex/osiris-rex 

下図は、OSIRIS-RExの勇姿です。


 
*一方、わが「はやぶさ2」は 小惑星「リュウグウ」を目指して飛行中で2020年には、サンプルを地球に持ち帰る予定です。

9月12日配信の朝日新聞デジタルでは、「NASA、火星探査へ一歩 米国版はやぶさ打上」という記事の中で、OSIRIS-RExの目的が有人火星探査を見据えた取り組みとする一方、米国民間企業による希少金属採取計画も具体化すると言ってます。
その1社「ディープスペース・インダストリーズ」(米宇宙ベンチャー)が宇宙資源開発を目指す探査機の打ち上げを来年にも独自に行う計画が有るとのことです。
http://digital.asahi.com/articles/ASJ9946DNJ99UHBI01N.html?_requesturl=articles%2FASJ9946DNJ99UHBI01N.html&rm=448

まさに宇宙資源開発時代の幕開けですね。 
オバマさんが昨年11月25日に署名した「2015年宇宙法」が動き出しているようです。
*上記の記事は、こちら:http://newsalt.jp/science/%E3%80%8C2015%E5%B9%B4%E5%AE%87%E5%AE%99%E6%B3%95%E3%80%8D%E3%82%AA%E3%83%90%E3%83%9E%E5%A4%A7%E7%B5%B1%E9%A0%98%E3%81%8C%E7%BD%B2%E5%90%8D%E3%80%80%E5%AE%87%E5%AE%99%E8%B3%87%E6%BA%90%E3%81%AE

「2015年宇宙法」では、小惑星や宇宙空間で見つけられた水や鉱物と言った非生物的資源について個人や企業が所有、輸送、利用、販売することを認めています。 
多くの国が批准している「宇宙条約」では、国家の占有を禁止しているのですが、民間による占有は想定外だったのを上手く利用した印象です。
今は、民間による宇宙開発が現実のものになる時代となってきている訳で、1967年10月10日に発効した「宇宙条約」を根本的に見直す時期に来ているのかもしれませんね。 

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Murray Buttes の大きさは?

2016-09-13 00:10:01 | MSL

Murray Buttesと言っても、そのビュートの大きさってどのくらいか?
中々、実感が持てませんね。
そこで、「宇宙飛行士にモデルとして立ってもらいました!」と言う画像をEmillyさんが8月23日のブログ「そのビュートの大きさは?」で紹介していました。 
画像を作ったのは、Seán Doranさん(宇宙画像愛好家)です。

Sol1419 NASA / JPL / MSSS / Thomas Appéré / Seán Doran

Sol1419 NASA / JPL / MSSS / Seán Doran

Sol1432 NASA / JPL / MSSS / Seán Doran

Sol1436 NASA / JPL / MSSS / Seán Doran

もっと見たい方は、 「Seán's Flickr page」を見てください。 

*やはり、比較対象があると実感がわきますね!

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さらば!Murray Buttes!

2016-09-12 21:44:09 | MSL

9月9日のWhat'sNewによりますと、Sharp山の下層地域 "Murray Buttes" の調査は、満足すべき結果を得たようです。

多くのカラー画像から、この地域の過去と現在の詳細な様子が分かってきました。 
Curiosityの科学チームは、この地域にアメリカ南西部の砂漠に似た風景を見いだして、この先を更に調査することにわくわくしています。 
また、新たにサンプルを掘り出す候補地を見つけて、準備を開始してますね。(ドリルが成功したら、報告します。)

「さらば!Murray Buttes!」と題した写真が5点紹介されていますので、火星に浸りきりましょう!
*9月8日(Sol1454)にMastCamで撮影。

その1


 
その2

その3

その4

その5

砂岩内の層状の構造は、"cross-bedding"と呼ばれ、このような砂岩は、移動する砂丘のように風によって堆積して形成されたことを示しています。

Sol1454(2016年9月8日)にCuriosityは、下図の位置にいます。(位置情報が更新されましたので追加しました。)
ビュートとメサの地帯を抜けてきた様子が分かりますね。

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時代は、動いている・・・

2016-08-30 00:02:04 | Weblog

7月19日にNASAが月面着陸機を台湾に発注したと言う下記のニュースを見て、
「なぜ?」「どうして?」と思いつつも、十分な情報がなかったので保留していました。 

台湾today
http://taiwantoday.tw/ct.asp?xItem=246305&ctNode=2316

Taipei times
http://www.taipeitimes.com/News/front/archives/2016/07/19/2003651332

そして、7月27日の下記のブログで、JAXAが失注したことが分かりました。
でも、まだ 「なぜ?」「どうして?」が解決してませんでした。

Ganymede's Garden(寺門和夫ブログ)」
http://blog.scienceweb.jp/?eid=197630

遅ればせながら、本日「月探査情報ステーション」を彷徨っていたら、下記の8月9日のニュースを見つけました。
凄くわかりやすいです。
これで、すっきりしました! 

NASA、次期月探査機の制作を台湾メーカーに委託」 
http://moonstation.jp/blog/lunarexp/nasa-orders-next-lunar-lander-to-taiwan-manufacturer

今回のNASAのプロジェクトは、 NASA’s Resource Prospector mission(RPM)と言うものです。
着陸機を送り込み、月面を掘って、資源(特に水)を発見することを目的としています。
発注金額は、Taipei timesの記事によりますとUS$46.84 millionと言うことですから、日本円で約48億円となります。
台湾は、着陸機を2018年に納入します。そして、NASAは、2020年に月へ向けて打ち上げる計画です。
水が発見できれば、月に人間が長期滞在することが可能になる時期が早まることでしょう。

それにしても、上記の「月探査情報ステーション」の記事で述べられている「月探査機が次第にコモディティ(一般品)化している」という指摘は、意味深いですね。
宇宙が主要産業になる時代が来ていると言うことです。
宇宙がいつまでも夢だけではなくて、実業として動き出している新しい大きな流れを目の当たりにする予感に痺れます。
日本、頑張ろう!

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宇宙で、中国は・・・

2016-08-26 14:48:41 | 中国

RecordChinaで、火星探査を含む中国の動向がレポートされていましたので、メモしておきます。

5月29日のニュースによりますと中国は、月・深宇宙探査に関して以下の方針を確認しています。
詳しくは、こちら: http://www.recordchina.co.jp/a139846.html

▽嫦娥プロジェクト科学データの研究深化、嫦娥3号の月面光学望遠鏡の任務遂行
▽嫦娥4号の開発任務
▽嫦娥5号の開発任務
▽初の火星探査の任務計画
▽中国の未来の月・深宇宙探査任務の論証

そして、8月24日のニュースによりますと、火星探査計画が動き出しているようです。
詳しくは、こちら: http://www.recordchina.co.jp/a148472.html

RecordChinaによりますと、
「23日に国家国防科技工業局月探査・宇宙プロジェクトセンターが中国初の火星探査機と火星ローバーのデザイン・構造図を公開した。」とのことです。
中国初の火星探査は、2020年7月から8月に海南省の文昌衛星発射センターから「長征5号」ロケットを使って打ち上げられます。
そして、約7カ月飛行した後、2021年2月から3月に火星に入り、周回・着陸・探査という3つの目標を一度に実施する計画です。
*意欲的とも言えるけど、私的には、少し違和感を感じてます。(なんで?いっぺんに?)

画像は、上記ニュースで公開されています。
周回機の他に、着陸機・プラットフォーム・ローバーの画像があります♪ 

*ちょうどこの記事を書いている時に「スペースライブラリ」さんから関連情報をいただきましたので、下記に記載します。
matuda様ありがとうございました。 

******************************

Wednesday, August 24

China unveils designs for orbiter, lander and rover for its first unmanned mission to Mars

http://www.scmp.com/news/china/policies-politics/article/2008041/china-unveils-design-unmanned-mission-mars
South China Morning Post — 6:17 am ET (1017 GMT) 

China unveils its Mars 2020 probe and science goals

http://gbtimes.com/china/china-unveils-its-mars-2020-probe-and-science-goals
gbtimes — 5:48 am ET (0948 GMT) 

China shows first images of Mars rover, aims for 2020 mission

http://www.reuters.com/article/us-china-space-mars-idUSKCN10Z07B
Reuters — 5:35 am ET (0935 GMT) 

China unveils 2020 Mars mission probe and rover

http://www.bbc.com/news/world-asia-china-37171942
BBC — 5:21 am ET (0921 GMT) 

Tuesday, August 23

China unveils Mars probe, rover for ambitious 2020 mission

http://news.xinhuanet.com/english/2016-08/24/c_135627828.htm
Xinhua — 7:56 pm ET (2356 GMT)

*****************************

*日本には、当ブログ2015年6月10日「フォボスか?ダイモスか?」に書きましたが、「火星の衛星に着陸して、砂や氷などを採取して地球に持ち帰る無人探査機を2021年度をめどに打ち上げる」という計画があります。
頑張って欲しいですね! 

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"Murray Buttes" を通過中

2016-08-25 00:44:14 | MSL

上図は、8月19日のWhat'sNewで発表された"Murray Buttes" への入り口のパノラマ画像です。
撮影:Sol1421(8月6日 JST)、MastCam(左)
ロボットアームの左側に見えるのは、上部が平坦になっているメサです。
メサは、Curiosityから約90mにあり、高さ約15mで上部平坦部分の幅が約60mです。

そのメサの左には、Sharp山の姿が見えてますね。
"Murray Buttes" を通り抜けて、さらに上を目指していきます。
その行く先は、下図の通りです。
いよいよ、当面の最終目標が見えてくることでしょう! (楽しい)


Sol1439(8月24日 JST)現在の位置は、下図の通りです。

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はや4年!火星、楽しいですよ!

2016-08-09 21:40:29 | MSL

Curiosityは、2012年8月6日14:17:57.3(JST)着陸しました。
それから、4年経ったわけですね~

8月3日のWhat'sNewで4周年を記念してCuriosityのゲームと今までの活躍のビデオ(本文内)など紹介しています。

Mars Rover Game : http://mars.nasa.gov/gamee-rover/

下図は、Sol1417時点の場所です。
Curiosityは、その近辺で調査対象“Marimba”を見つけて、Sol1422(8月6日)にドリルでサンプル採取穴をあけました。
着陸記念日なのに仕事してますよ! 

詳しくは、こちらが見やすいかも・・・
http://curiosityrover.com/rovermap1.html 

下図は、Sol1422にドリルした“Marimba”のドリル穴の画像です。

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火星への旅、一緒に行きましょう!

2016-08-02 23:02:52 | 火星への入植

朝日新聞Digitalで8月1日に「火星への旅「日本も一員に」NASA長官、近く訪日へ」の記事が配信されました。
http://www.asahi.com/articles/ASJ700F3NJ7ZUHBI01S.html
*無料会員登録をすると全文が読めます。

この記事は、7月29日に朝日新聞がボールデン長官に電話取材したものです。
*この記事に関連する情報を探しましたが、現時点では、JAXAとNASAのサイトで探すことが出来ませんでした。

記事の詳細は、上記の朝日新聞Digitalでご確認いただきたいのですが、要旨は以下の通りです。
---------------------------------
NASAのボールデン長官が2日米国を発って、日本などを歴訪する。
日本に立ち寄る目的は、NASAが2030年代に計画している「有人火星探査」への日本の参加を促すためで、「火星への旅」の一員になってくれることを大いに期待しているとのことです。
そして、資金協力を求めているわけではなく、日本の技術的な貢献を期待しているとのことです。
期待される技術分野として、
「火星への離着陸機や人の居住施設といった有人火星探査に必要な装備類」を挙げています。
日本としてもISEF(国際宇宙探査フォーラム)が来年、日本で開催されることもあり、政府内で、米国の火星有人探査にどう協力していくか検討が始まっている。 

ボールデン長官は、日本には4日間滞在し、JAXAや宇宙政策の関係閣僚・省庁幹部らと面会する方向で調整をしているという。 
--------------------------------

*凄いことです!アメリカが本気で取り組んでいることが伝わってきますね。
大統領選挙の行方が気になるところですが・・・ 

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ニーモって

2016-07-29 01:27:44 | 火星への入植

7月21日からフロリダ沖の海底にあるNASAの海底Aquarius Reef BaseNEEMO21ミッションが始まっています。 
http://www.nasa.gov/image-feature/aquanauts-splash-down-beginning-neemo-21-research-mission
*NEEMO:The NASA Extreme Environment Mission Operations (NASA極限環境ミッション運用) 

今回は、16日間(7月21日~8月5日)で、今までで最長だとのことです。
ハブの外部(海中)では、将来の宇宙ミッションで使用するツールとミッション運用技術を評価します。
ハブの内部では、DNAシーケンサー、医療遠隔装置、および有人宇宙飛行の貨物移送のためのHoloLens動作性能をテストします。

今回のクルーは8名で、ハブ外部が上記の写真の上から時計回りでMatthias Maurer (ESA)、 Marc O Griofa (Teloregen/VEGA/AirDocs)、 NASA astronaut Megan McArthur、 NASA astronaut Reid Wiseman、 Dawn Kernagis (Institute for Human & Machine Cognition)、 そして Noel Du Toit (Naval Postgraduate School)
ハブ内部には、Florida International University Habitat Techniciansの Hank Stark (左) と Sean Moore (右) 

現在、ISSに滞在中の大西卓哉宇宙飛行士もこの海底Aquarius Reef Baseで2011年10月20日から10月26日の間、訓練を受けていました。
*もっと長い期間やる予定がハリケーンの接近によって打ち切られていますね。
http://iss.jaxa.jp/astro/onishi/neemo15/news/

海底Aquarius Reef Baseの場所は、こちらhttps://www.google.com/maps/place/Aquarius+Reef+Base/@25.0307697,-80.5311269,8z/data=!4m5!3m4!1s0x0:0x6c5d66c663f4ec8e!8m2!3d24.9501739!4d-80.4535364?hl=ja 

*いよいよ火星へ向けて出かける本気度が上がってきた感じです~

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ダストデビルを捕まえた!

2016-07-26 15:03:45 | 気候・天気

日本の共同研究グループがコンピューターのシミュレーションによって、火星大気中の塵旋風(ダストデビル)を大量に再現し、どのくらいの大きさのダストデビルがどのくらいの頻度で存在するかが分かるようになりました。
スーパーコンピューター「京」による超高解像度シミュレーションを実施した結果得られたものです。
*共同研究グループ:理化学研究所、北海道大学、神戸大学、松江工業高等専門学校、九州大学、京都大学
詳しくは、こちら
http://www.riken.jp/pr/press/2016/20160720_2/

*今までも観測によって、発生頻度や大きさがある程度分かっていましたが、観測できるダストデビルの数が少ないため、十分な情報を得ることは困難でした。

今後、さらにシミュレーションを重ねて、ダストデビルが発生する季節や場所による違いを明らかにすることにより、火星天気予報の実現や、無人探査機のみならず有人探査機における火星への着陸・地上活動に貢献することが期待できます。
*凄いぞ!日本。

現在は、火星を周回しているNASAのMRO(マーズ・リコネサンス・オービター)搭載のMARCI(Mars Color Imager)によって火星表面の画像が収集されており、それによって日々の天気予報や季節変動などが提供されています。
*詳しくは、こちら1こちら2

こちら1: http://www.msss.com/msss_images/2016/07/20/
こちら2: http://moonstation.jp/ja/mars/exploration/MRO/inst.html 

下図は、2012年8月5日にCuriosityが火星大気に突入直前の地表面の様子です。
Galeクレーターは、お天気でしたね。 

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もう、自分で出来るさ!

2016-07-22 11:44:14 | MSL

7月21日のWhat'sNewによりますと、Curiosityが自分で調査対象を選んで調査を行ったとのことです。
Curiosity自身の初めての判断で選ばれた調査目標は、下図左の黄色のポイントです。
ここをChemCamのレーザーで調査した痕が右図です。

今までは、Curiosityが送ってくるNavCam画像を地球で見てから、どこを調査するか指示してました。
これからは、自動でNavCamの画像からAEGIS softwareを使用して調査対象を選んで、実行できます。
これで、ルーティーンな調査をCuriosityに任せられることになるので、時間を有効活用できるようになりますね。
Curiosityが自動で調査した結果を見て、必要なら戻っても良い訳です。
*AEGIS(for Autonomous Exploration for Gathering Increased Science)は、NASAのJPLで開発されたものです。すでにOpportunityでも使用されていますが、さほど頻繁には使われていないとのことです。 

Curiosityは、火星に来てからもうすぐ丸4年になります。
その間にChemCamのレーザーで調査した対象は、1,400以上で、その目標に向かって浴びせたレーザーショットは、35万ショット以上だそうです。
(凄い!)

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火星の本音が聞けそうです!

2016-07-21 13:42:12 | Mars2020

7月16日にMars2020がいよいよ本格的に2020年夏の打ち上げを目指して開発が進むことが発表されました。
http://www.nasa.gov/press-release/nasas-next-mars-rover-progresses-toward-2020-launch

2021年2月には、火星に到着予定です。
Mars2020は、単独のロボット探査の総仕上げとなります。
次は、「サンプルリターン」
そして、「有人探査」へと続きます。(有人探査は、人類とロボットの共同活動となることでしょう!) 

上図がMars2020です。Curiosityのバージョンアップ版となります。
*主要部分にCuriosityの技術を利用して、生命探査にさらに迫るための最新技術を詰め込む予定です。
 打上げからスカイクレーン方式での着陸まで、ほぼCuriosityの技術を利用するようです。
 2013年7月11日の当ブログ「Curiosityに8歳年下の弟が!」 も参照してください。

Mars2020の目的は、Curiosityとほぼ同じですが、カメラや分析機器などがグレードアップされていますし、Curiosityでは、結構心配かけている車輪も丈夫になっているようです。
また、マイクを搭載しています。
文字通り突撃インタビューアーとなって、火星の本音を取材してくれることが期待されます。
*火星の風の音やMars2020の移動音、サンプル採取時のドリル音など聞きた~いで~す。

そして、火星の大気(二酸化炭素)から酸素を作る実験装置が搭載されます。
*将来の有人探査では、「現地調達」がキーワードとなってますが、その中でも水や酸素の確保は、最重要事項ですね。 

総重量は、1,050kg

主要7機器は、以下の通りです。

MASTCAM-Z
ズーム能力とパノラマ立体撮像能力を持つ高度なカメラシステム。また、火星表面の鉱物を決定し、ローバーの操作を支援します。

MEDA:MARS ENVIRONMENTAL DYNAMICS ANALYZER
温度、風速と方向、圧力、相対湿度、粉塵の大きさ及び形状の測定値を提供する環境センサ。
(Curiosityは着陸の時に風向計の一部が破損してしまいました。今度は、そういうことがないよう頼みますよ!) 

MOXIE:MARS OXYGEN ISRU EXPERIMENT
火星の大気中の二酸化炭素から酸素を生成する技術調査。
 
PIXL:PLANETARY INSTRUMENT FOR X-RAY LITHOCHEMISTRY
火星の表面材料の微細なスケール元素組成を決定するために、高解像度の撮像装置を含むX線蛍光分光計。
PIXLは、これまでの分析機器以上に化学元素のより詳細な検出および分析を可能にします。
 
RIMFAX:RADAR IMAGER FOR MARS' SUBSURFACE EXPERIMENT
地下の地質構造をセンチメートルスケールの分解能で調査する地中レーダー。
 
SHERLOC:SCANNING HABITABLE ENVIRONMENTS WITH RAMAN & LUMINESCENCE FOR ORGANICS & CHEMICALS
細かいスケール画像を提供し、微細なスケールの鉱物を決定し、有機化合物を検出するための紫外線(UV)レーザーを使用する分析計。SHERLOCは、他の機器との補完的な測定を提供する最初のUVラマン分光計となります。
 
SUPERCAM
イメージング、化学組成分析、および鉱物を提供することができる器具。また、遠くから岩や表土中の有機化合物の存在を検出することができるであろう。
(CuriosityのChemCamの進化版ですね) 
 
着陸方式も改良されており、Curiosityよりも精度良く着陸地点を選べるそうです。
どこへ着陸するか?
期待が膨らみますね!
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