日本火星協会

日本火星協会の活動や世界の火星ミッションの情報を提供しています。

まじ~歴史が変わるかも・・・

2016-06-28 18:44:18 | MSL

6月22日のWhat'sNewでCuriosityがSol1060(2015年7月31日)にサンプル採取した"Buckskin."のサンプルからトリジマイト(鱗珪石)が確認されたと言うニュースが載っていました。
NASAは、「予想もしない鉱物を発見」と驚いています。 
なぜなら、このトリジマイトは、火星では想定されていなかったsilicic volcanism(ケイ素火山活動)によって生成されるものだからです。 
NASAでは、トリジマイトの発見で火星での火山活動の歴史を再度研究するように科学者を促す可能性があると言ってます。 

*筆者がトリジマイトについて調べたところでは、下記のサイトが詳しかったです。
http://www.asahi-net.or.jp/~up5s-andu/SUISHO/05_suisho.htm  

トリジマイトは、石英の仲間ですが、特殊な条件でしか生成しないということです。地球上でも珍しい鉱物のようですね。
その生成条件は、上記サイトから引用しますと「微惑星の衝突で急激な温度上昇と圧力低下が起こって生成したと考えられる隕石や、マグマの急上昇による急激な圧力低下を経験した火山の噴出岩中に多く発見される」とのことです。

下図がトリジマイトです。
こちらのサイトから引用しました。 http://www.istone.org/tridymite.html

Thomas Range, Juab Co., Utah, U.S.A.

さらに、6月27日のWhat'sNewでSol621(2014年5月6日)にKimberlayでサンプル採取した"Windjana,"のそばで高濃度の酸化マンガンを発見していたとのことです。
ChemCamのレーザーによる分析です。 
このことは、過去の火星に酸素が高濃度で存在していたことを示しています。
高濃度の酸化マンガンの関しては、Curiosityだけのお手柄ではなくて、Opportunityも発見しています。
Opportunityは、Galeクレーターから数千kmはなれたところで活動中です。 
酸化マンガンが火星に広く分布しているようです。 


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火星まで直線距離で約4,100万km

2016-06-23 00:04:14 | EXOMARS

ESAのExoMarsが6月13日に火星を撮影しました。
約5億kmの旅程のほぼ半分の位置から火星を撮影しました。
火星とExoMarsとの距離は、約4,100万kmでした。
6月13日の火星と地球との距離は、77,519,155kmでしたが、ExoMars搭載のカメラの性能から下図のような画像でした。
ハッブル望遠鏡はもちろん地球上の天体望遠鏡が撮影した画像にも劣ることを認めています。
でも、ミッションにとって大切なマイルストーンですし、10月にはもっと素晴らしい火星の画像を送ってくることでしょう。 

TGO's first image of Mars. Credit: ESA/Roscosmos/ExoMars/CaSSIS/UniBE

火星撮影の他、各機器のチェックを実施していますし、7月28日には、軌道修正が予定されています。 

下図は、上図の画像を惑星協会のEmillyさんが画像処理したものです。
これなら各天文台などが撮影している画像と比較しやすいですね。 

Credit: ESA / Roscosmos / ExoMars / CaSSIS / UniBE / Emily Lakdawalla

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君が必要だ!一緒に火星へ行こう!

2016-06-16 23:14:40 | NASA

NASAが火星へ行く人を募集するポスターを公開しています。
http://mars.nasa.gov/multimedia/resources/mars-posters-explorers-wanted/

と言ってもこのポスターは、2009年にケネディ宇宙センターに展示されていたものだそうです。

そこには、以下のような文章が書かれています。
(以下、勝手訳)
-----------------------
火星はあなたを必要としています!近い将来、火星は探検家、農民、測量士、教師などすべての職種が必要になります。。。いや、あなた方の多くの人が必要です!
私たちと一緒に火星への旅に参加しませんか?そこで、私たちはロボットで探査してます。
そして、そこに人々を送る日が来ることでしょう。

あなたに語りかける火星のポスターをダウンロードしてください。
探検家になりましょう! 
------------------------ 

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上を目指せ!

2016-06-15 00:40:14 | MSL

6月13日のWhat'sNewによりますとSol1369(6月13日)にSharp山を再び登り始めました。
ずーっと横移動ばかりでしたから、やっとすっきりしましたね。
下図が現在の位置です。

Sol1361(6月4日)には、12回目のドリルによるサンプル採取を行いました。
下図に今までのドリルでサンプル採取した場所を示してます。 

下図は、Sol1338(5月11日)に11回目のドリル穴Okorusoを前にして、これから向かうSharp山を仰ぎ見ているところです。

少しずつですが、Shrap山を登って行きます。
まだまだMurray formationが続きます。
頑張れ!Curiosity!

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スーパー盛り上がり!いただきました!

2016-06-01 22:07:07 | 火星画像

31日は、全国的に盛り上がりましたね。
今年は、中接近ですが、誰が言ったのか「スーパーマーズ」?
いろいろ意見はあるけれど、わかりやすいネーミングだったと言うことでしょう。
火星までの距離が7,528万km(光の速度で約4分11秒) 

今回の最接近は、日本では5月31日午前7時だったため見ることが出来ませんでした。
そういう意味では、31日の夜に比べて30日の夜の方が火星は、微妙に大きかったんです。

何はともあれ、facebookやTwitterでもいろいろな投稿が見れて楽しいです。
火星はまだまだ、肉眼でも見ることが出来ますので、少しずつ遠ざかって、小さくなる火星を見送りましょう!

今回多くの画像がありましたが、一部を紹介します。

マーズは、NASAの火星接近サイトから
http://mars.nasa.gov/allaboutmars/nightsky/mars-close-approach/
凄くわかりやすいです。 

NASA 

ハッブルの5月12日の画像です。
http://www.nasa.gov/feature/goddard/2016/new-hubble-portrait-of-mars

NASA_hubble

石垣島天文台(5月28日の画像
http://www.miz.nao.ac.jp/ishigaki/content/news20160529

石垣島天文台

各地の天文台では、まだ観望会がありますので、お近くの天文台で見るのも良いですね。

facebookに広島のお友達が投稿した写真が素敵です。
個人的には、こういう画像がおすすめです。
スマホやデジカメで身近な建物などを入れて火星を撮影してみてください。
良い記念になると思いますよ!

 Etsuko_Yoshida_Kaneyuki

はやぶさ2が光学航法望遠カメラで5月24日撮影した火星画像が下記サイトで見れます。
http://www.hayabusa2.jaxa.jp/topics/20160531/ 

嬉しいですね!はやぶさ2がちょうど地球と火星の間にいる時に撮影したそうです。
つまり、太陽→地球→はやぶさ2→火星 と直線に並んでいるんですね! 

まだ、終わったわけではありませんので、しばし余韻を楽しみましょう。
2018年は、大接近ですので5,759万kmまで近づきます。光の速度で、約3分20秒です。
また、最近の情報では、スペースX社が2018年に火星探査機を着陸させる計画を発表してますよ。
http://news.biglobe.ne.jp/it/0518/lfh_160518_7387157431.html 

2018年は、今年以上に楽しくなりそう!

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日本チームNARABU、頑張って!

2016-05-18 00:14:41 | 火星への入植

今年の4月1日に当ブログ「Team Kanauと双NARABU」で紹介したthe International Gemini Mars Design Competition(インスピレーションマーズへのアイデアコンテスト)で、双NARABUがファイナリスト10チームに選ばれました。
以下の通り、5月16日にMarssocietyのニュースで発表されています。
*前回のTeam Kanauと同様に、是非優勝して欲しいものです。 

最終審査は、第19回の火星協会の総会で行われます。
ワシントン州のthe Catholic University of Americaで9月22日から25日で行われます。
優勝者は、24日に行われる夕食会で発表されます。

火星協会会長のズブリンさんが次のように言ってます。
「このミッションをGemini Marsと呼ぶのは、単に乗員が2名だと言うことだけではない。1960年に行われたジェミニ計画が月への道筋を付けるものだったのと同様に、Gemini Marsが火星への道を拓くものになるからだ。」
*期待してます。 

ジェミニ計画のイラストです。
*火星へ行く場合は、乗員が2人でも、もっと大きな宇宙船となります。 

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いよいよ火星が最接近です

2016-05-15 00:00:44 | 火星画像

5月31日7時(日本時間)に火星が最接近します。
下図は、国立天文台のSky Viewerの情報です。

観測としては、30日でも31日でも同じように大きな火星が見られます。
ちなみに、本日14日で視直径が17.76″です。
5月30日が視直径18.62″と日本で今回観測可能な条件で最大に見えます。
31日でも視直径18.6″ですので、違いがないと言えそうですね。
6月24日まで視直径17″以上を保っています。
個人的には、以下の優先順位で火星を見ることをおすすめします。
*人それぞれ、優先順位が違うでしょうが・・・
「天気の良い日→予定が空いている日→仲良しや仲間がいる日」

先日投稿した「見上げてごらん!そばの火星を!」でいろいろな画像を見て、撮影にもチャレンジしましょう! 

 

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2火星年の気候変化

2016-05-14 11:44:14 | MSL

Curiosityが火星に着陸してから2火星年が経過しました。
そして、5月11日(Sol1337)から新たに3火星年目に入りましたね。
火星に着陸してから地球時間で1375日となります。(3年5ケ月6日)
5月11日のWhat'sNewに、その間の気温・気圧・大気中の湿度、メタンの測定結果が発表されています。
最初の動画を見ると、如何に火星と地球が似ているかが分かりますね。
1年の長さは違いますが、同じように四季があります。
気温や気圧も数値は、異なってますが、同じような四季の変動を確認できました。 
Curiosityの調査によって、過去には、Galeクレーター内が生命の存在を可能にする水の豊富な環境であったことが分かっています。
現在では、すっかり乾燥した環境となってはいますが、それでも大きな季節変動で、火星は生きていると感じます。 

2火星年同じ場所のデーターが得られたことは、大きな成果ですね。
*バイキング1号には、まだ及びませんが・・・バイキングは、Sol2436(3.6火星年)の実績があります。(すごい!)
下図
が数十億年前の気候を推理するための貴重なデーターです。 

最初のグラフは、気温変化です。
気温は、ロサンゼルスと比較したグラフとなっています。
火星では、気温がかなり低くて、1日の気温変化幅も大きいことが分かります。 
「気温差」ロサンゼルス・・・約10数℃、 Galeクレーター・・・約80℃

真ん中のグラフは、大気中の湿度と相対湿度です。
湿度は、地球の1000分の1から1万分の1程度とかなり低いですね。
相対湿度は、最高70%の時がありました。
これは、地面に霜が降りる可能性のある値でしたが、Curiosityは霜を観測してません。
他の探査ローバーは霜を観測していますが・・・ 

季節による大気圧変化は、極冠でのCO2の凍結⇔昇華による影響で引き起こされています。
今までの探査でも確認されていました。

その他、季節変動として、大気が冬はきれいで、春と夏はホコリっぽく、秋は風が強いということです。
また、視界が夏は30kmと低く、冬は130kmと高いということです。

それにしても、風向・風速のデーターがないのは、少し寂しい・・・ 

下図は、メタンの測定結果です。
メタンは、生きている生命の確認に重要な因子です。
Curiosityは最初の秋にメタンの高濃度の存在を確認しましたが、2火星年目には観測されませんでした。
今後もメタンの測定を継続して、バックグラウンドのメタンの季節変動を監視していきます。


 

以上のことから、長期の測定も大切ですが、いくつかのタイプの観測を組み合わせることの大切さを確認したとのことです。

今後も、現在のGaleクレーター内の環境調査を継続しながら、Curiosityは、環境条件の古代からの変化を調査するためにSharp山麓の地質的調査を継続するとのことです。

*もっと登って欲しいですね~、高いところからのGaleクレーターの風景を見たいものです。

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見上げてごらん!そばの火星を!

2016-05-07 14:14:44 | 火星画像

国立天文台_SkyViewerにて

火星がますます大きく輝いています。
視直径 17.4″ 等級 -1.8

特に今の時期は、アンタレスと並んで赤さを競いながら土星を従えて天空を回って行きます。
多くの天文台・プラネタリウムや科学館などで観望会も開催が計画されています。
目視でも十分楽しめますし、ロッカーに仕舞ってある天体望遠鏡を引っ張り出す良い機会ですよ。 
2年2ケ月後の2018年7月31日は、大接近となりますので、その準備運動にいかがでしょうか?

下記に私が見ているサイトをご紹介します。 

☆国立天文台 「2016年の展望と年間カレンダー
 http://www.nao.ac.jp/astro/sky/2016/2016.html 

 「Sky Viewer
 http://eco.mtk.nao.ac.jp/cgi-bin/koyomi/skymap.cgi

☆AstroArts 投稿画像ギャラリー 
特集 2016年 火星」 
 http://www.astroarts.co.jp/photo-gallery/special/355 

 「obj:火星」の検索結果 こちらは、望遠鏡以外の画像も多いです。
 http://www.astroarts.co.jp/photo-gallery/search?q=obj%3A%E7%81%AB%E6%98%9F&p=1

 「火星を見よう」 
 http://www.astroarts.co.jp/special/2016mars/index-j.shtml

つるちゃんのプラネタリウム
 http://homepage2.nifty.com/turupura/

 「火星から見た星座」 実際に見たい!
 http://homepage2.nifty.com/turupura/novelty/marcol.htm

 「公共施設、プラネタリウム」 全国の天文台等よくまとめておられます。
 http://homepage2.nifty.com/turupura/link.htm

☆東亜天文学会火星課の画像
 http://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2016/f_image.html

☆VIXEN 「2016年、火星がかなり近づいてくる
http://www.vixen.co.jp/lp/2016mars_1.html

☆スコープテック 「天体写真の掲示板
http://0bbs.jp/sofmap2/ 

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Sol1320 10回目のドリル

2016-05-04 01:14:04 | MSL

Curiosityのサイトでは、アップされていませんが、惑星協会のEmillyさんの4月25日のブログで10回目のドリルをしたことが報告されています。

それによりますと、Sol1320(4月23日)にLubangoで10回目のドリルをしてサンプル採取したとのことです。
Lubangoは、the Naukluft Plateauの西の端でthe Stimson sandstone unitの亀裂の周囲の明るい色調の球状の場所です。

ドリル作業は、以下の通りに超速で行われたとEmillyさんも驚いてます。
Sol1316 サンプル採取を決定、ローバーを移動させ、準備開始
Sol1317 目的のサンプル箇所へ最接近
Sol1318 サンプル箇所をブラッシング
Sol1318-1319 MAHLIで撮影、APXSで分析
Sol1319 サンプル箇所がドリル可能かを確認
     通常行うミニドリルを省略して
Sol1320 フルドリル実施

目的のサンプル箇所は、いままでに経験したことのあるサンプル箇所と相似していたので、自信を持ってミニドリルを省略したとのことです。

 

下図が今までドリルした10カ所です。

引き続き、11回目のドリルが実施されるそうです。
忙しいぞ!
中々山登りが進みませんね。
でも、大切なことなのでしっかりやってもらいましょう!

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ググって満足してちゃ、駄目なの?!

2016-04-30 10:44:14 | 火星画像

4月29日facebookに「ググってちゃダメ?10代の「検索スキル」がハンパない」と言う記事が紹介されていました。
http://matome.naver.jp/odai/2145723312682757801

最近何か調べる場合は、yahooかGoogleで済ましてましたが・・・
しかしながら、今回の熊本地震の情報などを見ていてTwitterが気になってました。
なぜかと言うと、私がFacebookやtwitterでフォローしている情報通の方たちが結構twitterを利用していることが気になっていたからです。
私的には、twitterは、動きが早すぎて知りたい情報をつかみにくいのと要らない情報が多すぎ!と感じてfacebook中心で見ていました。 

そういうわけで、「火星接近」というお題で検索してみましたところ、情報の鮮度からするとtwitterが一番と感じました。(あくまで、私見です。)
*私はネット弱者のためinstagramは、登録してますが、使えてません。 

・Googleでの検索結果
 https://www.google.co.jp/#q=%E7%81%AB%E6%98%9F%E6%8E%A5%E8%BF%91

・Yahooでの検索結果
 http://search.yahoo.co.jp/search;_ylt=A7dPGUALBiRX9QUAcEOJBtF7?p=%E7%81%AB%E6%98%9F%E6%8E%A5%E8%BF%91&search.x=1&fr=top_ga1_sa&tid=top_ga1_sa&ei=UTF-8&aq=&oq=&afs=

・twitterとfacebookは、ログインしないと検索できないようなので、皆さん各自でやってみてください。

結局、私がネットを十分活用できていないと言うのが結論です。チャンチャン
 いろいろ勉強になるな~
(こうやってブログに書いていること自体が使えてないと言うことですね。)

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何とか当面の最終目標へ行けそうです。

2016-04-28 22:44:44 | MSL

4月27日のWhat'sNewにCuriosityの近況が紹介されています。
2012年8月6日にGaleクレーターに着陸後、8月22日に初めて6mほど走行しましたね。
8月23日の当ブログ「足慣らし」でも伝えています。
それから、約44ケ月!その中でも最も険しくて、通過が困難な範囲を横断し終わりました。
*やった~
ローバーの車輪は、一時損傷が進んだため、いつまで保つか?懸念されていました。
でも、下図の通り当面の最終目標地まで大丈夫な見込みとなりました。
これは、チーム一丸となって、走行の仕方を工夫したり、なるべく良いルートを走行することを心がけた結果です。

車輪は、直径50cm×幅40cmで基盤部分の厚さは、10セント硬貨の約半分ということです。
良くこういう言い方をしますが、身近に持っている人ならすぐにイメージが浮かぶので良いのでしょう。
数字ですと、10セント硬貨の厚みは1.35mmですので、 0.675mmということです。
表面のギザギザは、 grousersと言うそうです。厚みは、0.75mmです。
車輪は、基盤部分がかなり痛んでも大丈夫とのことです。
Curiosityを出来るだけ長く活動させるため地球上で車輪の耐用性について調査しています。
その結果、1つの車輪でgrousersが3カ所壊れた場合、その車輪の耐用走行距離の約60%に達していることを示すとのことです。
現時点で12.7km走行してきた実績から、今後の調査でも支障は出ないと判断してますね。

下図は、Sol1283(2016年3月16日) にNaukluft PlateauからCuriosityが縁の方を見たパノラマ画像です。

A地点、B地点、C地点は、Galeクレーターの縁のピークです。
A地点:ローバーから29.1km離れた位置です。
B地点:ローバーから28.4km離れた位置です。
C地点:ローバーから45.5km 離れた位置です。

下図をクリックするとNaukluft PlateauからSharp山の方を見たパノラマ画像が見れます。

まだまだ先が長いけど、頑張って!

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アメリカの会社だけ・・・

2016-04-23 00:41:14 | Mars2020

4月21日のCuriosityのWhat'sNewに、NASAがいよいよ2020年に打上げ可能な最新技術レベルの火星周回機のアイデアの募集を開始したとの記事が載っていました。

当ブログでも2014年7月28日「革新的なブロードバンドを求む!」 と 2015年1月23日「火星でサッカーワールドカップを生中継で見れる!」 で紹介してますね。

ただ、応募資格がアメリカの企業だけと言うことです。
少し気になりますね。
世界の技術を切磋琢磨しないと本当に良い技術が育たないのではないかと心配です。 
ExoMarsからの離脱の仕方やそのあとにMars2020Roverを単独で始めたりと、国際協働という観点からすると少し違和感を覚えています。
でも、火星からの情報が豊富に早く入ることになるので期待しましょう!

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北極を一人で歩いている荻田さんへ思いを送りましょう!

2016-04-16 00:44:16 | 火星画像

日本火星協会では、「2016年の火星接近をみんなで楽しもう!」と考えています。
ぜひ、火星を見つけて写真を投稿してください。

4月29日は、38年前に植村直己さんが犬ぞりで北極点に到達した日です。
今、一人で北極を歩いている荻田さんへ向けて、熱い思いを送る日にしたいですね。
北極圏にいる荻田さんからは、火星は見えないと思いますが・・・ 
荻田さんの位置・情報そして応援は、こちらこちら
https://www.facebook.com/northpoleadventure/?pnref=story
http://blogs.yahoo.co.jp/ogita_exp/37025568.html

一方、中緯度にいる私たちにとって、ようやく観測に適した時期となってきました。
夕食後、腰を上げて三脚をセットすれば、火星がアンタレスと土星と一緒に顔を出していることでしょう。

寒くもないし、蚊もいないし、酒も旨いし、絶好の観測時期です。 

*投稿は、Facebook、Twitter、Instagramにて、「#火星接近」をつけて投稿してください 

下表は、国立天文台の「こよみの計算」を利用した表です。
http://eco.mtk.nao.ac.jp/cgi-bin/koyomi/koyomix.cgi
火星の観測にお役立てください。

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火星への大切な一歩!

2016-04-08 22:48:02 | 火星への入植

村上祐資さん!おめでとうございます。
約3年間の選考期間を経て、Mars160のメンバーとなりましたね!
それもXO(Executive Officer)とはすごいです。
これは、MA365へと続く道ですし、火星も視野に入って来ました。 

日本火星協会のHPで今回のニュースリリース資料を公開してますので、ご覧ください。

ここでは、アメリカ火星協会がこの件に関する発表をしてますので、ご紹介します。
原文:http://www.marssociety.org/home/news/?post=mars-society-to-launch-mars-160-twin-desert-arctic-analog-missions

要旨は、以下の通りです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
火星協会は、「Mars 160 Twin Desert-Arctic Analog Missions」を立ち上げました。 

火星協会は、所有している擬似火星研究基地の2つを使用して80日間づつ合計で160日間の新しいミッションを開始します。
(火星砂漠研究基地(MDRS)、フラッシュライン火星北極研究基地(FMARS))

・Mars Desert 80 (MD80):2016年秋、MDRS(アメリカ、ユタ州)

・Mars Arctic 80 (MA80):2017年夏、FMARS(カナダ、デボン島)

メンバーは、以下のとおり(多国籍、全員がMDRS経験者)

・アレクサンドル・マンジョ、コマンダー&エンジニア(フランス)
・村上祐資、執行役員(日本)
・シャノン・ルパート、生物学者(米国)
・アナスタシア・ステパノワ、ジャーナリスト(ロシア)
・クロード・ミシェル・ラロッシュ、エンジニア(カナダ)
・博士 ジョナサン・クラーク、地質学者(オーストラリア)
・スーザン・ジュエル、MD、バイオメディカル・リサーチ(英国) 

プログラムマネージャ:ロバート・ズブリン(火星協会の会長)
主任研究者:シャノン・ルパート 

「目的」
火星で活動する場合と同じような環境下で、活動することで将来の有人火星探査のための知見を得ることを目的としてます。

1.野外調査

・地質調査

・古生物学と微生物調査

2.技術調査

・火星関連工学研究

・遠隔科学生物医学のテスト

・宇宙服技術

・野外活動行動戦略

・基地と野外間との宇宙飛行士同士の連携訓練

「その他の目的」
1.コスト削減
 MDRSとFMARSとでは、活動に掛かる費用が違い、当然FMARSのほうが高いです。
MDRSでFMARSと同等な成果が得られるならば、今後の火星擬似研究に大きく貢献します。

2.MA365の実現
 火星協会は、Mars Arctic 365 mission(MA365)を計画してます。
MA365は、現在、資金調達中ですが、MARS160の成果によって実現を早めることが期待されます。
その理由は、MA365の運営費用削減と最適な人材の選出です。

「今後の予定」
1.第19回国際火星協会大会にてMARS160のクルーの会見があります。(スカイプ等)

 *第19回国際火星協会大会:9月22日~25、the Catholic University of America(ワシントン州)

2.MD80:9月24日からMDRSで開始されます。

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