火星への道

有人火星探査の実現を夢見て!火星ミッションの情報を提供しています。

Crew188のミッションパッチが決まりました!

2018-01-14 14:14:14 | MARS on EARTH

Crew188の豊見山さんから以下のご連絡をいただきました。
いよいよ2週間後(Jan 27 – Feb 11)に始動です。
ご注目を!
そして、応援よろしくお願いいたします。

ーーーーー以下、豊見山さんからの情報ーーーーー

Crew 188のメンバーとミッションパッチが発表されたので、御連絡いたします。

 

ミッションパッチは、GreenHubと次世代EVAスーツの研究が主な公で大きな研究内容になるためにこのようなデザインになりました。 

パッチを主とした製品を次世代のための募金活動としてZazzle.comで販売も始めてます。(https://www.zazzle.com/teamisuonmars)日本のサポートもあるので米ドルでなくてもお買い求めできます。 

以下、Crew188のメンバーを紹介させていただきます。

Commander: Dr. Ryan Kobrick

Executive Officer: Renee Garifi

Crew Engineer: Zacharry Trolley

Crew Astronomer: Julia DeMarines

Health Safety Officer & Human Factors Specialist: Tatsunari Tomiyama

Residence in Artist: Dr. Sarah Jane Pell 

加えて、NASAより研究主任としてのグラウンドオペレーターが2名が裏方で参加します。

Luke Roberson

Anderson WIlder

できる限りの情報は公開していくのでよろしくお願いいたします。

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究極の個室か?6日間着たままでOK!

2018-01-11 21:22:14 | 火星服

旧聞ですが、メモしておきます。
2016年9月から12月にかけてNASAが「6日間着たままで活動できる宇宙服」のアイデア募集をして、その結果が2017年2月15日に発表されています。

その名も「Space Poop Challenge」。
賞金総額は、3万ドルです。

まず、募集は以下の通り
https://herox.com/SpacePoop/guidelines

日本語は、産経ニュースさんの記事でこちら
http://www.sankei.com/premium/news/170107/prm1701070015-n2.html

条件は
・微少重力を想定する。
加圧された宇宙服内で糞便、尿、さらに月経の管理を6日間にわたって行い、乗組員の安全と健康を保護することを目標とする。
・1日当たり最大1リットルの尿収集を合計6日間可能にする。
・糞便収集率は、6日間で、1日当たり糞便量75グラム/75ミリグラムを目標とする。(月経収集システムは、6日間で80mLまで処理する。)

結果は、以下の通り3チームが受賞しました。

NASAのサイトは、こちら
https://www.nasa.gov/feature/winners-of-space-poop-challenge-receive-30000

日本語は、engadgetさんの記事で、こちら
http://japanese.engadget.com/2017/02/16/space-poop-challenge-30/

ちなみに、このコンペをNASAとともに実施したHeroXは、XPRIZE財団から生まれた団体だそうです。

*実物の宇宙服が出来るのは、まだ数年先と言うことですが、実現すれば有人火星探査に役立ちますね。
 それにしても、着たままで6日間生活できると言うことですので、移動可能な個室と言っても良いですね!

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Crew185_医療機器転送、継続実験中!引き続き、注目しましょう!

2018-01-04 15:31:11 | MARS on EARTH

石北医師が技術協力をしているCrew185は、MDRSでの活動を終了しました。
アメリカ火星協会のMDRSのレポートでは、麻酔関係の実験をしていることは、把握していましたが、3Dプリンターなど周辺情報が把握できていませんでした。
石北先生にお伺いしたところ、一応無事に実験が終了したとのことで以下の情報を教えていただきました。
1.「今回判明した課題は、プリントの品質が悪かったという事です。」
2.「1月2日より、Mars Academy USA Crew1111によるモハベ砂漠で行われる非医療従事者を想定した遠隔医療のトレーニングで嗅ぎ注射器が採用されております。

Crew1111のFBはこちらです。(1月2日から7日まで)
https://www.facebook.com/search/str/mars+academy+usa+crew+1111/keywords_search

Mars Academy USAについては、こちら
http://marsacademy.space/

*非医療従事者による遠隔麻酔 - 遠隔手術は、これからの有人火星探査では必須の課題ですね!
また、地球上でも有用な技術となります。
石北さん、期待してます!

*「火星大学」というキーワードだとオーストラリアのモナッシュ大学が「火星で生き残る方法」というオンラインの講座があります。
https://www.monash.edu/learning-teaching/massive-open-online-courses/how-to-survive-on-mars

Tabi-laboさん(2016年9月16日)で紹介されていますね。
http://tabi-labo.com/275646/onlinelecturemars

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MDRSでの活動が始まっています

2017-12-21 22:30:41 | MARS on EARTH

2017-2018FieldSeason のスケジュール 
*FBで応援しよう!!https://www.facebook.com/themdrs/

Nov 4 - 19—Crew182(Team Peru Ⅴ)

Nov 18 - Dec 3—Crew 183 (MASER – Mexico)

Dec 2 - 17—Crew 184 (Mars Society 1)

Dec 16 - 31—Crew 185 (Mars Society 2)

Dec 30 - Jan 13—Crew 186 (Boilers2 Mars – Purdue University)

Jan 13 - 28—Crew 187 (Team LATAM 2)

Jan 27 – Feb 11—Crew 188 (ISU)

Feb 10 - 25—IKEA Installation (non-crew special event)

Feb 24 - Mar 11—Crew 189 (Supaero)

Mar 10 - 25—Crew 190 (UCL to Mars)

Mar 24 - Apr 15—Crew 191 (Team Asia – Japanese & Indonesian)

Apr 14 - Apr 30— Crew 192 (Project PHEnOME A)

Apr29 - May 13- Crew 193 (Project PHEnOME B)

Crew 194 & 195 (Wilderness Medical Society)

First Annual MDRS Curated Art Show

今シーズンのMDRSに参加の日本人

Crew 185 (Dec 16 – 31):チーム名、Mars Society 2
直接参加ではありませんが、石北直之医師が下記の研究援助をします。

研究内容:手のひらサイズの吸入麻酔器『嗅ぎ注射器』の情報を離れた場所から送信して、MDRSの3Dプリンターで製造して、使用するというものです。

石北さん

  By Donna Clark, Disney Artist  

石北直之医師(国立病院機構渋川医療センター 小児科 医長、STONY 代表)
2010年12月 超小型簡易吸入麻酔器(嗅ぎ注射器)を発明し、研究開始
2015年11月、2016年8月 嗅ぎ注射器の無重力試験に成功
2017年1月14日 人工呼吸器の電子メール宇宙転送実験に世界で初めて成功

現在、Crew185がMDRSで活動中です。石北さんの嗅ぎ注射器のほかに宇宙服も3Dプリンターで作る計画です。
楽しみですね!

*応援よろしくお願いいたします。 

Crew 188(Jan 27 –Feb11) :チーム名、ISU
豊見山さんがHealth & Safety Officer (HSO)&Human Factors Specialistとして参加します。

MDRSでの研究:医学用語で、QOL(Quality of Life)の向上要因の調査が主な研究内容。
外界との物理的な遮断は生産性(ヒューマンパフォーマンス)を大きく低下させる要因の一つです。したがって、外界との遮断をしても生産性の低下に反発することができる娯楽ないし、人間本来の活動を調査するのがMDRSでの研究内容です。
偶然ですが、この内容はCSA(Canadian Space Agency)のプロジェクト、At:Homeに酷似しているとのこと。

豊見山 辰成さん(フロリダ工科大学 航空学部 航空人間工学専攻)専門は認識人間工学(Cognitive Human Factors)

*応援よろしくお願いいたします。

Crew 191 (Mar 24 - Apr 15):チーム名、Team Asia – Japanese & Indonesian

コマンダーが村上祐資さんで日本とインドネシアの混成チームです。
もう少ししたら、詳しくお伝えしますね!

*応援よろしくお願いいたします。

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GatewayでNASAとロスコスモスが協力で合意!

2017-09-28 10:41:00 | 火星への道

今年の3月にNASAが発表した深宇宙への入り口となるDeep Space Gateway (DSG)について、ロスコスモスと協力して進めることで、合意し合意の署名がオーストラリア南部アデレードで25~29日の日程で開催中の国際宇宙会議(IAC)で行われたとのことです。
DSGは、2020年代に月軌道上に建設され、宇宙飛行士が長期滞在可能な深宇宙進出のための基地となる構想です。
DSGを足がかりとして、2030年代に有人火星探査を実現する目標を掲げています。
両国関係が冷え込む中でも宇宙開発協力が進展したという意味は、大きいです。

時事ドットコムニュースさんの記事は、こちらです。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017092701306&g=int

NASAの発表は、こちらです。
https://www.nasa.gov/feature/nasa-roscosmos-sign-joint-statement-on-researching-exploring-deep-space

上記NASA発表のNextSTEPのさいとがこちらです。大変興味深いです。
https://www.nasa.gov/nextstep

NextSTEPの8月17日時点での最新情報です。
https://www.nasa.gov/sites/default/files/atoms/files/20170817-ppe-id-final.pdf

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100万人の火星都市

2017-09-25 18:28:14 | 火星都市計画
HP主催の「Mars Valley Urbanization Concept Challenge」が締切間近です。
Mars Valleyに100万人の都市を造るコンテスト。
エントリー期限が10月17日
選考などがあって、2018年8月にVRが完成とのことです。

前提条件は、以下の通り。(HPより引用)

  • 私たちは、火星に100万人の人々のための都市部を建設しています。これらの人々の大部分を地球から惑星に輸送する方法をすでに理解していると言うのは安全です。
  • 火星で発見された材料を利用するシステムを統合することは、常に理想的ですが、私たちはほとんどの既知の材料を供給または構築することができます。
  • 生存を確立する任務はすでに発生している。私たちは現在、どのように繁栄するかについて取り組んでいます。
もうすぐ、地球上で火星体験が出来る訳です。VRだけど、凄いですね!
下記がHPのHP(ホームページ)です。


下記は、PR動画です。

下図は、舞台となるマウルス峡谷(Mawrth Vallis)の周辺地図です。

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日本と中国の火星探査計画

2017-09-23 08:55:44 | 火星探査計画

最近の火星ネタをメモします。

JAXAが火星の衛星フォボスからサンプルを持ち帰る計画を発表したとのことです。
今(9月23日8:55)時点では、JAXAのHPで公開されてません・・・
*私のPC環境が悪いせいかもしれませんが・・・「日経に載っているのに」と思ってしまいました。

次世代ロケットH3で打ち上げると言うことと、サンプルリターンが目玉ですね。
実施は、2020年代と言うことで待ち遠しいです。
観測機器は、NASAのものを搭載と言うことで、この分野での日本の技術はどうなってるのでしょうか?

詳しくは、こちらのサイトで
https://www.nikkei.com/article/DGXLASDG22HAZ_S7A920C1CR8000/

もう一つは、第3回北京月・深宇宙探査国際フォーラム(9月20日~22日)での発表です。
9月20日の新華社の配信によりますと、中国は、2020年前後に探査機7機、火星ローバー6台という規模の中国初の火星探査を計画中だそうです。

詳しくは、こちらのサイトで
http://www.recordchina.co.jp/b191268-s10-c20.html


*現在、当ブログの更新が思うように出来ない状態ですが、世界での火星有人探査に向けた活動が活性化していますので、当面このようなメモだけでも記録しておきたいと思ってます。

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第20回コンベンションにMars160のクルー登場!

2017-09-08 14:14:52 | Mars160

火星協会の第20回目のコンベンションが始まっています。
概略をメモしておきます。

1.会期:9月7日~10日
2.場所:University of California, Irvine, CA
3.ライブ画像:下記にて見ることが出来ます。個々には、Youtubeでアップされます。
  http://stream.marssociety.org. 
  https://www.youtube.com/user/TheMarsSociety
  

mars160のプレゼンが9日10時から有ります。(日本時間 10日午前2時)

コンベンションのスケジュールは、下記の通りです。
今年は、20回目という節目でもあり、また有人火星への道が具体的になりつつあることも反映して、
例年以上の参加者と充実したゲストとなっているようです。

Wednesday, September 6 (Pre-Convention Events)

6pm-7pm - Early Registration

University of California, Irvine

A311 Student Center

Irvine, CA92697 

7pm-10pm - Steering Committee Meeting

(The first hour is open to the public)

University of California, Irvine

A311 Student Center

Woods Cove C

Irvine, CA 92697

 

Thursday, September 7

Pacific D

9:00am - Opening Plenary JST 8日, 1時 
Dr. Robert Zubrin - President, The Mars Society

9:30am - Plenary
Greg Benford - Author & Astrophysicist, UC Irvine

10:00am - Plenary
George Whitesides - CEO, Virgin Galactic

10:30am - Plenary      JST 8日, 2時30分
Vera Mulyani - CEO, Mars City Design

11:00am - Plenary
Loretta Hildalgo-Whitesides - Author & Consultant, Virgin Galactic

11:30am - Plenary

TBD 

12:00pm - 1:00pm - Lunch Break 

Pacific D

1:00pm - 4:00pm Aerospace Workforce Development Symposium 

1:00pm
“Opening Space to Change the World for Good” George Whitesides, CEO, Virgin Galactic

1:30pm 
Panel Discussion 
“Educating the Future Aerospace Workforce”
Landon Taylor, CEO Base 11; Al Bunshaft, SVP Global Affairs, Americas, Dassault Systèmes; Noramay Cadena, Cofounder and Managing Director, Make in LA; Dennis Harkins, President, Orange Coast College; Maria Tirabassi, Engineering Vice President, Northrop Grumman Aerospace Systems; Gregory Washington, Stacey Nicholas Dean of Engineering, UCI; JasonHatakeyama, Chief Architect & Sr Director Product Lifecycle Management, Boeing

2:00pm
Continued Panel Discussion “Educating the Future Aerospace Workforce”

2:30pm
“Caltech/Base 11 Aerospace Mentorship Program: Learning by Experience,” David Huynh, Caltech and “WSU Innovation Campus: Creating Stronger Industry Partnerships through Applied Learning,” John Tomblin, Wichita State University

3:00pm
“To Infinity and Beyond” Jeremy Bout, The Edge Factor

3:30pm
Aerospace Workforce Development Symposium Q&A and Closing Remarks

4:00pm - 7:00pm
Aerospace Workforce Development Expo

 

1:00pm - 5:00pm - Session Tracks:

5:00pm - 7:00pm - Dinner Break

Pacific D

 

7:00pm - Panel
Sci Fi Greats - The Human Future in Space

Greg Benford - Author and Astrophysicist
David Brin
Larry Niven
Jerry Pournelle

 

Friday, September 8

Pacific D

9:00am - Plenary JST 9日, 1時 
Mars 2030 - Future Travel to Mars Experienced Today by Virtual Reality, Hewlett-Packard

9:30am - Plenary
Dava Newman - Former Deputy Administrator, NASA

10:00am - Plenary
Paul Davies - Director, Beyond Center for Fundamental Concepts in Science - Searching for a Shadow Biosphere on Mars and Earth

10:30am - Plenary
Joe Carroll, President, Tether Applications, Inc. - Living Beyond Earth, in Partial Gravity.

11:00am - Plenary
Robert Pappallardo - Project Scientist, Europa Clipper, JPL

11:30am - Skype Session

Cast Members, Nat Geo MARS Series 

12:00pm - 1:00pm - Lunch Break 

12:00pm Special Lunchtime talk   JST 9日, 4時

"The Curiosity Mission" - John Grotzinger - Former Project Scientist, MSL, NASA 

1:00pm - 5:00pm - Session Tracks:

 

5:00pm - 7:00pm - Dinner Break

7:00pm - Debate

What should be the way ahead for NASA?

8:00pm - Panel    JST 9日, 12時
Panel - The SpaceX Plan for Mars

9:00pm – Special Presentation
Mars in Film

 

Saturday, September 9

Pacific D

9:00am - Plenary     JST 10日, 1時
Carol Stoker - Planetary Scientist, Ames Center, NASA

9:30am - Plenary
Xavier D. Simon, Advanced Space Exploration Configuration Design Lead, Boeing

10:00am - Plenary      JST 10日, 2時
Mars 160 Crew Presentation

10:30am - Skype Session
Dr. Mohammed Naser Al-Ahbabi, PhD. - Director-General, UAE Space Agency

11:00am - Panel
Social & Philosophical Implications

Jim Pass
Greg Benford
Paul Davies
James Heiser 

12:00pm - 1:00pm - Lunch Break 

 1:00pm - 5:00pm - Session Tracks:

 

5:00pm - 5:30pm - Break

Lobby

5:30pm - 6:30pm - Cash Bar

 Pacific D

6:30pm - 11:00pm Mars Society Banquet

Song: Rise to Mars: Oscar Castellino

Banquet Speaker: Anousheh Ansari - First Female Private Space Explorer

Mars Society Awards Ceremony

Remarks by Dr. Robert Zubrin, Mars Society President

 

Sunday, September 10

Pacific D

9:00am - Plenary     JST 11日, 1時
Dr. Darlene Lim - Geobiologist, Ames Center, NASA

9:30am - Plenary
Geoffrey Landis - Author & Planetary Scientist, NASA

10:00am - Plenary
TBD - Lockheed Martin Mars Mission

10:30am - Plenary
The University Rover Challenge

11:00am- Plenary
The University Rover Challenge

11:30am - Closing Remarks
Dr. Robert Zubrin, President, The Mars Society

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継続は、力なり!

2017-07-09 00:41:44 | MSL

Curiosityがいよいよヘマタイト層に迫っています。
下図は、Curiosityが見上げているヘマタイト層の画像です。
撮影:Navcam: Left B   
撮影日時:Sol1747(7月6日 05:22:06 UTC)


Full Resolution

下図は、着陸地点から登ってきた高低差を示してます。
約260メートル登ってきました。

下図は、Sol1748(7月7日 UTC)時点のCuriosityの位置を示してます。

Sol1454(2016年9月8日)にMurray ButtesからMurray formationに入ってヘマタイト層に迫るまで約10ケ月かかりました。
Curiosityが着実に調査を続けていることに改めて頭の下がる思いです。
Curiosity!凄いぞ!

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有人火星ローバーの試作品登場?

2017-05-23 18:40:04 | 火星への入植

5月11日のBusiness Insiderで、NASAケネディ宇宙センター内の民営の一般客向け見学施設であるビジター・コンプレックスに実物大の有人ローバーが展示されていることが報道されてました。
作ったのは、「Parker Brothers Concepts」社です。
この会社は、5年ほど前にテレビ局や映画制作会社の依頼で「一風変わった」乗り物を作るために設立されたとのこと。
ビジター・コンプレックスとケーブルテレビ局などがこの会社とひそかに協力して作り上げたようです。
昨年の後半から展示されていたが、最近Redditの「何だ、この車!? 」という投稿から広まりつつある模様ですね。

詳細は、下記サイトにて
https://www.businessinsider.jp/post-33538
下図が展示されているローバーです。

Shanon Parker/Parker Brothers Concepts

このローバーは、まだ名前がないようです。
仕様は、以下の通り
・6輪の完全電気自動車(電動モーター、ソーラーパネル、700ボルトのバッテリー)
・車長28フィート(約8.5m)、車幅13フィート(約4.0m)、車高11フィート(約3.4 m)の探査車は、概算で約5000ポンド(約2267.9 kg)
・タイヤ:高さ50インチ(約127 cm)、幅30インチ(約76 cm)
・フロントガラスはカーボンファイバー製のアクセント付き。NASAのロゴも入っている。
・ローバーにはGPS、空調、ラジオなど「快適な活動に必要な機器」が並ぶ一方で、ボディ全体は航空機並みのアルミ材とカーボンファイバー
・最高時速は60~70マイル(約96~112 km)、通常は時速10~15マイル(約16~24 km)
・ローバーは、操縦室と研究施設が連結されて移動することを想定している。
 ローバーの操縦室と研究室は、中央で区切られていて、後方部分は完全な研究室、前方部分は偵察に出るための操縦室。
 研究室の部分は切り離すこともでき、そのまま独自に研究を続けられる。
 そうすれば操縦室は軽くなるので、燃料をあまり消費せずに任務を行える。
 (写真を見ると操縦室が4輪で研究室は2輪となっているようです。)

NASAは、関与を否定しているものの「NASAのロゴ」が付いているので、まったく知らないはずはないかと・・・
さらに、NASAは探査車の開発に際して、いくつかの必要なパラメーターを与え、考え方として「宇宙飛行士4人で、調査、探索、テストサンプル採取を行える程度の小型偵察車」もしくは「完全な研究室」という2つを示したという。
また、このローバーは、近々NASAが共催するアメリカ国内の巡回展「サマー・オブ・マーズ」の一部として展示される予定になってます。

*どうも、盛り上げるためにいろいろ仕込んでいる感じですね。
 でも、こうしてローバーを具体化するなんて、すごいエネルギーだと思います。
 日本にも持って来てくれないかな・・・期待しましょう!

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JAXAがESAとの協力の進化を発表・・・

2017-05-17 11:24:55 | 日本

JAXAが5月15日に、欧州宇宙機関(European Space Agency:ESA)との協力をさらに拡大・深化させることで合意して、共同声明を発表しました。

詳しくは、下記にて
http://www.jaxa.jp/press/2017/05/20170515_esa_j.html

日経のオンラインニュースは、下記にて
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG15HA2_V10C17A5CR8000/

------------「内容を以下に引用します。」-------------------

JAXA-ESA共同声明
JAXA-ESA Joint Statement(仮訳)

 2017年5月15日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)理事長 奥村 直樹と、欧州宇宙機関(ESA)長官 ヨーハン=ディートリッヒ・ヴァーナーは、東京において会合を行い、以下の内容について確認した。

(協力関係の継続・拡大・深化)
 両機関長は、長年にわたり実施されてきた両機関の協力実績を総括し、地球観測、宇宙環境利用、宇宙科学等の分野における共同ミッションや、さらには国際宇宙ステーション(ISS)での協力が大きな成果を上げてきたことを確認した。

 そして、気候変動問題への貢献を目指す雲・エアロゾル・放射観測ミッション「EarthCARE」や、太陽系の中でほとんど探査がされていない惑星の起源と進化の解明に取り組む水星探査ミッション「BepiColombo」等の共同ミッションが計画通り進行し、両機関及び世界に大きな恩恵をもたらすことを確認した。

(地球規模の課題と共同貢献の確認)
 両機関長は、より良い社会のため、また持続可能な開発目標(SDGs)に貢献する衛星による全球観測やその他の宇宙アプリケーションの重要性を認識した。とりわけ、両機関長は、地球温暖化対策に貢献する温室効果ガス(GHG)排出量報告の精度向上に衛星観測データを活用するための協力を深めるとともに、宇宙技術による統合的なアプリケーションの促進を図り、多くの分野での新たな事業の拡大に結び付けていくことに合意した。

(人類の活動領域の拡大における連携)
 さらに両機関長は、国際パートナーシップ活動によるISSの2024年までの最大利用を促進することの重要性を確認するとともに、新たに、月をはじめとする宇宙探査分野で欧州と日本の強みを生かしたミッション創出の検討を行うことに合意した。
また、両機関長は、宇宙探査に係る閣僚級会合である第2回国際宇宙探査フォーラム(ISEF2)が2018年3月3日に日本で開催されることを受け、その成功に向け協力していくことに合意した。

(まとめ)
 最後に両機関長は、上記の特定された分野での協議を年内に完了させるため、担当役員レベルのワーキンググループを設置した。両機関長は、全ての協力活動を通じ、宇宙技術による社会課題の解決や産業振興、人類の活動領域の拡大に貢献していくことを宣言する。

-------------------以上、引用終わりーー

ところで、
Jan Woernerさんは、下記資料によりますと、
2015年7月1日、ヨーロッパ宇宙機関(European Space Agency)長官として就任したようですね。
https://en.wikipedia.org/wiki/Johann-Dietrich_W%C3%B6rner

また、JAXAの記事によりますと
「ヴァーナー長官の就任後初来日の折に、両機関の協力をさらに拡大・深化させるべく機関間の会合を開催しました。」となってます。
つまり、今回の来日の主目的では、なかったということのようですね。
とは言っても、JAXAとESAの協力関係が継続・拡大・深化したということを素直に歓迎したいと思います。
でも、要望および懸念として、日本も有人火星探査および有人宇宙活動に関して主体的に取り組む必要があるということを言っておきたいと思います。

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火星で植物工場を!

2017-05-07 00:14:44 | 植物工場

NASAがアリゾナ大学と共同して、月や火星で使用する植物工場の製造に本気になってきました。
下記のBIGLOBEさんの記事で紹介されています。

https://news.biglobe.ne.jp/trend/0505/kpa_170505_7144542671.html

この植物工場は、Roberto Furfaro准教授とGene Giacomelli教授が中心となってNASAと共同開発してます。
プロトタイプとして制作されたもので、下図のような形をしており、長さが約5.5メートルで直径が約2.1メートルです。
(いくつかの記事に大きさの記載があって、直径が2.1mから2.4mまでいくつかあります。多分、内径と外径とか、測る場所の違いなのかな~と思っています。)
*Roberto Furfaro教授:アリゾナ大学准教授
*Gene Giacomelli教授:アリゾナ大学環境管理農業センターのディレクターである農業生物システム工学教授

植物工場は、単に食料の生産の役割だけではなく、空気・水そして廃棄物のリサイクルの役割を持ちます。
まさに、地球上で当たり前に行われているように、火星基地で排出される宇宙飛行士由来の廃棄物や汚染水を浄化する生命維持装置の一部を担うことになります。
植物に必要な光は、自然光とLED光を併用することを考えているとのことです。

Credits: University of Arizona

Credits: University of Arizona

この植物工場は、月や火星へ運ぶため膨張式となっています。
下図は、折りたたんだ状態です。

Credits: University of Arizona

アリゾナ大学の情報は、下記にて

http://www.sie.arizona.edu/researchers-greenhouse-helping-mars-gardens-grow-nasa

https://www.ag.arizona.edu/lunargreenhouse/

また、アリゾナ大学は、南極に植物工場を持っています。下記にて

http://www.tucsonnewsnow.com/story/30202427/how-to-grow-food-on-mars-the-film-the-martian-and-the-ua-have-something-in-common

NASAの記事は、こちら

https://www.nasa.gov/feature/lunar-martian-greenhouses-designed-to-mimic-those-on-earth

*いや~楽しいですね!夢が広がります。
 私は、個人的には完全閉鎖系(太陽光は、電力として利用)のほうが良いと考えていますが、どうなりますか・・・

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セックスって??あれのこと????

2017-04-29 10:14:41 | 火星への入植

Gigazineさんがやってくれました。
下記に詳しく載ってますので、大人の人はぜひ読んでみてください。

http://gigazine.net/news/20170427-space-sex-serious-business/

人類が宇宙へ進出する時代に避けて通れない話題です。
(あえて、語らなくてもいいんじゃない・・・ということも言えるかもですが・・・)
日本火星協会でも理事長と私にとっては、以前からの話題の一つでした。
この話題になると、いつも以上に二人は、少年のように会話が弾みました。(笑;
特に無重力と言うところが難しいところなんですね。
イルカの知恵を借りますか?

村川会長は、2つ本を翻訳してます。
1.宇宙とセックス
http://www.spaceref.co.jp/sex_in_space/index.html

2.宇宙で暮らす(p.260 宇宙での男性と女性)
https://www.amazon.co.jp/%E5%AE%87%E5%AE%99%E3%81%A7%E6%9A%AE%E3%82%89%E3%81%99-G-%E3%83%8F%E3%83%AA%E3%83%BC-%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%B3/dp/4806714151/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1493428976&sr=1-1&keywords=%E5%AE%87%E5%AE%99%E3%81%A7%E3%81%8F%E3%82%89%E3%81%99

画像は、差しさわりがあるといけないので、自分で検索してね!

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火星への入り口

2017-04-11 00:04:14 | 火星への道

3月末、NASAが月近傍に火星への出発基地としてDeep Space Gateway (DSG)を建設する構想を発表しました。
DSGを中継点として、Deep Space Transport (DST)が地球重力圏を脱出して火星などを目指します。

4月7日のGigazineさんに詳しく載っていますので、メモしておきます。
http://gigazine.net/news/20170407-nasa-journey-to-mars-detail-plan/

2018年から2025年にかけて必要なモジュールを順次打ち上げてDSGを建設します。
DSGの完成後、DSTの打ち上げが2027年に実施される。
2028年から2029年にかけて、安全確認を含めいろいろなテストを実施する。
そして、問題がなければ、いよいよ火星へ出発する計画です。

下図の左側がDSGです。
右側には、オライオン宇宙船が近づいてくる様子が描かれています。 

下図は、DSGとDSTの想像図です。

3月28日のNASAの発表は、下記サイト
https://www.nasa.gov/feature/deep-space-gateway-to-open-opportunities-for-distant-destinations

3月28日付け「Progress in Defining the Deep Space Gateway and Transport Plan」資料は、下記サイト
https://www.nasa.gov/sites/default/files/atoms/files/nss_chart_v23.pdf

3月30日付け「Human Exploration & Operations」資料は、下記サイト
http://japanese.engadget.com/2017/04/04/deep-space-gateway/

2016年8月10日のEngadgetさんの下記の記事には、NASAがLEO(地球低軌道)よりも遠い深宇宙での居住モジュールの製造を計画しているという記事があります。6社の民間企業が参加してます。
( Boeing、Lockheed Martin、Orbital ATK、Sierra Nevada、NanoRacks、Bigelow Aerospace)
http://japanese.engadget.com/2016/08/10/nasa-6/

*すごく具体的に火星への道が動き出したという印象です。今後も注目していきます。
それにしても、ここまでやるのなら宇宙エレベーターも計画に載せてほしいものですね。

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バナール球が実現する!!

2017-03-18 14:08:17 | 火星への入植

英国の「The Independent」紙によりますと、英国惑星間協会(British Interplanetary Society、BIS)のJerry Stoneさんがスペースコロニーの建設に関する発表をしたとのことです。
この発言は、イギリス科学週間の中で行われたものです。
・今から取り組めば、20年後には、地球を周回するスペースコロニーが完成できる。
・大元の研究は、既に40年前(1970年代)に行われたプリンストン大学のジェラルド・オニール博士の業績を参考にしている。
・月や小惑星から原料を調達する。
・数千人が居住する。
・もっと大きな円筒形の物(直径4マイル、長さ20マイル)を作れば、1千万人収容可能。 

元ネタの「The Independent」紙の記事はこちら
http://www.independent.co.uk/news/science/space-colonies-orbiting-earth-20-years-expert-prediction-a7623726.html

TOCANAさんの日本語の記事は、こちら
http://tocana.jp/2017/03/post_12621_entry.html  

スペースコロニーは、1969年にアメリカのプリンストン大学にて、ジェラルド・オニール博士と学生たちのセミナーの中での、惑星表面ではなく宇宙空間に巨大な人工の居住地を作成するというアイデアから誕生しました。1974年にニューヨーク・タイムズ誌に掲載されたことから広く一般に知られるようになったとのこと。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8B%E3%83%BC

 Exterior view of a double cylinder colony. Art work: Rick Guidice/NASA

「NASAが1970年代に構想していたスペースコロニー」に付いては、
DNAさん(dailynewsagency.com)の記事が詳しいです。
http://dailynewsagency.com/2014/04/22/space-colony-artwork-1970s-lb9/ 

上記の記事中のイラストは、以下のお二人のサイトとNASAのサイトに載っています。
Don Davis 氏の公式サイト:http://www.donaldedavis.com/
Rick Guidice 氏の公式サイト:http://www.rickguidice.com/nasaart/nasaarti.html
NASAのサイトでは、Toroidal colonies、Barnal Spheres、Cylindrical coloniesの3形態に分類して分かりやすいですね。
https://settlement.arc.nasa.gov/70sArtHiRes/70sArt/art.html 

英国惑星間協会British Interplanetary Society、BIS)については、こちら
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8B%B1%E5%9B%BD%E6%83%91%E6%98%9F%E9%96%93%E5%8D%94%E4%BC%9A

バナール球も載っていました。
宇宙空間に巨大な人工の居住地を作成するというアイデアは、イギリスの物理学者J.D.バナールが1929年に出版した「宇宙・肉体・悪魔」という著書の中で宇宙島として考察されています。
この宇宙島が球体をしているため、バナール球と呼ばれています。
なんと!約90年前!
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%83%AB%E7%90%83

----バナール球について--------
まず、人類は、宇宙へ出ようとする人と地球に閉じこもる人とに2分されるだろうと予測してます。
そして、宇宙に出る人は、探検の時代を経て、宇宙空間に恒久的な家を作ろうとする。
その家は、太陽の周りを公転しており、必要な時に移動できる機能を持つとされています。
何故なら、そうすれば、太陽から得られるエネルギー量の増大、重力からの解放、惑星間飛行の容易さ(重力圏や大気圏の束縛がなくなる)という自由を手に入れることが出来ます。
構造は、直径十マイル程度の球体で内部は空洞となっています。
この球体の建設材料は、一部を地球から持って来て、大部分は小惑星、月、土星の環等から調達します。
イメージとしては、ものすごく複雑な単細胞植物に似たものになるとのこと。
外部からの危険(例えば、隕石など)については、大きなものは、バナール球の移動によって避け、小さなものは、地球の大気の働きを参考に隕石に向かって高速の気体か電子を噴射することで防ぐとしてます。
また、外壁の損傷に関しては、自動修復の機能が必要だとしてますね。
(まさに「機動戦艦ナデシコ」の世界です。ナデシコは、ナノテクで外壁の修理等をしていることになってました。)
*「機動戦艦ナデシコ」:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A9%9F%E5%8B%95%E6%88%A6%E8%89%A6%E3%83%8A%E3%83%87%E3%82%B7%E3%82%B3

このバナール球は、一つだけではなく、どんどん増殖していきます。
さらに続いて、太陽系からの脱出も想定していますが、後は「宇宙・肉体・悪魔」を読んでください。

Exterior view. Art work: Rick Guidice/NASA

Interior including human powered flight. Art work: Rick Guidice/NASA

すごい構想です。それにしても、すでに90年前に発想され、40年前には、かなり具体的に検討されていたんですね。
惑星に拘らず、宇宙空間に居住区を建設するとは・・・
実現に動き出すことを期待しましょう!

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