火星への道

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いろいろな重力を試そう

2012-02-27 00:50:14 | NASA
SpaceRefさんのニュースリストを覗いていたら「2012-02-22 国際宇宙ステーションに遠心力発生装置搬入」という記事がありました。
Nautilus Xと関係あるかと思い少し調べたところ、関係ありそうでもありますが、確証は得られませんでした。
でも、Centrifugeを使いISSの無重力環境を利用して火星や月での活動も含めて様々な重力環境での実験が可能になるということです。
同様の記事は、ここです。

下図は、NautilusのCentrifugeをISSでテストする様子です。


NASA、 Astrium Space Transportationと NanoRacks LLC の共同作業ですね。
2月6日にAstrium North Americaが発表してます。

SpaceRefさんによりますと
「このセントリフュージはバイオラック容器を8台収納することができる。容積は65ミリリットルに制限されているが、微生物、植物、水生動物、そして人間の細胞サンプルを実験するには十分な容積である。発生可能重力レンジは0.1Gから1.5Gまでとなっている。この重力で月面や火星での植物育成の予備実験も可能となる。」
とのことです。

火星と月を含めて、様々な重力レベルでの研究を行なうことを可能にするとのことです。
火星での野菜などの植物の栽培の研究がISSで出来るようになるということですね。

このthe centrifuge(重力発生装置)は、今年の夏ごろにロシアの貨物船プログレスでISSへ運ばれる予定です。
また、楽しみが増えましたね~

ISSの研究や設備についての紹介PDFをみると、いろいろな実験が行われている様子が良くわかります。

Astrium Space Transportationの紹介PDFでは、NanoRacksやBIORACKが紹介されています。

本当の人類の英知を集めれば、火星へ行くことは実現可能な、そしてチャレンジする価値のある目標だと思います。

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