Killarneyから離れた街から戻ってきたらさすがに何も食べられない状態でしたので、一度宿に戻りシャワーや翌日の乗馬と移動の準備をしました。
いろいろとしていると、9時を過ぎたあたりだったと思いますが、夕食として食事らしい食事をしていないことに気が付き、出かけることにしました。
街中は肌寒い中、あちこちから音楽が聞こえてきました。外からのお客さんが多いところではありますが、街が活気付いていいですね。
どこに入ろうかと音楽が聞こえるPubの様子を何件か伺っていたりしていると、あるPubで、外に掲げられているメニューを見ようとした時、中から出てきたおじさんが私を見るなり、「ここのPubはいいぞ」と力強く言ってきました。まあ、そう言う様なぁと思って、寒いから温かいシチューが食べたいと言うと、メニューのシチューを探して指差して、「いい選択だ、Verry goodだ!」という「お墨付き」を頂きました。
こういうのも何かの縁なので、このPubでビールはMURFHY'S、ギネスチシューをオーダーすることにしました。
このPubも隣と繋がっていて、入った場所ではなく、もう1つの場所に移動しました。結構広いです。立って飲んでいる人も多く、時間も時間なためかできあがっている人が結構いました。
このギネスシチュー、今までの中で一番おいしかったです。味が濃くてニンジンやジャガイモも程よく形を残し、ラム肉はちょっと固めのものもあったかと思いますが、大体が柔らかかったです。 マッシュポテトがギネスシチューの中に入っているところがイイですね。熱いマッシュポテトの中に味が染み込んで、初めは口の中でも大変でした。この味付けはとてもシンプルですが、私の口にヒットというかホームランでした。
ギネスシチューに舌鼓を打っている隣にはカップル2組の4人の旅行者らしき方が座っていました。行儀が悪かったですが、運ばれてきた物を横目で見ていると、ハンバーガーなのですが、デカイ!思わず「ええ!」と思うサイズです。
日本人なら食べ盛りの男性が大きいハンバーガーを見て食べる気満々で食べたけど、食べきれなくなるパターンのハンバーガーのサイズです。
ハンバーガーというより、ファミレスで出てくるハンバーグより高さがあり、ドラえもんに出てくるドラ焼きのような形です。真ん中が火が通っているのか疑問もありますが。
ハンバーグをパンの上に乗せて、上のパンをハンバーグの上に落ちないように置いただけのようでした。他にもサラダ(?)が挟まれているので、結構高いです。あれは、口を大きく開けても入りません。
(注 目の前ではないので、正確なサイズでないかもしれません)
さらに驚いたことが、そのサイズが運ばれてきても何も驚いていないことです。慣れているのでしょうか。
おそらく、日本人なら運ばれて来たものは基本的に全部食べることを前提とするため、運ばれた食べ物が食べられるかどうかと考えがちですが、欧米系の人達は食べられなかったら残せば良いという考えのため、別に驚かないのでしょう。まあ、文明的ではないですね。