都内某所。樹液に集まるカブトムシ。昨晩撮りました。
さきほどからここ立川市では雨が降っております。
ゴロゴロ、時折雷の音が聞こえておりました。
今は小降りとなりましたが、一時は激しい降り方でしたね。
中国・九州そして東北と猛烈な雨による被害が出ており、
いつ私達が住む場所でそうした状況に陥るのかわからなくなっております。
各種警戒情報などチェックしながら、
自分の身は自分で守らなければなりません。
想定を超えた激烈な状況では、
もはや救助を待つしかない状況に追い込まれるかもしれませんが、
避けられるものは避けるようにしなければならないと最近つくづく感じます。
お近くに河川がある方は、くれぐれも油断なさりませんよう。
いままでとは明らかに異なる気候です。
想定外、思いもよらない、何十年・何百年に一度・・・
ここ最近とみに耳にする表現です。
近場に河川がなくとも、
市街地では内水氾濫と言う事も考えられます。
一時に莫大な降水量があった時に見られるもので、
下水処理能力を超えてしまった結果浸水被害が出るものです。
ご自分の住んでいるエリアはどういう特徴を持っていますか?
いざと言う時の避難所・避難場所がどこだか知っていますか?
最近は他人ごとではありません。
是非自治体のホームページ等をご覧ください。
住んでいる市町村+「防災マップ」「ハザードマップ」で検索すれば出てくると思います。
市町村によって造りは異なります。
非常にわかりやすく詳細な物から、情報を網羅したものまで様々です。
また、防災用語の使い方も微妙に違ったりします。
今はインターネットであらゆる用語が調べられますので、
わからないものは調べてみるととてもためになります。
「災害は忘れたころにやってくる」などと言います。
だから怖いのです。
防災について調べると大抵こう書いてあります。
「防災は日ごろの備えが大切です」と。
いざ危険が迫った時に、恐らく誰だって慌ててしまうでしょう。
それでも、日ごろから防災について真剣に考えているのとそうでないのとでは雲泥の差が出てしまうでしょう。
例えば、さきほどちらと触れた「避難所」や「避難場所」。
この二つの用語は似ていますが、はっきりと違います。
避難所は宿泊でき、非常食が備蓄されています。
避難場所は危難をとりあえず避けるために逃げ込む場所で宿泊できません。
日頃の備えと言うのは例えばこうした時に差が出てしまうと思います。
「いざと言う時どこに避難するの?」
ご家族が避難する場所がそれぞれ違った場合、
しかもどこにいるのかわからなかった場合、
どれほどお互いの安否を心配する事でしょう。
各携帯会社でも災害用のサービスがあります。
そもそもこうした時携帯電話はまったくつながらない事を
東日本大震災で経験しております。
どのようなサービスがあるのか。
どのサービスを利用するのか。
どう利用するのか。
こうした家族内のルールや決め事を話し合う事もつまりは日ごろの備えです。
備えあれば憂いなしと言うではありませんか。
どうぞご家族で防災について考えてみてください。