ただの映画好き日記

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ビート ー心を解き放てー

2020-06-18 | 映画 ハ行

シカゴのサウスサイド。ヒップホップの才能を秘めたオーガスト・モンローは、心の病に苦しんでいた。そんな彼の閉ざされた世界を、型破りな男がこじ開けてゆく。

ビート ー心を解き放てー 2019年/アメリカ/クリス・ロビンソン




家族を殺されることが珍しいことではないシカゴって、どれだけの犯罪率なんでしょう?
白人が黒人を差別しての殺人ではなく、黒人同士の殺し合いってことですよねー。

目の前で姉を殺され、PTSDに苦しむ17歳のオーガスト。
外に出られず、部屋にこもりリズムマシンを打ち込む毎日。
その才能に気付いた落ちぶれた元音楽プロデューサーの学校の警備員。
オーガストの才能を開花させると共に、昔のツテを頼りに自らも音楽業界に戻ることを画策、だが…。

才能がある子はチャンスがあるってことですが、特別な才能がないほとんどの子はどうなるの?ってことですよね。
それに、才能に群がる金の亡者達が間違いなく存在するワケで、オーガスト頑張れ!というより、仮に成功したとしても、その後が気になって仕方ありませんでした(笑)。
音楽業界は、とにかく、金、金、金。
才能の持ち主も、結局、大金を持つと金に染まり、世間知らず故に騙され、傷つき、薬に手を出し…、の結末が簡単に想像できてしまい、複雑な心境で終わってしまいました(笑)。
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