ただの映画好き日記

観た映画と読んだ本の自分用メモ。

コールド・バレット 凍てついた七月

2015-09-30 | 映画 カ行


小さな街で額屋を営むリチャードは、ある夜、妻と睡眠中の自宅に何者かが侵入していることに気づく。護身用の銃を手に、ゆっくり侵入者の方へ近づくと、リチャードは突然の物音に危険を感じ、思わず引き金を引く。弾は侵入者に命中したが、明かりをつけると、額を打ち抜かれた強盗犯の死体があった。正当防衛で罪には問われなかったが、人を殺したことにショックを受けるリチャードは、強盗犯の葬儀でその父親に出会う。元軍人の父親ベンは、息子を殺したリチャードを憎み、彼を脅迫し始める。リチャードは、自分の息子を狙い始めたベンに大きな恐怖を感じていたが、ある事件をきっかけに、自分とベンがもっと大きな組織の陰謀に巻き込まれていることに気づくのだった…。

コールド・バレット 凍てついた七月 2014年/フランス/ジム・ミックル





オープニングの、額縁屋の家に入り、フレディの身代わりとなってしまった強盗は、本当に偶然だったのでしょうか?
強盗がフレディだったと判明するまでの時間があまりにも短くて、強盗事件すらも警察の仕組んだ罠だったりして?と勘ぐってしまいました。
でも、強盗が額縁屋に撃たれるかも、死亡するかどうかも、額縁屋がどう出るかはさすがの警察も読めないだろうし、警察が咄嗟に思いついて強盗犯をフレディに仕立てたんですね、きっと。

それと、警察がフレディの父親を殺す意図はなんだったのでしょうか?
父親にウロウロされては額縁屋に真相がバレてしまうから?
警察とマフィアの関係とか、フレディを証人として保護しているからと言って、フレディの犯罪を見逃す警察内の事情など、もう少し、丁寧さがあればいいのにと思いました。

額縁屋とフレディの父親とアヤシイ探偵の3人という設定が面白かったです。
額縁屋がいつの間にか男らしい顔つきになっていて、最初の強盗犯は仕方なくても、フレディ一味を殺してしまったことで、その後の人生は大丈夫かしら?などと思ってしまいました(笑)。

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