アメリカン・マーダー 一家殺害事件の実録

2018年に米コロラド州で起こった殺人事件を題材にしたドキュメンタリー。当時妊娠15週目だった34歳の母親シャノン・ワッツと、彼女の3歳と4歳の娘が殺された事件の顛末を、警察の記録映像をはじめとした関係者から入手した映像をそのまま使用して描いた。

アメリカン・マーダー　一家殺害事件の実録　2020年／アメリカ／ジェニー・ポップルウェル




まず思ったのが、実際の映像やら音声やメッセージやらを繋ぎ合わせただけなのに、ドキュメンタリーという感じがしなかったことと、よくご遺族やら警察は映像等を提供するもんだなーと驚きました。

そして結末は、アホ過ぎてビックリ。
浮気相手と新しい暮らしをしたいからと妻と子供を殺害って、アホでしょ？
離婚するなり、離婚できなくても家を出るとか、どうして、殺そうと発想したのか、しかも、娘たちまで…。
更に、父親に告白した段階で、こいつは甘やかされて育ったんだろうなと感じられ、やっぱりアホだと再認識した次第です。

殺されたシャノンのお父様が、きっと娘は寝ている間に殺されたんだろうと思っているそうで、激昂しやすい女性というイメージがありますが、シャノンが激昂して突発的に殺したのではないように思いました。
アメリカでは毎日3人の女性が現在または過去のパートナーに殺されているそうで、子供やパートナーを殺す親は主に男だそうです。しかも、ほぼ計画的な犯罪、なんだかなー。