9時起床。母が作ってくれた朝食をとってから、身支度を整えて家を出る。
JR宇都宮線に乗り、小山経由で笠間へ。小山駅で電車を降りると、恐ろしいほど寒い。雪もかなり残っている。
水戸線を笠間で降りると、寒さはもっとひどくなっていた。
笠間駅から妻の家までは5分ほどの距離。しかし、それなりに雪が残っているので、いつもよりは時間が掛かる。
部屋へ着くと、玄関で妻がバタバタしていた。どうやら、ストーブに充填していた灯油をこぼしてしまったらしい。玄関に灯油の臭いが充満していたので、とりあえずドアを全開にしてから靴を避難させ、玄関を水拭き。不幸中の幸いで、こぼれた灯油のほとんどが玄関を上がる前の土足部分のところだったので、それほど大事にはならなかった。しかし、妻は結構凹んでいる。
途方に暮れる妻。
一段落したところで、母が持たせてくれた「デイジイ」のチーズケーキを食べる。軽くてさっぱりとしたチーズケーキで、パイナップルも良いアクセントになっている。やっぱり、ここのチーズケーキは美味しい。
夕食は、赤塚にある肉料理屋「夢浪漫」へ。妻は常陸牛のサーロイン、私は国産牛ハンバーグを頂く。常盤牛のステーキは、良い悪いは別として、普通のお肉とは全く食感の異なるものだった。柔らかくて、肉汁もたっぷりである。ただ、美味しいかというと微妙なところで、「高いお肉だな」という印象に過ぎない。ハンバーグは、おすすめのレアで注文したら、私にとってはレアが過ぎて、口に合わなかった。同じレアでも「フライングガーデン」の爆弾ハンバーグは大好きなのだが、ここのものは肉が粗挽き過ぎて生々しさが強すぎる。結局、半分以上残してしまった。牛さん、ごめんなさい。
帰宅後、ダラダラとしながら結婚式の話をする。私の希望は「披露宴の入場曲に競馬のG1用ファンファーレを使う」、「お色直しで和装はしたくない」、「どこかで中島みゆきさんの『糸』を流す」という3点なのだが、どうやらひとつも採用されそうにない。1つめはまあ仕方ないとして、残りの2つは結構本気だったのだが。