糸繰草(itokurisou)のささやかな庭(新館)

平凡な暮らしの中’ささやかな癒しを求め、小さな生き物や素敵な植物に 
出会える日を楽しみにしています。サムネイル調整中

ホタルブクロの見分け方・・・

2014-05-31 | ガーデニング・植物
ホタルブクロは、野山に見られるキキョウ科の植物(多年草)・・・提灯に似た可愛くて、優しい釣鐘状の花。



蛍をこの花に入れたと言う説もあるそうですが、この花が下向きに咲くのは
やはり花粉が雨に濡れない為!梅雨時の花粉を守る植物の知恵と言われるのが、
納得出来るような気がしますね。ホタルブクロには、普通のホタルブクロとヤマホタルブクロがあり
花色は白・薄桃色から紫がかったもの迄いろいろあるようですが・・・



我が家のホタルブクロは、以前山草店でゲットした白花ホタルブクロ!雨風でみんな倒れてしまいましたが・・・





茎や葉を切る(折る)と、白っぽい汁が出ます。そしてホタルブクロの萼と萼(ガクが裂けている所・萼裂片)の間(湾入部)に、
三角形(付属片)のようなものが、萼裂片の一つ置きにあり、上にめくれ上がって(反り返って)います。



ホタルブクロの花筒の内側にも、毛や斑点があります。この蛍袋は、野(平地)にある一般的なもの。



ヤマホタルブクロには、毛も少なく。。。萼裂片の湾入部(ガクの付け根)に、ふっくら(ポッコリ‘)とした丸っこい
膨らみがあり、盛り上がっているだけで反り返る付属片がない!・・・ホタルブクロは、花色・花姿で見分けるよりも
ガク片の間に三角形の付属体があり、上にめくれて反り返っていたら一般的な「ホタルブクロ」。
その付属体がなく、ガク片の間はぷくっと膨れていたら「ヤマホタルブクロ」のようです。



萼裂片・湾入部・付属片など数年前に、ホタルブクロの見分け方を教えて頂いてから毎年
この時季になると’ホタルブクロ(観察)の咲く様子が楽しみです。



梅雨のじめじめとした鬱陶しさを忘れさせてくれるように咲く”梅雨時の花”夏を届けに来てくれる蛍の繊細な舞姿も、最近は
見かけなくなりましたね。ホタルの代わりに、ささやかなホタルブクロが涼しさを運んでくれています。










ムラサキツユクサの白!我が家にもいましたが、以前にほかの宿根草と同居させたプランター(5~6)を



幼稚園に届けた際に、付いて行ったようです。みんなに眺めて頂ければ、我が家で咲くより幸せでしょうね。



ムラサキツユクサの咲き始め’シランの色に近いムラサキ系だったのに、後から咲いて来たのはブルー系のムラサキツユクサ・・・
同じデジカメでも、場所と日が異なると色の感じが少し違うようです。



普通はブルー(青紫)系の花が日が経つに連れ、赤味(赤紫)を帯びて来ることは良くありますね。



花の色素や補助色素など’ほかの加わるものによって花色が変化するのを理解するのは、かなり難し過ぎます。



アジサイ(七変化)の土壌が酸性なら青”アルカリ性なら赤”と思い込んでいるのも、そうとは限らないようですが・・・?





水鉢も幾つか置き、水性植物にメダカが賑やかだった年もありましたが
今は生き残りのミニスイレンが、ポツンと咲くだけになりました。水鉢に挿した春の枝(右/モミジ)・・・





神社で見かけたことがあったギンパイソウ!芝生のように這う茎に、盃のような形の白い(乳白色)花が印象深かったのを覚えていました。
その後忘れかけていた頃、偶然花友がそのギンパイソウを届けてくれました。頂いてから何年も経ちましたが、一昨年久々に
株分けをしてから、花が伸び伸び咲いてくれるようになった気がします。(中が、ほんのり黄色~)
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植物達の移り変り・・・

2014-05-18 | ガーデニング・植物
キョウチクトウ科テイカカズラ属のハツユキカズラ(斑入り品種)・・・育て始めの頃は、ラティスに絡ませ
日の当たり具合も丁度良く、葉の彩り(白やピンク、グリーン)を楽しめましたが



ここ数年’実梅の木に絡ませているハツユキカズラが、この時季になると風車のような白花をいっぱい”咲かせてくれます。





直射日光による葉焼けが気になりますが、これからハツユキの葉っぱ!どんな風にに変化してくれるでしょうか?



ハツユキカズラのすぐ下で、ガクアジサイ似の花木も咲いています。アジサイは、まだ咲いていないのに・・・?
アジサイの仲間ではなく、スイカズラ科ガマズミ(ガマズミ属)の仲間でした。名は園芸品種のヤブデマリ(恋花火)!



装飾花はアジサイに似ているけれど、葉はコデマリやオオデマリ似ですね。今の状態の白っぽいピンク花が
後から紅色に変化!次第に、濃い桃色(ピンクビューティー)になって来るようなので見守りたいです。



周りにいるヒメリュウキンカは、地上部の葉がすべて枯れました。夏の間は、休眠します。



同じキョウチクトウ科テイカカズラ属のテイカカズラ・・・立体ガーデン好きにとっては、どこでも





ツル性植物を絡ませてみたい’カーポートの内側にネットを張り、絡ませたのが最初の出会いでした。





その頃は、風車や船のスクリューのようにねじれた五弁花もいっぱい”咲き



甘い香りのする小さな花に、綺麗なグリーン葉を見上げるだけで落ち着きました。









今は枕木に絡めていますが、刈り込み過ぎて毎年花数が少ないです。





マーガレットやペチュニアも・・・薄ピンクのマーガレットは、数年前から時季が来ると咲いてくれます。





ピンクにグリーンぽい’のと黒っぽい’ペチュニア(小さな苗)系も、一緒に連れて帰りました。
その後!思い切ってピンチすれば、園芸店に並んでいる山盛り仕立てのペチュニアになってくれるでしょうか?
それなりの栄養(肥料)も、必要なのでしょうね。いつまで経っても、難しいです。



オレンジっぽいキスゲの仲間や黄色のデージー(ダーベルグデージー)の仲間・・・





我が家の鉢植え(棚)!あちこちに置いていますが、植え替え出来ていないもの(放置)の方が多いです。お花はポット(苗)より
プランターに種まき・挿し木・株分けなど繰り返していますが、寄せ植え(鉢)に使ったり’地に移植することもあります。
増やし過ぎた草花は、プランターのまま”色々な場所へ届けています。ガレージの通路の両サイドのプランターも
少し減ったかと思えば、またいつの間にか増えています。種まきも、いっぱい”芽が出ると植える場所がないです。

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縁の深い西洋オダマキ・・・

2014-05-11 | ガーデニング・植物
家庭菜園を始めたのは初めて庭でしたが、その次は畑を借り’家庭菜園と共に草花を育てていた頃!







不思議な魅力のある西洋オダマキに嵌りました。自然交配/交雑で種を採り、何年か色とりどりの花を
咲かせていましたが、自分だけの世界で満足するだけでした。
※玄関先き・・・





不思議なことに、10年が過ぎた頃から~2002年にネットの園芸サイトで、初めて紹介(公開)した
西洋オダマキの色姿に、戻った子が咲くようになりました。




 
これだけでは余りにも情けなく、残念!自信はありませんでしたが、思い切ってネットの
園芸好きさんの集まるBBSで試みが叶い’これ迄各地の大勢の方達に、オダマキの種を
広げることが出来ました。声をかけて良かったと思っています。
※玄関先き・・・











初めての「オダマキの輪」から12年以上になりますが、その後何年か繰り返し
西洋オダマキの種を広げて続けて来ました。オダマキが、元気に育ちましたら
オダマキの種を差し上げ、「オダマキの輪を広げて下さいますように~」
みなさんのお陰で多くの花好きさんに、「オダマキの輪」を広げることが出来ました。
12年以上経った今年(2014)も、お庭で咲いたオダマキを届けて下さった花友さん!
本当にありがとうございました
※玄関先き・・・







こちらのみなさまの中で・・・何故か心に残る「糸巻き(糸繰)」に、似たお洒落なオダマキ
(苧環/和名・糸繰草)の花に興味がおありの方も、いらっしゃることでしょうが・・・

※クジャクシダの前・・・単色に見えますが、2色咲きです。



キンポウゲ科のオダマキ(オダマキ糸繰草)は、咲く前に花茎が一度お辞儀をしたように
曲がってから姿勢を正し開花する子、曲がった感じのまま開花する子などいろいろです。

※クジャクシダの前・・・



殆ど俯き加減に咲いてくれますが、咲き進むと顔を上げる子もあります。
写真は、無理に顔を上げて撮っている子もいます。

※アーチの下・・・









※アーチの下・・・







花の後ろに突き出た距が、不思議な形!個性的ですね♪風鈴オダマキやバロー系の







オダマキなどには距がありませんが、種類によって距もいろいろですね♪



※ジャスミンの(下)・・・玄関先にもいますが、白と薄紫系が、交雑したような感じ~
混ざって欲しくない色は離れた別場所に植えていますが、逆にかけ合わせてみたい色×2はあります。



糸繰草(オダマキ)は、短命の宿根草(多年草)ですが、開花状況・株の様子を見ながら
出来るだけ更新(種蒔き)するように、心がけて下されば、長年楽しめるお花です。

※ジャスミンの(下)・・・赤紫っぽい(ワイン系)この子も、ドレスのフリフリ姿(可愛い~)です。







咲き始めからワインっぽい’赤紫系が、咲き進んでも余り変わらない子。咲き始めは、黒っぽく感じるチョコ系だったのが
咲き進んで来るに連れ、ワインっぽい’赤紫系に変化するなど!花色もいろいろ変化するようです。



トレリス下(アジサイの中)にも同色系がいますが、花姿が別の感じ・・・>花色もいろいろ変化”しているようです。



昆虫による花粉媒介(自然交配/交雑・種蒔き更新)を長年繰り返しているうちに、花姿が
株によってシングルからダブル、ダブルからシングルへ変身する子、花色も蕾から開花迄楽しめ
咲き進むに連れ、変化する子などいろいろです。

※ツルバラのそば(上)・・・今迄色によって”脱色することもあったのですが、最初は黒っぽいチョコ系のオダマキが
赤紫(ワイン)っぽい系に変化して来ました。カメラ画像・光線の関係でもなさそうです。



※ツルバラのそば(上)・・・





以前オダマキの輪を広げ続けていた頃は、色幅も豊富で株もいっぱい”オダマキの庭でしたが
次第に花数も少なり、この数年間はずーっと寂しい庭です。

※ツルバラのそば(下)・・・こちらは、最初から赤紫(ワイン)っぽい系のオダマキ♪後で・・・

※クリスマスローズのそばにも、同じ赤紫(ワイン)っぽい系・・・近くには、ピンクとブルーの2本!





これから種になる迄風で倒れないように。。。青虫やナメクジ、アリなどの被害もあります。
来月何とか無事に、種が採れますように。。。
灯篭のそば・・





オダマキも順に、少しずつ種になり始めています。育て初めた頃’こちらの親は、長い間モミジ/青枝垂れの下にいました。
咲き始め!紅茶っぽい色から、淡いピンク~咲き進むと白っぽい薄ピンク(脱色)になる子・・・



※水鉢のそばにいる子は、濃い青・・・今年が、初めての開花です。近くには、こんなピンク(紫っぽいピンク)系も・・・











※ミヤマオダマキ似の子、あちこち(アンズ)・・・
西洋オダマキに嵌る前は、ミヤマオダマキ(山野草)も育てていたことがありましたが
蕾から花姿が、ミヤマオダマキにそっくり~です。



野菜や花などの種を蒔く時に、光を好む植物と’逆に光を嫌う植物とがありますね。
オダマキ(好光性種子)は、光に反応して発芽するので覆土も発芽不良の原因になるようです。
土をかけ過ぎるほど「大丈夫かな?」と心配~ 芽が出るのが、遅くなると思います。

※ミヤマオダマキ似の子、あちこち(ユスラウメ)・・・



オダマキの開花については、6月中くらい迄に 種蒔きされたら翌年4月~5月には開花します。
一般的に秋に種蒔きされたら、翌々年の開花になると思いますが・・・
中には途中で枯れてしまい育たない子や、かなり遅れて咲く子も出来るでしょうね。

※純白の子’初めの頃はシングル・ダブル共!いっぱい”咲いてくれましたが、その後白にほんのり~淡いブルーがかるようになり
この数年は(年によっていろいろ・・・)薄紫っぽいブルー系が入り、混ざるブルー系が濃くなって来たような気がします。



※ミヤマオダマキ似の子、あちこち(モモ)・・・



西洋オダマキ・アキレギアなどの名で園芸店に並んでいる子は、咲き始めから上を向いて咲いているのが
多いように思いますが、どうでしょうか?こちらの雰囲気は、我が家のオリジナルオダマキのようですが
HCのオダマキと交雑した感じもします。





台風で折れた市販のアーチにブルーのペンキを塗って’一部使える部分だけの短いアーチに、モッコウバラ(黄)を絡ませていますが



その下にいるのが、良く見るタイプHCのオダマキ(白)・・・モッコウバラをカットする迄、こちらのオダマキに気が付きませんでした。
何年か前にHCで買った白いオダマキ!ほかのオダマキと混ざらないよう~東の塀沿いに、種まきを繰り返していた子です。



オダマキのお好きな方は、後日少しずつUPしますので覗いて下さいませ。
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立体ガーデンに憧れ続けて・・・④ナニワイバラ

2014-05-06 | ガーデニング・植物
椿のような大きな花!和名・ナニワイバラ(オールドローズの原種系)が、咲き出しました。

真っ白い清楚なバラに惹かれ、山野草店で買ったのが始まりのでした。

小さな鉢植えだったのを地植えにしてからツルが伸び、長年になるとシュートも恐るべし・・・

放って置くと大変なことになりそうな強健なバラですが、咲いてくれるとそんなことも忘れ





毎年この時季になると癒されるバラの一つになっています。野鳥にも興味がありますが







花の蜜や香りに誘われ’訪れる小さな昆虫達を観察するのも、いい機会になります。





5/10くらいから~赤いカミキリムシを見かけるようになりました。余り詳しくないので判りませんが
赤いカミキリにも種類がいろいろあるのでしょうが、ベニカミキリ(名)になるのかな?



開いたばかりの花に、ハナムグリなどの虫達がすぐに入ってしまいます。

>



時間の経った花は、無視!一つの花に、ハナムグリいっぱい”盛んにモゴモゴして重なり合っています。



シャッターを切る時には仲良しペアーも追い払ってはいるのですが、またほかのハナムグリが入って来ます。





不規則な時間に出かける為’咲き始めの綺麗な姿を見逃してしまう日もあります。





風が吹くと大きな花びらはいつの間にか散ってしまいますが、一日花のようなので
空いた時間にパチリ!した後、その日咲き終わった傷んだ花を順にカット!するのにも追われます。

昨年(2013)迄!手製パーゴラにツルがドンドン伸び、忙しそうに咲いてくれたナニワイバラでしたが





材料限界と判断し’誘引・剪定の前(2013・秋)に、ツルをすべて下ろしました。





思い切ってツルバラをパーゴラの下で壁面仕立て風にする準備をしていましたが、



ムレスズメだけはパーゴラに残したままです。いつでも撤去(腐食)出来るように・・・







そんな訳で今年(2014)は、ガレージの通路側のパーゴラだけ!ナニワイバラを棚上に這わせませんでした。



別棚から伸ばしているツルも同様に、下ろしたのやこれまでのように棚上のもありますが
モッコウバラ(別記事)は今迄通り’オベリスクを中心に、高さのある位置でツルを伸ばしています。







壁面仕立て風のナニワイバラ”以前棚の上下に沢山の花が、咲いた年もありましたが









今年はまだポツポツ状態!揃って咲き出すのは、これからのようです。



それに”水道管パイプ(天辺のグレー部分)を曲げて製作したジャンボアーチに、仕立てていたナニワイバラ!





余りにも高さがあるジャンボアーチのバラの手入れ(脚立芸)、長年怪我もなく今日迄来ましたが
こちらも危険を伴うので限界!パーゴラのツルを下ろしたように、アーチのツルも天辺から低くしました。



低くした(画像)と言っても、2、1mの脚立に立って’かなり作業がし易くなった程度。昨年(2013)迄が
いかに危なく、大変だったかが自分でも良くわかりました。

2013年迄’高い位置で当たり前のように、毎年繰り返し育てていた「一季咲きのツルバラ達」・・・
↓画像は、2013年の開花を振り返って~ナニワイバラのパーゴラの寸法は、2m50(ジャスミン棚・表の寸法は、2m60ほど)
ジャンボアーチの寸法は、3m以上はあります。ツル性植物は何でも居場所が必要ですが、居心地が良ければ幸せですね♪























↓2012年迄は、こんなに咲いてくれた年もありました。







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立体ガーデンに憧れ続けて・・・③モッコウバラにクレマチス

2014-05-05 | ガーデニング・植物


先日HCのバラ売り場に立ち寄り、入荷中のバラを眺めていると・・・隣で若き店員さんが、お客さんにバラの咲く時季を
問われ、戸惑っている様子!店員さんが立ち去ってから、見知らぬ花好き同士でしたが「バラは一季咲き・二季咲き・四季咲きが、
あるようですよ~」などと少し会話してから後、お買い得なツルバラ(古株)を一本だけ買って帰りました。

白藤とはまた違った優しいモッコウバラの香りに、虫達が誘われるのを実感出来る幸せな一時です。






先に咲くのは、モッコウバラの黄と白ですが、表のカロライナジャスミン側は、モッコウバラの白を主に植えています。





以前は奥の藤棚やノウゼンカズラのパーゴラに近い方にも、モッコウバラの黄を這わせていましたが



今はモッコウバラの黄より白のツルの方が、多くなって来ました。



モッコウバラは4/26日くらいから黄色が咲いていましたが、白は5月に入ってから咲き始めています。
記事画像は、後ほど追加。。。



爽やかなラベンダーブルーの万重咲き(パテンス系)のクレマチス・・・毎年5月の連休くらいから楽しんでいる「ブルーライト」です。


花持ちが良いとのことでしたが、何年か育ててみると!外側の花弁(ガク)が散っても、ダリアのように





ボリューム感のあるポンポンした姿だけが残り、その後も眺められるお得な品種です。



年々貧弱になっている感じですが、株が弱いとどうしても万重咲きのようにはなりませんね。



この年は幾つか咲きましたが・・・今年のクレマチスは、昨日(5/4)から咲き始めました。

>向かい側のパーゴラから誘引しているモッコウバラと一緒に、ジャンボトレリスに絡ませています。
向かい側の木製パーゴラは、水道管パイプ(+イレクターパイプ)を曲げ手製したジャンボアーチ(3m以上)と



ジャンボトレリス方向に絡ませる為、一方のデザインを長めに仕上げて空中ガーデンを目指しました。



↑殺風景なツルは、今年(2014)の4月上旬”見上げて撮った画像です。ツルバラも、開花時期になると賑やかになりました。







数年経つとパーゴラやアーチ・トレリスのツル植物も交代させ、気が向いた品種を絡ませて来ました。
これまで育てて来た立体ガーデンのツルバラやクレマチスも、思い出として後ほど紹介したいです。
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立体ガーデンに憧れ続けて・・・②カロライナジャスミン

2014-05-04 | ガーデニング・植物
アメリカ・カロライナ州原産のカロライナジャスミン(ツル性植物)・・・



花の形がトランペット状から、別名「イブニング・トランペットフラワー」とも呼ばれているようです。



黄色一色になりますが、花期が余りにも短い(寿命)のが短所でしょうか?
直ぐに、パラパラと落ちてしまうのが残念です。



カロライナジャスミンの花後の始末!出来ない年もあり、種の弾けたのが残ったまま・・・
下に落ちた種が簡単に発芽し、あちこちに生えていることもあります。



立体ガーデンに憧れ続けて・・・2001年にネットデビューし、3年後の2004年に
ホームページビルダーでHPを開設、初めて公開した時の自己紹介は・・・





>将来の夢の一つは、手製を忘れない私流の立体ガーデン!まだまだ手探り状態の
未熟な立体ガーデンですが、この庭でやっと真似ごとを始めています。と書き込んでいました。



白藤でも記事にしましたが、10年で何とか達成出来たような~感じです。



方向違いに製作したパーゴラの中で、朝日が一番良く当たる場所(道路沿い)のカロライナジャスミン棚は
庭の奥ガレージ通路方向に沿ったパーゴラの高さ(2.5m)より、1mほど高く(2.6m)していたようです。



年数的に比べ、材料の傷みがキツイかな?すでに取り外した部分もありますが、全体はまだ残しています。
木製がダメになって来たのに、種から更新た若いツルだけは丈夫!ツルも暴れ放題・・・



↓最後の画像は’昨年迄のカロライナジャスミン棚(モッコウバラ)ですが、玄関先に一直線のラインになる方向に
ツルバラのトンネルをのような感じを出したかったこともあり







ガレージ方向に沿ったパーゴラより、材料(上)を少し長めに高く仕上げていました。(市販のアーチ上に、木製パーゴラ)



独特の香りの白い花!ハゴロモジャスミンは、娘宅の庭で育てている画像です。



電話では「蕾がいっぱい”付いているよ~」とのことでしたが、娘宅には年明けに一度立ち寄っただけ'この数か月無沙汰です。
春の草花や花木の咲いたのも眺められず、早や爽やかな新緑の季節になってしまいました。
今年のハゴロモジャスミン画像は、まだなしです。


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立体ガーデンに憧れ続けて・・・①白藤(藤棚)

2014-05-03 | ガーデニング・植物




三度目の庭でやっと、以前からやって見たかった空間を利用する自分流の立体ガーデン’真似事の実現!






↑ここまでは、2014年画像”藤棚に写っているロープは、グリーンの工事用ネットと寒冷紗を合わせ縫った(手作り)屋外遮光カーテンの
開閉ロープの一部分です。(最初は、工事用ネットだけを使っていました。)









好きなDIY(手製藤棚・棚の下の石張りなど)の愉しみ!藤棚から軒下に滑車を応用して2004年に
取り付けていますが、今も現役!手軽に開閉でき、長い間(10年)遮光の役目を果たしています。





夏ー園芸作業の暑さ対策として・・・ ①は、滑車②は、(滑車上下2連) ③は、戸車を木材に埋め込む
(滑車と戸車は同じ高さに取り付ける) 最初は遮光率の良い寒冷紗ではなく、工事用のネット(メッシュ)を
日除け代わりに張る計画をする。簡単な自己流図面を、描いてからの作業開始。
計画から完成迄の画像や素人の略図(2004年HPで公開)より・・・





藤棚にモッコウバラ黄色を同居させていた年!ブランコや鉄棒代わりも準備し、活用していました。
↓ここからは、2014年の画像”



フルタイムで働いている頃は、週末ガーデナーを続けて来ました。







モデル住宅の花壇をお手本にしてピンコロを円形に積み’藤を植え込む場所を仕上げ・・・



初めて小さな鉢植えの白藤を買い求め、植える時「ツル性植物として、棚まではツルが伸びない(無理)!」と言われたのを覚えています。
そんな言葉に負けたくないツル”年々藤棚らしく絡み、また今年もこの時期(GW前から)白藤の優しい香りを漂わせています。



道路からはわかりにくい藤棚(庭の一番奥)ですが毎年素人仕立ての白藤を「二階から眺めさせてもらっているよ~」
と声かけて下さる前や後、横隣のご近所さん達・・・いい加減な庭でも覗きに来て下さる方には、帰りに白藤を
枝ごとバッサリ’切って、香りごと楽しんでもらうこともあります。



木製は趣きがありますが、長年経つと材料が限界(メンテし続けていても)!
2011年に撤去したのは、ノウゼンカズラのパーゴラ(寸法は藤棚の高さに合わせた専用棚)、



藤棚も(白藤)柱2本分と横に渡している材料数本だけ!2011年に交換していますが、ダメになったのを取り外した部分もあるので
その後材料が、歯抜け状態になっています。ノウゼンカズラ専用棚と同じ1999年に製作した藤棚(白藤)は、15年になります。
材料のメンテし続けながら目標は、10年持てば良しとしています。↓ここからは、2014年の画像”







藤棚の高さは2、5mで仕上げていますが、その上にグリーン棒を組み合わせ’ツルを這わせているのでそれ以上あります。





普段手入れ用の脚立(2、1m)を使って’藤棚の隙間から頭を突っ込み、脚立の天辺に立ち
身体を棚上に出すと、丁度いい具合に房状に付いた花柄をカット出来ます。







身体が藤棚のマスの中に入っているので安定感がありますが、ほかのツル性植物は危険が伴い”これ迄は大変でした。





豆科の実を付けさせると藤が弱って来ると思い、花後は葉の出る部分だけを残して軸の部分だけ!一つ一つ切っています。





ツル性植物すべて独りで作業していますが、少しコツも覚え’慣れて来る迄に10年以上かかっています。



高い位置での脚立芸(体を曲げたり・捻じったり)の手入れ(誘引・剪定作業)なども
無理になって来たようですが、「今年だけは、何とか咲かせたい!」とずーっと思っていました。





*GW、いかがお過ごしでしょうか?午後から風が出て来たので、また雨になるのかな?
いつもお優しいコメント頂き、嬉しいです。刺すハチ類には、気を付けますね。ありがとう!
お天気がいい日にせっせと働くのは、針を持たないオスの熊蜂達・・・
白藤の香りに誘われ、ブンブン羽音をたて賑やかです。(糸繰草のコメントより)



2014年は4/20日過ぎくらいから開花!GW中は、いろいろなツルものの花柄摘み’作業が残っていますが、
ホッと一息!草花や木々達がいっぱい”の植物園には、出かけて来ますね。



以前からやって見たかった自分流の立体ガーデン!の真似事(実現)・・・素人仕立てのお粗末な白藤ですが、これだけ
咲いてくれただけでも嬉しいです。全部スッキリ花柄を摘むとGW後は、新しい葉が出揃い日除け代わりになって来ます。



*GW、いかがお過ごしでしょうか?写真がご趣味のようなので、何処かへお出かけ(撮影)されましたか!
こちらは出先の用事を予定より早く済ませ植物園にだけ、行って来ました。紫の藤も咲いていましたよ。
>重労働ですよね^^そうなんです。ツル性植物が、絵になる立体ガーデン!咲いてくれるのは嬉しいのですが、
後の手入れに結構手間がかかります。怪我をしないように、気を付けながら・・・
やる気と根気の戦い、もう限界かも~(糸繰草のコメントより)





草花の上を見上げれば、ツル性植物の緑であちこちいっぱい”カロライナジャスミン棚も、黄色に染まって来ました。
別方向の立体ガーデンも、つるバラ達(モッコウバラやナニワイバラ)で賑やかです。



みなさま!素敵なGWをお過ごし下さいませ。
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