韓国民が大勢被爆しているのに広島と長崎への原爆投下を「神の懲罰」と妄論、韓国紙の論説委員は何か変だ

2013年05月24日 05時58分57秒 | 政治
◆韓国の新聞「中央日報」が、広島と長崎への原爆投下を「神の懲罰」と妄論する論説委員のコラムを掲載したというので、当然のことながら、駐韓日本大使館はもちろん、菅義偉官房長官が直ちに「中央日報」に抗議したという。「中央日報」は「論説委員が執筆したもので、中央日報の主張ではない」と言い逃れしている。だが、論説委員とは、新聞社の主張、つまり言論を行う役目を担っているので、「社論」を代表していると見做されるのが、常識である。
 しかし、この論説委員は、広島、長崎の被爆者のなかには、朝鮮半島出身の「大日本帝国臣民」が多数含まれていたことや、とくに広島では、捕虜になっていた米軍人もいたことを承知のうえで、あえて「神の懲罰」と主張しているのであろうか。米空軍機「エノラゲイ」は、広島、長崎に何の罪もない純粋日本人以外の多民族や捕虜になっている米軍人などがいるであろうことを百も承知で、原爆投下していたと言われている。パイロットは、上官命令、上官は、トルーマン大統領命令に従っただけなので、致し方ない。命令に違反すると、銃殺刑に処せられる。
 「中央日報」の論説委員が、自らの同胞も被爆したのは「神の懲罰」と思っているとしたなら、被爆させた責任を「神」のせいにするつもりでもあるのであろうか。であるならば、日本が、これらの人々を「被爆者」として認定し、原爆手帳を支給する必要もなくなる。「神様に言ってください」となるからである。
◆もう一つ言うならば、「エノラゲイ」のパイロットたちが、戦後どうなったのかを知っていて、こんな稚拙なコラムを書いたのであろうか。大半が、精神異常に陥って、不幸な末路のまま、他界しているのだ。当たり前である。一発の原爆で10万人を超える市民を火焔地獄のなかで殺戮したのであるから、頭がおかしくならない方が、おかしい。「中央日報」の論説委員は、これも「神の懲罰」と認定するつもりなのであろうか。
 それもさることながら、「中央日報」の論説委員は、広島、長崎の市民たちの惨状を原爆記念館などで目撃したことはあるのであろうか。「神の懲罰」と信じているのであれば、わざわざ広島、長崎を訪れなくても、韓国のソウルをはじめ各地に被爆者がまだたくさん生きているので、直接会い、面と向かって、「神の懲罰」と言って上げてみればよい。
◆原爆と言えば、世界の「戦争屋」が、朝鮮半島を「核戦争の戦場」に選んでいて、密かに戦争を企てて、大儲けしようとしていると言われている。もし、この企てが実行されて、第2次朝鮮戦争が勃発し、核兵器が使用され、原爆が朝鮮半島の各地にボンボン投下された場合、それも「神の懲罰」とでも言うのであろうか。
 そのとき、「中央日報」の論説委員は、被爆して死ぬとか、被爆の後遺症に一生苦しめられても、平然として「これも、神の懲罰だから致し方ない」と納得して言い切るのであろうか。
 原爆投下が「神の懲罰」であるならば、現在、核保有国である国々が「神の名」を使って原爆投下することが許される恐れが出てくる。「聖戦」という言葉を使っても正当化されることになる。
こんなコラムを、よくチェックもしないで掲載した「中央日報」も、このごろかなり変だ。
【参考引用】
 テレ朝日NEWSが5月23日午後3時36分、「菅長官『不見識だ!』韓国中央日報に抗議」というタイトルをつけて、以下のように報じた。
「韓国の新聞『中央日報』が、広島と長崎への原爆投下を「神の懲罰」と主張したコラムを掲載したことを受けて、菅官房長官は「誠に不見識だ」と強く抗議しました。菅官房長官:『中央日報の記事の表現は誠に不見識である、こう考えます。21日に我が国の在韓国大使館から韓国中央日報関係者に対して強く抗議を申し入れました』『我が国は唯一の被爆国でありますから、我が国として原爆に対したこうした認識は断じて許すことはできない』 このコラムは、中央日報の論説委員が執筆し、20日の紙面に掲載されたものです。安倍総理大臣らの歴史認識を批判しながら、広島と長崎への原爆投下を『神の懲罰』と主張し、
『日本への“仕置き”が足りないと判断するのも神の自由だ』などと記しています。菅長官は一方で、『日韓両国民が冷静に対応することも重要だと思う』と述べ、批判がエスカレートしないよう自制を求めました」


※Yahoo!ニュース個人


BLOGOS

にほんブログ村 政治ブログへ

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
東京株式相場暴落、利食いした欧米ヘッジ・ファンドは、「ジャバニーズ・テイク・アウト」とバカにして高笑い

◆〔特別情報①〕
 予想よりちょっと早く、「その時」がきた。株価の暴落である。高所恐怖症に悩まされていた投資家が、丸で水鳥の羽音に驚いたかのように逃げ出した。だが、羽音を立てたのは、欧米のヘッジ・ファンドだった。一斉に「利食い」したのである。「ジャパニーズ・テイク・アウト」といまごろは、バカにして高笑いしている。さて、これからどうなるか?

つづきはこちら→「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」*有料サイト(申し込み日から月額1000円)
携帯電話からのアクセスはこちら→「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」*有料サイト(申し込み日から月額1000円)
携帯電話から有料ブログへのご登録

※Yahoo!ニュース個人でも「情報局」有料記事の配信を始めました。
YahooIDをお持ちの方は簡単に登録できます。ぜひご利用下さい。
お申し込みはこちらから↓


「板垣英憲情報局」はメルマガ(有料)での配信もしております。
お申し込みはこちら↓


blogosでも配信しております。お申し込みはこちら↓



第18回 板垣英憲「情報局」勉強会のご案内
平成25年6月8日(土)
戦前回帰の憲法改正と日本の進路
 
~大正デモクラシーと平成デモクラシーの相違点


**********板垣英憲『勉強会』の講演録DVD販売********

板垣英憲・講演録DVD 全国マスコミ研究会

4月開催の勉強会がDVDになりました。

 『フェニックス!小沢一郎代表の「政権取り戦略』~中国・東北部(旧満州)『幻のユダヤ国家』構想実現へ

その他過去の勉強会7種類(各定価3000円)をご用意しております。遠方でなかなか参加できない方など、ぜひご利用下さい。
板垣英憲・講演録DVD 全国マスコミ研究会


【板垣英憲(いたがきえいけん)ワールド著作集】




『大蔵・日銀と闇将軍~疑惑の全貌を暴く』(1995年5月26日刊)


目次

第7章 竹下登元首相の周辺で起こる数々の疑獄事件と疑惑

第2節 巨額の融資話を餌にして多発した金融詐欺事件

*東京・丸の内など金融街をうろつく金融ブローカー


 平成三年から四年ごろにかけて、ワンロット三千億円とか五千億円とかの金額の融資話を上場企業の経営者や優良企業の経営者らに持ちかけて、数千万円もの銀行預金口座を作らせて、印鑑を預かり、そのまま持ち逃げするという詐欺まがいの事件が、都内で多発していた。

つづきはこちら→→「板垣英憲(いたがきえいけん)ワールド著作」*有料サイト(申し込み日から月額1000円)
携帯電話からのアクセスこちら→「板垣英憲(いたがきえいけん)ワールド著作」*有料サイト(申し込み日から月額1000円)

※ご購読期間中は、以下過去の掲載本全てがお読み頂けます。

『小泉純一郎 恐れず ひるまず とらわれず』(2001年6月15日刊 板垣英憲著)
『戦国自民党50年史-権力闘争史』(2005年12月刊 板垣英憲著)
『小沢一郎 七人の敵』(1996年2月6日 ジャパンミックス刊)
『小沢一郎の時代』(1996年2月6日刊 同文書院刊)
『小沢一郎総理大臣』(2007年11月10日サンガ刊)
『小沢一郎総理大臣待望論』(1994年11月1日ジャパミックス刊)
『ロックフェラーに翻弄される日本』(20074年11月20日サンガ刊)
『ブッシュの陰謀~対テロ戦争・知られざるシナリオ』2002年2月5日刊
『民主党派閥闘争史-民主党の行方』(2008年9月16日 共栄書房刊)
『民主党政変 政界大再編』2010年5月6日 ごま書房刊
『国際金融資本の罠に嵌った日本』1999年6月25日刊
『政治家の交渉術』2006年5月刊
『カルロス・ゴーンの言葉』2006年11月刊
「孫の二乗の法則~ソフトバンク孫正義の成功哲学」2007年7月刊

板垣英憲マスコミ事務所

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする