安倍晋三政権の飯島勲参与が訪朝、日本人拉致被害者の一部帰国を実現、「大高句麗建設」を準備する

2013年05月15日 02時33分26秒 | 政治
◆北朝鮮はいま、権力中枢で「粛清」の嵐が吹き荒れているという。北朝鮮で「粛清」とは、処刑を意味している。金正日総書記が、表向きの父・金日成主席を暗殺(毒殺)して権力を掌握した後、継母、腹違いの弟、高級軍人など多数を粛清したが、これらはみな、公開処刑を含めての処刑であった。
金正恩第1書記=元帥は、父・金正日総書記が遺した「先軍政治」などの「遺訓政治」を忠実に継承しようとする古参の金格植人民武力相らが、「うざったく」なってきたため、これを粛清し、人事の若返りを図っているものと見られる。
とくに金正日総書記に近かった高級幹部たちは、「日本と交渉するな」と言い残した金正日総書記の遺言を墨守しようとしたことから、金正恩第1書記=元帥とその側近たちとの間で、路線の違いがはっきりしてきたのであろう。
なお、金正日総書記の妹・金敬姫(夫は、張成沢・国防委員会副委員長=金正日総書記の側近だった)は、2012年、密かに訪日して、大阪市や京都市内に姿を現しており、何事かを折衝していたという情報もある。
 こうした北朝鮮内部の「対日路線の変化」を象徴しているのが、安倍晋三政権の飯島勲内閣官房参与の「北朝鮮訪問」のニュースである。
NHKNEWSWebが5月14日午後7時10分、「飯島内閣官房参与 北朝鮮を訪問」というタイトルで、以下のように報じた。
 「小泉元総理大臣の政務秘書官を務めた飯島勲内閣官房参与が、14日から北朝鮮の首都ピョンヤンを訪問しています。政府関係者などによりますと、飯島内閣官房参与は、14日から北朝鮮の首都ピョンヤンを訪れており、長ければ今週末ごろまで滞在する見通しだということです。これまでのところ、飯島氏が北朝鮮を訪問している詳しい目的や現地での日程などは明らかになっていません。飯島氏は、小泉元総理大臣の政務秘書官を務めていた当時の2002年9月に行われた初めての日朝首脳会談と、2004年5月に行われた2度目の日朝首脳会談の際に、小泉元総理大臣に同行してピョンヤンを訪れており、現在の安倍政権では、内閣官房参与を務めています。政府は、北朝鮮への渡航について、拉致問題や核問題を踏まえた制裁措置の一環として、目的を問わず自粛するよう要請しています。こうしたなか、飯島氏が北朝鮮を訪問したのは、拉致問題などの打開を目指す動きではないかという見方も出ています」
 安倍晋三首相は、7月21日の参院議員選挙に併せて、北朝鮮から日本人拉致被害者の一部の帰国を実現し、選挙に圧勝した後、日朝国交正常化・国交樹立を実現する。
 朝鮮総連本部(東京都千代田区)の入札には、改めて別人を立てて、落札させる。資金源は、前回の入札で2位になった台湾の資産家だという。日朝国交正常化・国交樹立が実現した暁には、北朝鮮の大使館として提供する。(ODA予算から北朝鮮に70億円を提供して、買い戻させる)これは、朝鮮半島に「大高句麗」を建設する準備でもある。
◆国連をコントロールしている世界政府支配層が朝鮮半島に「大高句麗」建設計画を進めていると言われているなかで、北朝鮮南西部開城ケソン市周辺の史跡群が、6月にカンボジアで開かれる世界遺産委員会で、世界文化遺産に登録される見通しとなったという。開城は高麗王朝(918~1392年)の都で、貴重な城壁などが現存しており、人類にとって貴重な歴史的文化遺産を戦乱の 危機に曝すことはできず、北朝鮮(金正恩第1書記=元帥)ばかりか、米韓両軍の軍事行動がかなり制約される。
世界政府支配層の頂点に立っているのは、欧州最大財閥ロスチャイルドの総帥ジェイコブ・ロスチャイルドである。北朝鮮、韓国ともに「崩壊」させて、朝鮮半島を統一して、「大高句麗」を建設する。その北部の中国東北部(旧満州)に「ユダヤ国=ネオ・マンチュリア」を建設するという。
北朝鮮南西部開城ケソン市周辺の史跡群が、世界文化遺産に登録されれば、「大高句麗」建設計画を正当化する大きな根拠となるのは、間違いない。この意味で、世界政府支配層の意向にかなり適った動きであると言える。
◆この世界政府支配層の策動に対して、日本の伝統的支配層は、朝鮮半島の情勢をじっと静観している。もちろん、安倍晋三政権は、高見の見物を決め込んでいたけれど、北朝鮮とは水面下で極秘に折衝している。韓国の朴槿恵大統領が、安倍晋三政権との接触を避けているのが、もっけの幸いである。
経済的に困難な状況に陥っているうえに、有害食品問題で国際的に窮地に陥っている中国共産党1党独裁の北京政府と「同病相哀れむ関係を強めてくれているので、安倍晋三政権は、むしろ「隣国の困難」に反応する必要がないからである。「日本外し」されて好都合なのだ。
【参考引用】
 読売新聞YOMIURIONLINEが5月14日午前10時4分、「 北朝鮮開城市周辺の史跡群、世界文化遺産登録へ」という見出しをつけて、以下のように配信した。
「【ソウル=中川孝之】北朝鮮での世界遺産登録は、平壌近くの高句麗古墳群(3~7世紀)の2004年の登録に続き2件目となる。 開城の史跡群は、国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)の諮問機関『国際記念物遺跡会議(イコモス)』が、富士山などと共に登録を勧告した。イコモスが5月上旬に発表した資料によると、史跡は、城壁や城門、書院跡や王陵など12の遺産から構成されているという。史跡群は、事実上の閉鎖状態となっている南北協力事業『開城工業団地』にも近い。登録されれば、外国人らを対象とした『観光資源』として活用する可能性もある」
 ロイターが5月13日午後1時54分、「北朝鮮の人民武力相が交代、金正恩体制の始動から3人目」という見出しをつけて、次のように配信した。
 「[ソウル 13日 ロイター] 北朝鮮の国防相に相当する人民武力相が金格植(キム・ギョクシク)氏から張正男(チャン・ジョンナム)氏に交代したことが、朝鮮中央通信社(KCNA)の報道で明らかになった。約1年前に金正恩氏が朝鮮労働党の第1書記に就任して以降、このポジションに就くのは3人目。張氏は比較的知名度が低く、これまでは人民軍第1軍団長だった。同氏の年齢は明らかになっていない」
 

※Yahoo!ニュース個人


BLOGOS

にほんブログ村 政治ブログへ

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
ケリー国務長官と李克強首相がパキスタン入り、アフガニスタン駐留米軍撤退の道路建設を要請、日本資金で

◆[特別情報①]
 米国のケリー国務長官が近日中に、中国共産党1党独裁北京政府の李克強首相も、5月22日にそれぞれパキスタン入りするという。パキスタンの総選挙でシャリフ元首相が勝利を宣言したのを受けたものだ。

つづきはこちら→「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」*有料サイト(申し込み日から月額1000円)
携帯電話からのアクセスはこちら→「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」*有料サイト(申し込み日から月額1000円)
携帯電話から有料ブログへのご登録

※Yahoo!ニュース個人でも「情報局」有料記事の配信を始めました。
YahooIDをお持ちの方は簡単に登録できます。ぜひご利用下さい。
お申し込みはこちらから↓


「板垣英憲情報局」はメルマガ(有料)での配信もしております。
お申し込みはこちら↓


blogosでも配信しております。お申し込みはこちら↓


**********板垣英憲『勉強会』の講演録DVD販売********

板垣英憲・講演録DVD 全国マスコミ研究会

4月開催の勉強会がDVDになりました。

 『フェニックス!小沢一郎代表の「政権取り戦略』~中国・東北部(旧満州)『幻のユダヤ国家』構想実現へ

その他過去の勉強会7種類(各定価3000円)をご用意しております。遠方でなかなか参加できない方など、ぜひご利用下さい。
板垣英憲・講演録DVD 全国マスコミ研究会


【板垣英憲(いたがきえいけん)ワールド著作集】




『大蔵・日銀と闇将軍~疑惑の全貌を暴く』(1995年5月26日刊)


目次

第4章 小沢一郎を激怒させた裁定取引 ③

*心臓病の薬のせい


 「逮捕されたグランデイの河野のところに、金丸信の事務所があって、そこに竹下がよく出入りしていたけど、そのころは、こんなに悪い男とは思わなかったけどなあ」


つづきはこちら→→「板垣英憲(いたがきえいけん)ワールド著作」*有料サイト(申し込み日から月額1000円)
携帯電話からのアクセスこちら→「板垣英憲(いたがきえいけん)ワールド著作」*有料サイト(申し込み日から月額1000円)

※ご購読期間中は、以下過去の掲載本全てがお読み頂けます。

『小泉純一郎 恐れず ひるまず とらわれず』(2001年6月15日刊 板垣英憲著)
『戦国自民党50年史-権力闘争史』(2005年12月刊 板垣英憲著)
『小沢一郎 七人の敵』(1996年2月6日 ジャパンミックス刊)
『小沢一郎の時代』(1996年2月6日刊 同文書院刊)
『小沢一郎総理大臣』(2007年11月10日サンガ刊)
『小沢一郎総理大臣待望論』(1994年11月1日ジャパミックス刊)
『ロックフェラーに翻弄される日本』(20074年11月20日サンガ刊)
『ブッシュの陰謀~対テロ戦争・知られざるシナリオ』2002年2月5日刊
『民主党派閥闘争史-民主党の行方』(2008年9月16日 共栄書房刊)
『民主党政変 政界大再編』2010年5月6日 ごま書房刊
『国際金融資本の罠に嵌った日本』1999年6月25日刊
『政治家の交渉術』2006年5月刊
『カルロス・ゴーンの言葉』2006年11月刊
「孫の二乗の法則~ソフトバンク孫正義の成功哲学」2007年7月刊

板垣英憲マスコミ事務所

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする