(フィリピン文化センター・Cultural Center of The Philippines)
先日、北ルソン日本人会・JANL(小国さん)から、7月の日比友好月間の「日比共同制作事業」のイベントの一つで、演劇『エバーさんに続け』初演のお知らせが届きました。明日から、パサイ市のフィリピン文化センター(Cultural Center of The Philippines)で、以下の日程で披露されます。
公演日時:6月26日(土) 3pm / 8pm
6月29日(火) 3pm
7月1日 (木) 8pm
公演場所:フィリピン文化センター(CCP)、スタジオシアター(Huseng Batute)
公演名: VIRGIN LABFEST 6
タイトル:Sundan natin si Ever-san! 『エバーさんに続け!』
Cultural Center of the Philippines - VIRGIN LABFEST 6 OPEN AUDITIONS
(CCPのHP・公演スケジュール-"Labfest"は"Laboratory Festival"の略だと思います。)
この演劇は 現在JPEPA(日比経済連携協定)を通して、現在日本に滞在中のフィリピン人看護師の奮闘を描いた作品だそうです。タイトルの「エバーさん」は、JPEPAを通して日本へ渡ったフィリピン人看護師(第1陣・2009年5月渡日)で、今年3月末に、たった一人、初めて日本語による看護師国家試験をパスされた「エバー・ガメッド」さんです。
私がそのことを知ったのは、日本に帰国中にNHKのニュースで…。「4月1日」だったので、一瞬「うそーっ…」と思うほど…(失礼…)。日本に渡ってわずか9ヶ月!すごい快挙だと思いました。3月26日に厚労省が明らかにしたそうですが、JPEPAによる受け入れられたインドネシア人・フィリピン人看護師254人のうち、インドネシア人2人、フィリピン人が1人合格したそうです。インドネシア人看護師第1陣が渡日したのは2008年8月。)
ちなみに、日本人の受験者の合格率は、約90%だったそうです。次のニュース映像で、「エバー(エヴァー)さんがインタビューに答えています。
YouTube - EPAで来日の外国人3人が看護師国家試験合格(10/03/27)(テレビ朝日・ANN)
YouTube - 外国人看護師の現状
今回の演劇『エバーさんに続け!』、ステージで演じるのはフィリピン人で、言葉もタガログ語ですが、日本語字幕があるそうです。脚本は内田春菊さん、演出は、バギオ等、フィリピンでも活躍されている、元劇団「燐光群」の演出家、吉田智久さんです。
燐光群 - www.alles.or.jp
吉田智久さんは、バギオ市「アボン会館」で、日系人の子供や学生たちにも演劇指導等を通して、地域社会に根づいた活動を続けられています。昨年9月3日のバギオ市百年祭の日比平和国際演劇祭の『ケノン・ロード ~世界平和と調和への道~』でも演出を担当された方です。「前に、金沢で演劇をした時、金沢市教職員組合の皆さんには何かとよくしていただいた…。」と…。いろいろなところにご縁があるものです。
お帰りなさい!ヨッシー(吉田智久さん) (Inside News of Philippines)
『ケノン・ロード』への道-日比国際平和演劇祭まであと1週間!
(Ay! Salamat po in Baguio・昨年8月の記事)
「日比友好月間・2010」イベント情報はこちら…↓
The Japan Foundation, Manila
(参考)以前の私のブログ「アイ!サラマッポ in バギオ」内の「フィリピン人看護師・介護福祉士候補者 in 日本」の関連記事です。↓
フィリピン人看護師と介護福祉士候補者が日本入国-母の日に
(2009年5月10日の記事)
フィリピン人ケアギヴァー(介護士)(20)
(カテゴリー「フィリピン人ケアギヴァー」-20の記事)
有難う御座います。
吉田さんともお話ができました。
26日に行ってたら、多分満員で入れなかったでしょう。
情報、サラマッポォ!