自己満足的電脳空間

完全自己満足主義。テーマはない。自分の趣味・関心事を偏った嗜好と思考でダラダラと書き綴る自分のための忘備録。

ありがとう、そして安らかにお休みください、星野監督…

2018-01-09 00:05:00 | 野球、その他スポーツの話
闘将・星野監督があまりにも突然に逝った…。数日経った現在でも全く実感がない。あの燃える男はいつまでも野球界に燦然と輝く存在であり、今年も来年もそれ以降も変わることがないはずだったから…


監督として球団としても初の日本一に導いた東北楽天時代、中日、阪神においても低迷した球団をリーグ優勝まで導いた手腕は一流監督ならではの実績である。また、GMの権限も兼ねた全権監督でもあったことも特徴であった。

星野監督の現役時代は残念ながらリアルタイムで見ることはできなかった。




やはり星野監督といえば中日の監督時代(1987~1991, 1996~2001) 特にナゴヤ球場で暴れまわっていたイメージが一番強い





2002年、阪神の監督就任は衝撃的だった。何より驚いたのは今までフロント主体で編成を行っていた阪神にて人事権も掌握し実質GM兼監督のポジションを得たことだった。その結果、自身が編成した新戦力と野村監督の遺産をうまく融合し弱体化した阪神を見事優勝に導く!(2002,2003)


2007,2008年は日本代表監督。北京オリンピック出場。星野監督はGMを兼務したスタイルの監督で長期的展望を見据えて戦力を整え采配を振るうタイプの監督だったのでオリンピックのような短期決戦にはやや不向きだったのかもしれない。それでも4位という結果は賞賛されるべきであろう。


東北楽天監督(2011~2014)時代は球団、そして自身初の日本一に輝く!短期決戦に弱いイメージを完全に払拭した2013年の日本シリーズだった!



異なる3球団をリーグ優勝させた監督は三原脩、西本幸雄に続き史上3人目。セ・パ両リーグ優勝に導いた監督は三原脩、水原茂、広岡達郎、野村克也、王貞治に続き史上6人目、2013年の巨人との日本シリーズでは4勝3敗で日本シリーズ制覇を達成し、楽天初と同時に自身初の日本一になった。66歳でのリーグ優勝と日本一は、2000年の長嶋茂雄を超えるプロ野球最年長優勝記録である。

燃える男・星野仙一、70歳の早すぎる永眠。その思い出を辿ると涙が溢れる。


最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。