前にご紹介した仙台壱弐参(いろは)横丁の「すけぞう」の大将が、我が友人ボケまりさんの中学の同級生ということが判明した。ボケまりさんが「自分のこと、覚えているかな」と言うので、ならば確認に行こう!と思い、翌週さっそく行ってみた。
でもさすが人気店、金曜日の8時ごろじゃ1人でも入れなかった。この前は「これから行きます」と電話を入れて7人が座れたのだから、奇跡的だったようだ。
う~ん、残念。でもこのままでは帰れんなぁ~。
ということで、すけぞうの近所の店を覗いて、面白そうな店だったので入ってみた。
店名は「なつかし屋」なんたって店入口の看板やポスターが目を引く。そして店に入ってみたら…、そこは昭和30~40年代の懐かしさを凝縮した趣き!カウンターのカップソーサーは、なんと「ぱった」だ。ぱったって分からないよね。メンコのことを仙台では「ぱった」と言います。
店内は僕が小学生のころの映画のポスターが所狭しと貼られ、TVでは懐かしのヒーローもののオープニングの主題歌と画像を集めたDVDを放映している。
「Big・X」や「ワンダー3」のぱったに思わず「懐かしいなぁ」と言ったら、マスターが「何年生まれですか?」と聞いてきた。31年ですと答えたら「じゃぁ同級生です」だって。
瓶ビールはサッポロラガー、お燗は画像のような木の塗の入れ物に熱湯を入れて、そこにお銚子を入れて出してくれる。酒は墨廼江の本醸造だったが、燗で呑むと旨いなぁ~。
肴もそれなりに美味しくて満足しました。いやぁ~、前にも言ったけど、文化横丁と壱弐参横丁には良さげな店がわんさかある。端から端まで毎日ハシゴして呑み歩きたいぐらい。
ボケまりさん、今度一緒に呑みに行こうよ!