馬券とPOGを楽しみたい、そんなブログです

競馬が好きで、友人とPOGをしながら楽しんでます。重賞と新馬戦をメインに何かしら書いて行けたら良いですね。

2回東京9,10日目の回顧

2019年05月25日 15時10分29秒 | 重賞短評、傾向
来年のために。

平安S
このレースは、4歳が人気でも穴でも来て、京都1900m中京1800m阪神2000mと相関のあるレース。
例年以上の骨っぽい面子で、実績上位が買われてました。
逃げを打ったサンライズソアは楽に見えて意外とよどみないペース、力が出るレースで堅いかと思ったら、後方からチュウワウィザードとモズアトラクションが追い込んでその2頭で決着。
チュウワウィザードは強い4歳世代でも屈指の存在、上記のコースでも東海Sで好走したりと能力を発揮、今後ダート界上位に食い込んでくるかと。
2着のモズアトラクションは素質こそ認められても展開の助けのいるタイプ、1600万も京都1900mを5番人気で勝利。
コース適性もあるうえに前が厳しい流れで、追い込みの効く展開が向いてここへ。
スローペースだといらないものの、はまると重賞でも勝負になる、久々もあって人気もかなり低かったようです。
出来が悪いと言われていても鉄砲効くことを信じることができるかどうか、、、難しいです。
3着は追い込みに一気に交わされオメガパニューム、今回は斤量もあったものの上記のコースで好走が目立ち馬券圏内を確保。
地力は高いものの妙に一番人気感の無いタイプで、手堅いが甘いときもあるだけに今回はそれが出たか。
サンライズソアは注文通りの逃げも厳しい流れが響いた感じ、昨年勝って今年も同じ斤量でしたが昨年より面子が強くて5着。
アナザートゥルースは上昇一途もさすがに相手が強かった、距離も1800mくらいまでが良いのかもですね。
もちろん経験の差かも知れないので、このあとが大事。
しっかり能力の見られたレースに思います。
上記のコース適性を重く見るのポイントで、マーチSやアンタレスSの結果に必要以上に振り回されない方が良いのかも。
もちろん勢いという意味で好走しているのは評価すべきですが。
あとレベルが高くなりやすく昇級即通用、というのも難しいようです。

オークスS
今回は過去の自分が書いた傾向を参考にしてみたのですが、2着がはまらず撃沈。
主要レースの好走で測る傾向なので、実績の足りない馬は抜けやすいのがたまに傷。
ジョディーの好スタートで始まり、主要馬が比較的前にいるレースも、1000m59.1秒は少し速い。
そして直線、抜け出してくるカレンブーケドールに追いすがるクロノジェネシス、そこへ後方からラヴズオンリーユーの伸び、カレンブーケドールをかわしてゴール。
1着のラヴズオンリーユーは思うように使えない時期もあったものの、忘れな草賞も圧勝で遅れてきた逸材。
能力さえ出し切れれば桜花賞組の勝ち馬以外よりは強いと思わせる内容で連勝してきましたが、初の東上、左回り、多頭数と不利な条件が多く、力は認めても突き抜けた人気にはなっていませんでした。
しかし直線で邪魔されたりしたものの、最後の伸びは素晴らしく、完勝と言って良い内容。
秋はグランアレグリアとこの馬が中心でしょうね。
2着は急激に台頭したカレンブーケドール、この馬はデビューの時に変な馬だと思ってました。
デビュー時の調教は凄い時計を出してもいたのですが、気性なのか全然ダメなときもあって強い馬は結構安定して良い時計出すのでおかしな馬だと思ってました。
その新馬戦はダノンキングリーをアタマ差追い詰めるレースで、これだけ見ても素質はあるということになるのですが、そのあとが残念で人気を落としてました。
しかし2000m以上のレースは経験がなく、ペースの早い厳しいレースで好走、距離伸びて本領発揮、ということなのでしょう。
どのレースもばてているというよりは切れ負けの印象で、距離伸びて厳しいレースがはまった感も。
3着はクロノジェネシス、先行の手に出たものの伸びあぐね、それでも3着を守り切りました。
桜花賞組の中での能力は上位ですが、例年の中では強いというほどでもなく、今回はここまで。
今後は抜かれる立場なのかもですね。
4着のウィクトーリアはそもそもがかなりの素質を持った馬、ただ脆さもあって前走のレースで素質開花の追い込み、今回もその手に出たのですが一歩遅かった。
結局は内で走路を選びながらの追いより、外をまっすぐ伸びた勝ち馬が上位に、少し悔やまれる内容でしたね。
コントラチェックの判断は難しいですが、中山だからこそ器用さが生きての圧勝でもあったし左回りや長距離、速いペースとまあ原因はいろいろありそうです。
ダノンファンタジーはイメージ的にも距離かなと、前走も伸びあぐねたわけで延長が良い印象はありませんでした。
それでも掲示板は立派でした。
まずは、桜花賞組とそれ以外の組との比較で、今年の桜花賞は勝ち馬以外はそこまでレベルが高いとは思いませんでした、そこへラヴズオンリーユーが現れ、この馬が凌駕してもおかしくないと思ってましたが、2着までも桜花賞以外というのはやられました。
4着もフローラSの1着馬で、今年はそのあたりをイメージするべきでしたねえ。
このあたりが傾向だけで見ると良くないところで、傾向なら桜花賞組中心になるのは仕方がないし、外れても仕方ないと思えるならいいですが、毎回当てたいなら柔軟に馬の強さもかんがえていかないといけないですね。
しかし大穴を拾うのは当たり前ですが難しい。


今回のキーワードは「強い競馬をしてたのに人気を落として来た~~~!」です。
モズアトラクションは最初はオープンで人気になってたものの、凡走で荷が重いと思われたり休み明けを嫌われたりで人気がなかった。
カレンブーケドールは初戦でダノンキングリーと良い勝負してたのにその後が残念で、人気なくて化けた。
それ以前でもNHKマイルCのケイデンスコールが初戦アドマイヤマーズを苦しめたのにその後の重賞で凡走が続いてからの激走。
あの馬強かったな、というのを忘れないのは大事ですね。
平場はSペースが最近多くて、そこでは切れ負けしたりして上位に来れない馬が重賞の厳しい流れて台頭することがあるわけで、そのあたりを頭に入れておかないとですね。
明日はダービー、強い馬が来るとは思いますが、あのコースは結構穴も来るので人気で固めすぎは禁物かも?
とにかく前半の一大レース、勝ちたいですねえ。


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