有馬記念の傾向

昨年の傾向（このブログの）とか見ながら。

今年は３歳がとても多く出てくる年で、古馬は正直手薄な印象、それでも３歳が烏合の衆という印象も多少あって。
まずは傾向ですが、東京競馬場と中山競馬場はまったく違う馬が活躍するくらいに思った方が正しいコース、ＪＣの結果を気にしすぎると拾いそこねます。
それでも地力勝負、特に時計勝負になると本当に強い馬が台頭する感じに。
今回はペースが緩むとは思えないので、そういう意味では勝った馬が強いということになるんじゃないでしょうか。
では傾向です。
①今年、中山ｏｒ阪神の内周りで１８００以上の重賞で勝っている。
②過去の有馬記念で３着以内ｏｒ今年の宝塚３着以内。
③前走ＧＩ３着以内。
これでピックアップするとかなり残って、消えるのがミヤビランベリ、マイネルキッツ、コスモバルク、リーチザクラウン、イコピコ、シャドウゲイト。
ただし３歳は印象として、秋に活躍して、牝馬ならＧＩ３着、牡馬なら菊花賞５着以内はないとここで通用は難しそう。
ってことで、アンライバルドは厳しい。
さらにテイアムプリキュアは前走かなり恵まれてのことで、ここでは大逃げが決まるとは思えない。
ここからの切りは切実ですが、展開も考えてみると、この面子で遅くなることはない、力の勝負、時計の裏づけの無い馬はここいらで厳しくなる。
マツリダゴッホは人気の一角なのですが昨年のような時計勝負には向かない印象、直線で抜け出すこともできず追い比べで失速という感じじゃないでしょうか。
ということで、多少無理やりですが予想を。
◎ブエナビスタ＠５３ｋｇはかなりのアドヴァンテージ、早い流れで不利なく抜け出せば優勝の筆頭、ただしこれまでのレースぶりから小回りがどうか不安、横山典との相性やいかに。
○ドリームジャーニー＠充実して、コース適性もかなり、実績は最有力も、距離や甘さが不安、それでも差し有利なら。
▲セイウンワンダー＠中山巧者、菊もこなして、この距離は不気味、古馬との斤量差で一発狙えるかも。
△フォゲッタブル＠前走は乱ペースになることもなく恵まれた感じも、良い上がりでスタミナ十分、厳しいレースで台頭あるか。
×スリーロールス＠スタミナ十分も小回りコースがどうか、菊でよれたように厳しいレースは少し不安。
×ミヤビランベリ＠今年の充実度では古馬ＮＯ．１、先行緩めば台頭も、今回の流れは不向きか、さらに各はＧⅢ級か。
×ネヴァブション＠中山巧者、無欲で行けば漁夫の利があるかも、中山２５００は時計も実績も通用。
人気サイドでも、多少の揺らぎはありそうで、そのあたり期待ですかね。
まあ、三連単を買うようなレースではないような気がします。

ヴィクトワールピサも圧勝、そこそこ揃った２才牡馬戦線のように見えます。
しかし、明日の阪神、中山の新馬はかなり揃ってます、この２つのレースは絶対見逃せ無い。
自分は中山のパドックからしっかり見て行くつもりです。

先週の競馬（朝日杯など）

今年も暮れてきました、ブログもたまには。

愛知杯
牝馬限定ながら、ＧＩ級ならなかなか出て来ないレース、ハンデ戦でもあって荒れる要素満載。
勝ったのはリトルアマポーラ、思ったより速くないペースで前が有利の展開、この流れならＧＩ馬の地力が違うということでしょう。
２着は春に台頭したブラボーデイジー。
中京の２０００はコーナーまでが長く、前半速くなりやすいところを、強く主張したことが良かったんでしょう。
３着は不器用ながら珍しく中段から外に持ち出したメイショウベルーガ、小回りのこのペースの割りに迫った競馬は来年が楽しみ。
４着のヒカルアマランサスはタキオン産駒らしい一瞬の素軽さがあったのものの、最後に同じ脚に、次でも同じようなレースだと重賞善戦馬になりそうな感じが。
傾向として軽量馬ｖｓ実績馬のレースだけに、前走に良いレースを見せたか今年実績ありの馬で上位は埋まった感じ。
復活できる馬のタイプは牝馬ＧＩ級の馬くらいなのでこの結果もうなずけます。
伏兵が沢山いるものの、今年の内容や勢いを見ればそこそこ取り易いレースだったのかも知れ無いですね。

阪神Ｃ
ＧⅡ最高の賞金ながら、面子は微妙なレース、勝ったのは復活したキンシャサノキセキ、出遅れが返って乗り方を決めることになったのと、馬自体が外人騎手と相性が良くて、しっかり地力を発揮した感じ。
２着は前走強かったプレミアムボックス、この馬は当たり外れの大きい馬で、今回は距離延長もネックでしたが展開が向いて、さらに来年は守備は守備範囲を広げそう。
同着の２着はサンカルロ、３歳はこのレースを荒らす要素で、ここも一変してきました。
とはいえやはり展開が向いたのは確か、賞金が稼げて今後も出たいレースに比較的楽に出られるようになったことでヨシというところでしょうか。
人気の中だとマルカフェニックスは速いペースを前に行って直線早々に失速、危うさのある馬で今後も一発大穴や期待を裏切る場面が多いのでしょうか。
ワンカラットは牡馬混合の一線級との対決が無かったのもあって、ここは仕方ないところ、次が狙いどころじゃないでしょうか。
先行馬で頑張ったドラゴンファングとショウナンカザンは今後注意が必要、特に後者は１２００でもこれから面白いかも知れ無いです。

朝日杯ＦＳ
終わってみればローズキングダムの強さだけが見えたレース。
そもそも５００万で終わりそうな馬とＧＩ級の馬が一緒に走るようなレースで、地力が出るために差がはっきり出る。
ローズキングダムは能力がある上に勝負根性も抜群、競ったら負けない強さは春を賑わすには十分。
この馬を破れるとしたら２着のエイシンアポロンかトーセンファントムくらいと思ってましたが、エイシンアポロンは地力は高いものの切れる脚が無く、決め手不足が今後の課題、ヨーイドンの競馬ではいらない一頭でしょう。
トーセンファントムは外枠が全て、そこで勝ちに行く競馬をして失敗した印象、追い込みで外を周っては厳しかったです。
まだ見限れないところですが、皐月よりダービー向きでしょうか。
３着のダイワバーバリアンはロスの無い競馬、他の馬より展開と内を抜け出すということで恵まれた結果でしょう。
３着以下はそう順位が付いたという印象は無いです。
このレースと今週のラジオＮＩＫＫＥＩ２才Ｓの勝ち馬が今年の強い馬ってことになるのでしょう。
印象そしてはラジオＮＩＫＫＥＩ２才Ｓの方が面子揃ったような思いますが。
どれだけホープフルＳとばらけるかですかね。

今年の最強新馬戦はローズキングダムが勝ったレースということになるのでしょうか。
一方で今週の結果にもよりますが、アリゼオが勝った時の新馬も注目、負けた馬の次走の勝ちっぷりを見ると今後面白そうな。
今週出てくるので注目を。
ですが、例年に比べて強い馬の数が少ない印象もあります、リルダヴァル、リディルの離脱もありますが、それでもという感じで。
そういう意味では来年の新馬もまだまだチャンスあるんじゃないでしょうか。

阪神ＪＦの予想

ええと、昨年の傾向と反省読むと意外と毎回予想楽だったかもと思って、今回はそれを利用。

阪神ＪＦの傾向
これまでの阪神ＪＦを見てみると今回は小粒な印象、夏と秋では秋の方が強いかと思いきや、その中の強いと言われていた馬は回避、ちょっと傾向が生きるか不安な感じですね。
昨年の傾向と反省を併せて傾向。
①阪神、京都の外回りで連対あり。
②無敗の馬（ただし、負けた相手が強くて負けて強しのレースある場合は考慮）
③東京５００万以上で連対。
とすると、
①タガノエリザベート、ベストクルーズ
②タガノパルムドール
③アニメイトバイオ、アパパネ
シンメイフジは２戦目が大きな不利で、直線長い新潟で強い勝ち方から一応残し。
なんだか６頭に絞れてしまいました。
ちなみに３番目の条件は小粒を考えて差し込んでくるとしてたらこのあたりかと。
白菊組は京都の内周りなのがポイント、ここを使っている次点で無理ってことになるんですかね。
ここからはこの６頭の短評。
シンメイフジ＠久々が問題も、新潟では敵無しの内容な上にかなりの素質をのぞかせた、大物になるかの試金石。
タガノエリザベート＠前走ははまった印象もデイリー杯でも上がり最速でペースが緩まない以上はチャンス大、あとはこの父らしい甘さが出なければ。
ベストクルーズ＠直線長くなって台頭も、阪神で長い直線を経験してたからで上積みは難しそう、素質馬に追い抜かれて行くタイプかも。
タガノパルムドール＠無敗で未知だが、初戦京都内周りで長い直線不安もあり、だが負けてないのはとにかく不気味。
アニメイトバイオ＠勝つのに時間がかかったもののその後が強い内容、切れ味は今回も見物、問題は距離か。
アパパネ＠ここ２戦はセンスある抜け出しであっさりまでも微妙に人気にならない凄みの無さがどうか、それと強いとことの対決なく厳しいレースでどうか。
あとラナンキュラスは１４００までしか経験なく、直線長いコースで負けたのは大きい不利、地力があるなら上位に来ていたはずでここは苦しそう。
どの馬にも不安なところがあって、今年の秋ＧＩシリーズらしい驚きの結果が待っている可能性も。
個人的には、２つのＰＯＧで相手がシンメイフジ、アパパネ、ラナンキュラスを持っているから、そいつらの上位独占だけは許して＾＾；。

本当はここにディープデザイア、アプリコットフィズ、ディオーサあたり出ていたら良いのですが、枠の少ない抽選待ちと調子を合わせるのはリスクが高いということでしょうか。
雨はなんとかかぶらないみたいですが、明日馬場が荒れないの良いですね。