奄美自然観察記

高のフィールドより

宝島でみた自然-1  アマミヒトツバハギなど

2017-06-20 23:59:28 | 植物










昨日奄美に帰る予定でしたが天候が荒れ、定期船フェリーとしまは欠航になり、今日は一日中宝島にいました。午前中は風雨が強く、部屋の中にいましたが、お昼過ぎからは風は強いものの雨は時折小雨がちらつく程度に変わったので、集落周辺を2時間ほど歩いてみました。すぐに見かけたのがミツバハマゴウ(写真2枚目)、そしてオオムラサキシキブ(写真3枚目)、ハカマカズラ(写真4枚目)、モクタチバナ(写真5枚目)などでした。そして集落から海岸近くの農耕地へ向かって歩いて行くと、ピンク色っぽい葉に実を付けていたのはツキヌキオトギリ(写真6枚目)で、結構たくさん見られました。またオオハンゲ(写真7枚目)は、花が一部にみられたものの、大半はすでに実になっていました。奄美大島ではほとんど見られないナガミボチョウジ(写真8枚目)は、花が付いていました。それから海岸近くには、アマミヒトツバハギ(写真9枚目)が、たくさんの花を付けていました。





天気が悪くて、植物以外の生きものは少ししか見られませんでした。海岸近くのハスノハカズラの葉に上に止まっていたタケトラカミキリ(写真1枚目)、マルバニッケイの花に来ていたアマミウラナミシジミ(写真2枚目)、風当たりの弱いところにあった蔓に止まっていたアサギマダラ(写真3枚目)、洞窟の岩場にいたカクレイワガニ(写真4枚目)などでした。

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