FARMERS BLUES

―理想と現実と夢の間に―

雷に、別れ、映画の、お掃除。

2007年04月29日 03時39分47秒 | 映画を見たよ。
今日の雷はすごかったよね。
お昼の3時なのに真っ暗になっちゃってね。
電気点けたら、雷が電気に反応してこの家に落ちるんじゃないかと
思って、なかなか点けられなかったよ。
そんなこともないんだろうけど。

雷がおさまったのを合図に、ヨーイドンで家を出る。
ゴール地点は東京駅。
だけど今日はバイトじゃない。
バイト先のお友達が今月いっぱいでやめちゃうので、その送別会。
おばちゃんたちに混じって、青年男子は自分だけ。
「お持ち帰りされませんように」と祈りながらの3時間。
無事に操は守り通した。

帰って、借りていた「ALWAYS 三丁目の夕日」を見る。
ようやく見る。
今まで何度か借りていて、見ずに返していた作品。
今回はようやく、見て、返せる。

まぁ「泣いてください」って内容なので、
泣いちゃうよね。
評価もされたし、いい映画だなとは思ったけど、
物足りなさも感じたなぁ。
あと、撮り方があんまり好きじゃなかった、ぼくはね。
だけど、泣いたけどね。感動したけどね。

明日もお休み。
お昼はお母さんの布団を干して片付けて、
夜は友達の劇団のワークショップ。
お母さんが帰ってからまた部屋が散らかり始めたから、
お掃除もしましょ。
そのためには早く寝ないとね。

久しぶりに予定の入った週末だわ。

あぁ、忙しい忙しい。



グラスは雲をつきぬけて。

2007年04月28日 04時01分13秒 | つれづれなるままに。
明けて、4月28日。
今日は、1年で2番目に意識する日かもしれない。

1番意識するのは、誕生日。
自分の。

2番目に意識するのも、誕生日。
おじいちゃんの。


ちょうど60歳違うので、今日で89歳になるんだ。
元気かなぁ。
もうかれこれ8年も会ってないけど、
おばあちゃんと仲良くやってるだろうか。
今も相撲は大好きだろうか。
歴史小説は大好きだろうか。
誰と将棋をしているだろうか。
おばあちゃんの作る野菜ジュースを
相変わらず苦い顔して飲んでいるだろうか。

おじいちゃんの作る焼きおにぎりが食べたい。

おじいちゃん。
おじいちゃん。

今のぼくは、おじいちゃんの目にはどう映るんだろう。
心のどっかで「おじいちゃんに恥ずかしくない生き方をしよう」
と思って生きてるけど、ダメだろうな、今のままじゃ。
「どうだ、タク、最近は」って聞かれたら、
俺は何て答えるんだろう。

何て答えればいいんだ。

「しっかりやっとるか」って言われたら、
「うん」って言えるのか。

去年の今日の日記には何を書いただろう。
これを書いたあとに見てみよう。
たぶんそこには進歩のない自分がいるはずだ。

来年の今日の日記には、
胸を張って報告できる自分がいるだろうか。
「いるだろうか」じゃない。
いるんだ。
そうするんだ。
できるだろ。
だって俺には優秀なおじいちゃんの血が流れてるんだから。



おじいちゃんと乾杯しようと、
グラスを思いっきり高く掲げてみたけど、
そんなことしなくてもいいんだった。

ぼくが思えば、

いつでも目の前のおじいちゃんと乾杯ができる。


お誕生日おめでとう、おじいちゃん。




好きな一曲と、おいしい一杯。

2007年04月27日 04時10分49秒 | つれづれなるままに。
今日のバイトも忙しかった。

そこへ、父の高校か大学の同級生が訪ねてくれた。

交通費節約のために原付きで通っている。

帰りに、(半分)行き付けの店で飲んだ。

また節約の日々を続けないと。

帰って、友達のくれたワインを飲んだ。

好きなアーティストのライブDVDを見ながら。


おいしかったよ。


そんな1日。

それだけの1日。


それだけで充分な1日。




雨男の願い。

2007年04月25日 02時08分05秒 | つれづれなるままに。
雨男っていうのは、
自分の背負った宿命を受け入れながらも、
それでも「晴れてほしい」と願い続けるものです。

今回、母が滞在していた5日間、
雨の予報は5日中3日でした。

傘を使った日は、
0日。

母が来る前日まで、連日の、雨。

昨日、母は北海道へ。

今日は、雨。
明日も、雨。

だけど、なぜか憂鬱にはならない今日この頃。



神様はいるのかもしれません。




結局甘えてるだけなんだよ、お前は。

2007年04月24日 03時47分47秒 | つれづれなるままに。
今朝、お母さんが帰って行きました。
無事に着いたようです。

ほんの数日といえど、
一人暮しの部屋にふたりで住んでいた、
その痕跡というか、空気が今も漂っていて、
その中でこうしてパソコンに向かって
一人でカタカタやってるっていうのは、
軽い拷問のようです。

寂しさの刑。


今回の母の上京物語は、
今までのそれよりも多少有意義にすることができたんじゃ
ないかなぁと、自負しております。
だけどそれでもやっぱり、胸から首にかけての間くらいに、
野球ボール大くらいの、モヤモヤっとした
「もっとこうしてあげればよかった」が、つっかえています。
毎回毎回、吐き出してスッキリしてるつもりなんだけど、
母親が帰ったあとは必ずまた胸のあたりにつっかえている。

「今回もお世話になりました」と言われるたびに、
「いやいや」と言いながら、心の中では、
「とんでもない。常日頃お世話になっているのはこっちの方です。
 いつまでもこんな息子でごめんなさい。
 いつか必ず、いつか必ず」
と、選挙の街頭演説ばりに訴え続けています。

「あらためて感謝」
なんて、そんな、自分すら聞き飽きた言葉はもう使いたくない。
こんなときばっかり「やっぱり親はありがたい」
なんて思っている自分に対して嫌気がさす。

普段お前なに考えて生きてんだよ。
もうすぐ30だろ。
ちゃんと考えろ、バカ。

普段偉そうなことばっかり言ってる自分に、
そんなことを言ってやりたい。

わかってる、わかってはいるんだ。



だけど、わかってるだけではダメなんだよ。





されど、下町。

2007年04月22日 22時55分38秒 | つれづれなるままに。
ただいま。

今日は歩きまくったなぁ。
おつかれさま。
俺もお母さんも。

お母さんが東京にいる最後の今日、どこに行こうかと、
昨日の夜、大いに悩み、5択くらいから絞りに絞って、
吉祥寺でショッピングか、柴又の寅さん記念館に行くかの
2択に落ち着いた。

そして今日のお昼、ぼくらの立っていた地は、

柴又。
帝釈天。
とらや。
寅さん記念館。
寅さんの像の前で写真撮影。

昔っから寅さんが大好きなお母さんだったので、
「いつか行きたい、いつか行ってみたい」と言っていました。
今回ようやく連れて行くことができ、
これが意外とぼく自身も楽しかったので行ってよかったなぁと。
母に比べれば“寅さん歴”は圧倒的に浅いし、
数えるほどしか「男はつらいよ」も見てないんだけど、
母の影響でぼくも寅さんが好きになっていました。
(そのことは以前も書いたと思うんだけど)

寅さん記念館も楽しかったんだけど、
いわゆる“帝釈天通り”も楽しかった。
お団子屋さん、漬物屋さん、佃煮屋さんやなにかが、
昔ながらの店構えで、昔ながらの“おいちゃん”
“おばちゃん”が出迎えてくれて、
今のご時世、ともすれば「猥雑な雰囲気」「図々しい人たち」
が寄り集まったみたいな感じの通りなんだけど、
ここにはここの気持ちよさがあるなって思った。

1時間電車を乗り継いで、バスにガタゴト揺られながら、
目に映る街並みが変わってくるのと同じように、
乗り降りする人もまた少しずつ変わっていく。
同じ東京って言っても街も人も全然違うし、
いわゆる“下町”と呼ばれるこの街と人が
どういう足跡をたどってきたのか、
文化的なことはまったくわからないけど、
触れる空気がとっても新鮮だったな。
ちょっとした小旅行って感じ。

また行ってみよ。




明日、母が帰ります。



ボクのオカンの、時々、上京。

2007年04月21日 23時33分24秒 | 映画を見たよ。
となりで母が、今日買ってきたものを整理しています。

ただいま。
さっき帰ってきました。

今日は10時頃ゆっくり起きて、
お昼に新宿で、王子に住んでるぼくの弟と待ち合わせて
叙々苑で焼き肉。やっぱおいしいわね。

そのあと弟とは別れて、母とふたりで行っちゃいました。
歌舞伎町。
コマ劇場の前を通って。
これから見るのがオダギリジョーではなくてコロッケだったら
どんなに気が楽だったろうか。

だけどぼくらが見るのは『東京タワー』。
歌舞伎町からは見えない東京タワー。
風俗のお店しか見えない歌舞伎町。
歌舞伎座から見えるのか歌舞伎町。

そんな混乱した頭で、だけどちゃんと金券ショップで
安いチケットは買って、いざ鑑賞会へ。

なかなか貴重な体験をしたと思ってます。

となりの“オカン”を意識して、
こみ上げてくるものを抑えつけようと、別の意識が働いたり、
頬を伝う涙を気付かれぬように拭おうと、
ポケットのティッシュを出そうとするんだけど、
入ってなくて必要以上にモゾモゾして余計怪しかったり。
で結局、手で何度も拭ったり。

目の前の“お話”と、すぐ隣りの“現実”を、
行ったり来たり、行ったり来たり意識して、
ある意味、映画に集中できなかったのかもしれないけど、
母親とあの映画を見るという、
あの時間、あの空間は堪能できました。

そして映画自体もけっして悪くはなかった。
樹木希林さんはやっぱり素敵でした。


映画を見た後は、伊勢丹と高島屋に連れて行き、
母が選ぶ服や靴に「いいんじゃない」「こっちの方がいいよ」
と、物申しながらの荷物持ち係。
ご飯を食べてさきほどご帰宅。

さすがに、映画のように手をとって歩くなんてことは
できなかったけど、見る前とあととでは、
“隣りを歩く小柄な女性”の意識のしかたが少し変わった気がする。

あさってにはまた遠い北国へ帰ってしまうんだけど、

一緒にいられる明日1日、

思いっきり“隣り”を意識して歩きたいと思います。



明日は明日の雨が降り、母が来る。

2007年04月19日 03時10分24秒 | つれづれなるままに。
ここ何日か雨ばっかりで、原付きでバイトに行けません。
原付きに慣れてしまうと、
交通費ってのがホントにバカらしくなってしまい、
往復760円も出して電車に乗るのがアホらしくなる。
だって原付きだったら1日100円もかかんないんだもの。

明日も雨らしいわね。

しかも明日から母親が来るのに。
月曜までの4泊5日。
明日あさってはバイトだけど、
土日は休みなのでなるべくいろんなとこへ
連れて行きたいと思います。
束の間のお休みなので。
疲れさせない程度に連れて歩って、
息抜きさせてあげたいです。
北海道の田舎にないような、おいしいものも食べさせて。

だけど今回ちょっと気になってんのは、
お母さんが楽しみにしてるもののひとつに映画があって、
公開したばっかの『東京タワー』を見たがってること。
これは俺も見たいとは思ってんだけど、
この映画を、母親と息子で見るってどうなのさ。
俺なんか、原作でも、大泉洋のスペシャルドラマでも
号泣してんのに、母親の前でも号泣しそうだよ。
しかも、お話がお話でしょ。
やっぱりあれ?映画見た帰りは俺がお母さんをおぶって
帰ったほうがいいのかしら。
「オカン」て呼ぶべきなのかしら。

憂鬱ってほどではないんだけど、
一緒にこの映画を見るっていうのは、
ちょっとこっぱずかしいわよね。

ま、でもそれがいいのかな。



追記。日記。追日記。

2007年04月18日 03時09分29秒 | つれづれなるままに。
今日は今日で書くことがあればよかったんだけど、
今日は今日で特記すべきことがありませんでした。

なので、昨日の日記の追記という形で。
というか、補足。
というか、口止め。

昨日の日記で、
「時給上げてやるって言われた」って書いたけど、
みなさん、口外しないでください。
同じバイト先の人で、この日記の存在を知ってる人が
2、3人いるんだけど、その方々には特にお願い。
くれぐれも、特に店長の耳には。
なぜだか知らんけど、
「ほかの人には絶対言うなよ、言ったら下げるからな」
って言われたもんで。
ウチの店って、明確な時給の上げ下げ基準がないもんだから、
全部、店長のさじ加減な訳ですよ。
だからだと思うんだ、口外させたくないのは。
下手したらトラブるもんね。

お店の人に限らず、ほかの方々もお客さんとして店に現れて、
「よー、井上ぇ、時給上がったらしいじゃん」なんて、
お店に響き渡るような声で宣言しないでくださいね。
入店拒否しますよ。
「おととい来やがれぇ!」って言いますよ。
おすし屋さんだけに。
なにが“おすし屋さんだけに”なのか全然わかんないけど。


はい、というわけで今日は昨日の日記の追記という形でした。

今日は普通に寿司運んでました。
雨降ってました。
電車乗ってました。
呼吸してました。
生きてました。

お酒飲んでます。

おやすみなさい。



喉元すぎれば辛さ忘れる。

2007年04月17日 03時46分28秒 | 「ただもう働かなくちゃ」。
けっこう飲みました。

あー、もうこんな時間なのね。
まぁ明日も夜バイトなのでどうでもいいんですが。

しっかし今日のバイトも久々にきた。

ホール4人いる内、残りの3人がほとんど新人君なので、
ほとんど俺ひとりでやってた。
大げさじゃなく。
誰を責めたらいいのかもわからず、
誰を責められるって訳でもないので、
やりどころのないイライラをなるべく出さずに
乗り切ったつもり。
2、3日前に「時給上げてやる」って言われて
テンションやや上がりだったけど、
今日ので帳消しじゃ。
つーか、マイナスじゃ。
赤字じゃ。

だけどお酒を飲んだらアッちゅう間に黒字になるから
自分の気持ちもわからんもんじゃ。
気持ち的にはの。
お財布の中身は変わらんのだけども。

瓶ビール1本と、焼酎ボトル半分飲んだら、
今日のバイトの鬱憤なんて半分以下やもんね。
ほいで、このあとそのまんま寝たら
前の日のバイトのことなんてなかったことになってるからね。
ぼくって、寝たらけっこうイヤなこと忘れてるんすよ。


なんだか、芝居終わってバイトに戻ってから、
ほとんど毎日、けっこうな量のお酒を飲んでる気がする。
じゃなきゃやってられんてところが多分にあるんだけども、
それでその日のマイナスが次の日にはリセットされてると思えば、
そのアルコールも無駄じゃないのかもね。

あ、飲んでるのは、もっぱら家でひとりですから。
ご一緒したい人は調布まで。
家飲みですよ。お金ないから。


あー、明日も飲んでるのかなぁ。