いのちとびわ湖を放射能から守る輪

~原発問題住民運動滋賀県連絡会~

(動画)高浜原発仮処分事件2017.3.28大阪高裁決定について 弁護士:井戸謙一

2017年04月15日 23時02分27秒 | 運動
◎【高浜原発動かすな】 国民・県民の世論に逆行する不当決定糾弾集会
◎4月12日午後6時半~ 明日都浜大津視聴覚教室にて 
◎参加者は、約90人(一番後ろでビデオ撮影しながら数えたので、正確ではありません。会場いっぱいで、あふれる状況でした。)
◎写真集が、下記URLにあります。この動画と合わせてご覧いただけたらうれしいです。
http://blog.goo.ne.jp/uo4/e/ef145ab811b79c6664e7f1bbd1b81b16



質疑応答がありました。それについては、別途アップします。

あらためて大阪高裁不当決定に怒り

2017年04月15日 09時01分20秒 | 組織
 第235回キンカンを始めます。今日は第二金曜日なので、18時10分にこのJR膳所駅を出発して、関電滋賀支店前までパレードをします。ぜひご参加ください(参加者は23名でした)。

 4月12日、明日都浜大津で「不当決定糾弾報告集会」を、井戸謙一弁護団長を講師に迎え開きました。
 井戸弁護士による明快な報告を受けて、なお一層大きな怒りがわきました。
 大阪高裁の決定文は、全部で416ページに及ぶ膨大なものだそうです。図体は大きいが中身がないものはこけおどしといわれますが、まさに決定文はこけおどしそのものだったようです。

 井戸氏は、決定は①福島原発被害に対する無関心、②3・11以前に戻った判断枠組み、③新規制基準に対する無批判な信頼、④関電・原子力規制委員会の主張をそのままなぞり、⑤都合の悪いことはネグレクトする等、ひどいものであることをあきらかにされました。

 福島第一原発事故前は原発裁判といえば原告・住民側が負けるのは当り前のようで実際原告住民の2勝36敗でしたが、3・11以後は昨年の大津地裁の3・9決定(高浜原発差止め決定)で4勝6敗と大いに盛り返しました。今回の大津地裁と広島地裁の不当決定で4勝8敗となりましたが、原発事業に先がないことは、東芝などの原発メーカーの破綻や、再可能エネルギーの飛躍的発展を見れば明らかです。

 そういうものに目をつむる安倍内閣を、「原発ゼロ」も含む野党統一で打倒し、原発ゼロの日本をめざしましょう。

 今後は大津地裁における本訴で裁判闘争を続行します。
 次回は4月25日(火)14時から、大津地裁で開かれます。ぜひ傍聴ください。