いのちとびわ湖を放射能から守る輪

~原発問題住民運動滋賀県連絡会~

安斉さんの講演を聞いてまいりました。

2011年09月30日 22時37分40秒 | つれづれ(事務局のひとりごと)
 ただいま、安斉育郎さんの講演~フクシマで何が起こったか~を聞いて、晩ご飯を食べてから帰ってきたところです。いつもの通り、情報量満杯の安斉節をたっぷり聞かせてもらいました。そしてフクシマ原発事故の結果、日本が途方もない長期にわたる対応をしなければならないことを、あらためて認識しました。そして、本当に原発をゼロにすることが、現代に生きるわれわれ大人の世代の任務であることを、痛切に感じさせられました。”「喉元過ぎて熱さ忘れる」にせず原発政策を考えよう”と締めくくられましたが、そうしなければならないと考えさせられました。事務局・森

原発講演会に参加しよう

2011年09月29日 08時32分21秒 | つれづれ(事務局のひとりごと)
 明日、30日には「明るい滋賀県政をつくる会」が、原発講演会を開きます。講師は安斉育郎氏(立命館大学名誉教授)。場所は草津まちづくりセンター3階。18時30分からです。
 あさって10月1日には、「日本科学者会議滋賀支部」が、原発関係連続講演会を開きます。講師は松井英介氏(岐阜環境医学研究所を開設された人)。放射能内部被爆の専門家。場所は上記と同じ草津まちづくりセンターで、14時から16時までです。
 ふりまかれた原発安全神話の呪縛から、日本国民が目覚めつつある今、原発・放射能にかかる疑問が山のように出ています。原発ゼロの社会をつくるためには、それを一つひとつ解明していく作業がどうしても必要です。1人でも多くの人を誘って、参加しましょう。事務局・森

福井県の視察の件

2011年09月27日 14時58分50秒 | つれづれ(事務局のひとりごと)
 第2回代表者・事務局会議で、11月4日に福井原発視察の計画をしたと報告しました。早速、今から日程をとっておきますと

のお返事をいただきましたが、相手のご都合で日程を変更する可能性が出てきました。正式に決まりましたら、あらためてご連絡

しますのでよろしくお願いします。事務局・森

せめぎあい続く

2011年09月27日 14時33分36秒 | つれづれ(事務局のひとりごと)
 原発をめぐるせめぎあいが続いている。
 
 25日の山口県上関町の町長選挙は、原発推進派の現職町長が、反原発派の候補をダブルスコアで破って3戦を果たした。上関原

発をめぐるたたかいでは、29年にわたって同原発を阻止するためにたたかっている、原発予定地の向かい岸にある祝島が有名だ。

 26日には、静岡県牧之原市議会で、浜岡原発の永久停止を求める決議が、賛成11対反対4で可決された。浜岡原発の立地市は御

前崎市である。牧之原市はその隣の市で、浜岡原発から10km圏内で構成する浜岡原子力発電所安全等対策協議会の4市のうちの1

市である。一方、同日の福井県高浜町議会では、定期検査を終えた原発の「再稼動を求める意見書」を賛成12対反対1の多数で可

決した。報道によれば、反対したのは共産党町議1人。同議会には、「現職の感電職員が1人いるほか、原発の業務を受注する会社

の経営に関わる議員も複数いる」。

 滋賀県でも、一つひとつの議会で、原発ゼロを求める意見書などを採択させていかなければならない。事務局・森

第2回代表者・事務局会議開く

2011年09月26日 19時36分12秒 | つれづれ(事務局のひとりごと)
 本日、「守る輪」第2回代表者・事務局会議を開きました。

 情勢報告では、9月21日の県議会代表質問で、嘉田知事が卒原発について、要旨次のように答弁したことが報告されました。

「福井県に立地している電力なくしては、滋賀の産業も暮らしも成り立たない。しかし、福島原発事故を目の当たりにして、いか

に高い環境リスクを伴うかを実感した。これに代わる自然エネルギーはまだよちよち歩き。技術的な発展、制度の仕組みが整い、

これが独り立ちできれば原発から卒業すべきだ」と云うのが、嘉田知事の「卒原発」だそうです。

 吉原弁護士から、再稼動中止を求める裁判について、さらに新たな対応を検討していることも披露されました。

 10月16日には、長浜市(会場:臨湖)、高島(会場:高島共済組合施設)で、いずれも14時から学習会等が開かれることが報告

されました。

 また、11月4日(金)に福井原発視察を行うことも決定されました。詳細は決まり次第、ご報告しますので、どなたもご参加く

ださい。事務局・森。

友から来た葉書

2011年09月25日 11時27分25秒 | つれづれ(事務局のひとりごと)
 東京中野区の友達から葉書が来た。19日の明治公園での「さようなら原発」集会に参加したとある。「駅を降りるともう参加者

で一杯で、明治公園までのろのろ進み」「会場は立錐の余地がないほど人また人」「途中で便所に行くのも一苦労」「デモ解散地

の新宿で1時間ほど食事をとり、外へ出たらまだデモが続いていた」と6万人という量を体感したすごさを語っています。量は質に

も転化して「若者の顔も多く度肝を抜かれた」「原発に対する想像を絶する思いや怒りが日本全国に湧き起こっているとの思いを

新たにした」とあります。滋賀県から参加していた人もあったそうで、話をしたら、事務局の私を知っている人だったそうです。

さっそく、彼に返事をしたため、「いのちの輪」のブログも知らせました。原発をゼロに。孫子と次の世代に、安心できる日本を

という、いのちの輪を日本中に広げましょう。事務局・森

「福島原発を大災害というがどこが災害か?」という先生

2011年09月24日 11時30分54秒 | つれづれ(事務局のひとりごと)
 24日付の朝日新聞26面によれば、昨日、福井県内で2つの講演会が行われた。1つの講演会では、札幌医科大の教授が、「政府

の線量調査はずさんで、福島県民に健康被害はない」と自説を披露したとある。同講演会を企画した、福井大大学院の客員教授

は、「福島原発を大災害というが、どこが災害か」と話したという。

 この話を聞いて思い出した。5月19日に、滋賀県地域防災計画(原子力災害対策編)の見直しにかかる検討委員会を傍聴した。

このとき福井大学付属国際原子力工学研究所の特任教授が次のよう述べた。「福井原発は加圧水型原子炉がメインで、福島の沸騰

水型原子炉と違う。加圧水型原子炉は格納容器の中にかなり、スペースの余裕があり、事故は殆んど起こることがない。今までの

安全審査でも、重大事故あるいは仮想事故では全炉心溶融というのは考えていない」というものだった。同委員会の委員長が、

「原子力の専門家から、福井原発は安全だとお墨付きをもらって安心した」と喜んだことだ。

 国連の野田首相の新たな安全神話作りとあわせて、滋賀県ですすめられようとしている、原子力防災対策編の見直しも、県民が

監視していかなければ、とんでもないものになりかねないということだ。事務局・森

新たなる安全神話に反撃を

2011年09月23日 10時19分26秒 | つれづれ(事務局のひとりごと)
 野田首相が22日、国連本部で演説をした。

 「日本は原子力発電の安全性を世界最高水準に高める」という。

 これって、新しい「原発安全神話」じゃないですか。

 これまで、推進者はどういってきたか。

 関西電力の『原子力Q&A』(1988年4月)は、「厳しい安全基準をもうけるとともに、徹底した品質管理と、念には念を入れ

た安全対策を施し」ているから、わが国の原子力発電は「絶対安全」と断言していた。

 文科省は『チャレンジ!原子力ワールド 中学生のためのエネルギー副読本』をつくり、「原子力発電所では、これらの放射性

物質を閉じ込めるため五重の壁を設けています。万一、事故発生という事態になっても周辺環境への放射性物質の放出を防止でき

るよう、何重にもわたる安全設計を行っています」と教えた。

 「絶対安全」だとか、万一の場合でも、放射能は、「周辺環境への放出を防止できる」と書いた責任者は出てくるべきだ。

 今度は、「五重の壁」だけではないらしい。9月19日の「さようなら原発5万人集会」(実際は6万人集まった)で、経済評論家

の内橋克人氏は「技術が進めば安全な原発は可能という新たな装いで、たとえば、地下深く原発を埋め込んで発電を続けるたくら

みが進んでいます」と指摘していた。

 地下深く埋めようと、地下深くで地震は起こる。

 問題は、原発が暴走すれば、人間はとめる手段を持っていないということだ。とてつもない被害(時間的にも、空間的にも、社

会的にも、金額的にも)を及ぼすということだ。

 推進勢力のこうした新たな欺瞞を許さないためにも、6万人集会で、大江健三郎氏が訴えたように、「想像力を持たない政党幹

部(大江氏は、たとえば石原自民党幹事長の名前を挙げていた)や経団連の実力者に思い知らせる必要がある。そのためにできる

ことは、民主主義の集会、市民のデモしかない」。もちろん、この集会の名前でも呼びかけられた、来年の3月24日までに、全国

1000万人の署名(滋賀県では10万人規模だ!)もその有効な手段だ。「守る輪」でも、ぜひ、集会・デモ・署名に取り組みましょ

う。事務局・森



いのちとびわ湖を放射能から守る輪   ~原発問題住民運動滋賀県連絡会~会則(案)

2011年09月20日 17時20分12秒 | 組織
2011年7月11日

いのちとびわ湖を放射能から守る輪
  ~原発問題住民運動滋賀県連絡会~会則(案)

第1条(名称)
本会は、いのちのとびわ湖を放射能から守る輪~原発問題住民運動滋賀県連絡会~とし、事務所は大津市におく。


第2条(目的)
本会は、すみやかな原発ゼロと自然エネルギーの拡充をめざし、原発の新増設の中止、もんじゅやプルサーマル原発、さらには老朽原発の即時廃炉を求めるとともに、福島事故を踏まえた既設原発の安全対策と防災対策などを要求し、近畿1400万人の命の水源、びわ湖を丸ごと放射能汚染から守る住民運動の経験交流をはかり、全国の運動とも交流する。


第3条(活動)
本会は第2条の目的を達成するため次の活動を行なう。

(ア)滋賀県や、関西電力はじめとする電力会社に対する申し入れ活動などを行なう。
(イ)現地調査や学習会をはじめ、必要な行動を行う。
(ウ)滋賀県における情報や経験、全国の動きなどを月1回程度のニュース等を発行する。
(エ)年に1回以上の交流集会を持つ。


第4条(構成)
本会は、目的に賛同する団体および個人で構成する。
なお、本会は、目的を妨害するものは構成員となれない。


第5条(運営と役員)
本会の運営と役員は次のようにする。

(ア)本会の最高決議機関は、総会であり、年1回を基本とする。
(イ)総会から総会までの運営は、総会で提出された代表委員(若干名)で行なう。
(ウ)代表委員会は会計監査委員を任命する。
(エ)代表委員会は随時行ない、そのもとに事務局長と事務局をおく。


第6条(財政)
本会の財政は次のように行なう。

(ア)本会の財政は、会費、寄付金、事業活動でまかなう。ただし、会費は1年団体3000円、個人1000円とする。
(イ)会計年度は総会から次期総会までとし、会計監査委員が監査に当たり、代表委員会に報告する。

第7条(改正) この会則は、総会で改正することができる。


この文書(PDFファイル)は、このサイトからダウンロードできます。クリック

「いのちとびわ湖を放射能から守る輪」公式サイトを、仮アップしました。

2011年09月20日 16時49分41秒 | つれづれ(事務局のひとりごと)
みんなで相談しながら、よいサイト、わかりやすいサイトにしたいと思います。

そしてなによりも、原発を早く無くしていくために役立つサイトにしたいと思います。


台風15号が日本列島をおそっていますが、被害が少ないことを祈っております。

                    Web作成事務局 TY