いのちとびわ湖を放射能から守る輪

~原発問題住民運動滋賀県連絡会~

バスティーユ(パリ)での反原発集会に参加しました

2012年11月16日 11時28分05秒 | つれづれ(事務局のひとりごと)
 6日から14日までの間、娘の結婚式のためパリに行っていました。
 11日には、日本の11・11集会に呼応して、フランス革命の発祥地~バスティーユの地で開かれた、フランスの反原発団体と在仏日本人の反原発組織~よそものネット~合同での、反原発集会に参加してきました。
 集会では、フランス人女性が、フランス政府は最も古い原発を2014年に廃棄するといっているが、実際は何もしていない。今すぐ廃棄すべきだと訴え、さらに福島からフランス人の夫とパリへ避難してきた日本人女性が、福島の子どもの多くに甲状腺の異常がチェルノブイリより早く発見されていると現状報告をしました。そしてフランス人医者が、1986年から2000年までチェルノブイリに入って診察に加わった経験から報告をしていました。
 集会では、私の娘も三線(サンシン・沖縄の三味線に似た楽器)を弾いて島唄を歌い、レゲイ歌手が「会津磐梯山」を歌って、参加者が踊り、日本の国会議事堂を模したデコレーションを担いで集会参加者の周りを回りました。
 集会場の背景には、バスティーユ・オペラ劇場があり、そこではビゼーのカルメンが上演されるという大きな看板が掲示されていました。パリの晩秋は、高島のような時雨が、時々ぱらつく日でした。しかし、ここでも人々が反原発で立ち上がっていることに大きな感銘を受けました。
 なお、「よそものネット」で検索いただくと、11・11の集会写真・動画が出てきます。また、そこからさらに沢山の写真が載っているところへアクセスすると、この風景をビデオに納めている私の姿も出てきます。森茂樹