いのちとびわ湖を放射能から守る輪

~原発問題住民運動滋賀県連絡会~

値上げも再稼動も許さないぞ

2013年04月20日 08時50分29秒 | 組織
 第38回キンカン行動は、4月19日午後6時から7時まで、関電滋賀支店前で行いました。少し寒さが戻った日でしたが「暖かくなったから、また出てきました」と云う人や、初めてと云う人も含め54名が参加しました。
 
 最初に、寒さを吹き飛ばそうと約10分間、「原発やめろ」「大飯はキケン」「ノーモア・フクシマ」などのコールを関電に向かって行いました。

 
 関電が八木社長名で発行したピンクのビラ「お客様各位 電気料金値上げの実施について」が、参加者の手から全員に配られました。なんでもこのあたり一帯でまいているビラだそうです。
 
 ビラは、5月1日から平均9.75%もの大幅値上げをすることとともに、「今後も引き続き、安全確保を大前提に原子力プラントの再稼動に総力を結集する」などと宣言した傲慢なものです。まさに慇懃無礼(うわべはていねいなようで、実は尊大であること~広辞苑)を地でいくような文章に、腹立たしさが倍増する思いです。
 
 このあと参加者から、関電の労組がかつては労働者の利益を守る運動の先頭に立っていたが、原発導入のころから、思想差別を徹底してきた暗黒の会社であり、このような会社が原発を使用する危険性が指摘されました。

 
 いつものとおり、「関電さ~ん」音頭や、原発演歌などもにぎやかに披露され、「来週もまた来るぞ~」の意気込みで散会しました。


 なお、前回のキンカン行動は、膳所駅前から出発して関電支店前までデモ行進をしました。参加者は59名でした。

最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
関電労組 (八木修)
2013-04-20 17:18:45
ご苦労様です、ちょっと気にかかるので。
 「関電の労組がかつては労働者の利益を守る運動の先頭に立っていた」のは、9電力に再編(1950年5月1日だったと思う)されるまでの、産別の電産と言われた時代で、以後の関西電力労働組合は労使協調の組合で書かれているようなことはなかったように思う。
 ただ、組合員の中で民主的人士が労働者の利益を守るために、会社と組合からの差別と攻撃に果敢に闘っていたことは確か。
「原発導入のころから、思想差別を徹底してきた」は、“当たらずとも遠からず”原発推進だけでなく東京、中部、関西と言う電力の中心3社が「電力という日本産業の中核として」のことではないか?
 少々荒っぽいが。

コメントを投稿