我が学校の素晴らしき職員たち


今日は勤務校の卒業式でした。
大晴天に恵まれ、卒業生たちは晴れやかに巣立ってくれました。清々しいその姿に、ご来賓の方々も感動の涙を浮かべてくれました。

さて、その舞台の裏側で、我が校の若手教員がまれに見る努力をしてくれました。それが写真にあるような黒板アートてす。前日に4時間もかけて描いてくれました。今日、卒業生が登校し、教室に入った時に驚き、笑顔になってくれるようにと、頑張ってくれました。

教育は、やはり心と心の響き合いが最も大切だと思います。教員の真心に、卒業生たちも全力て応えてくれた素晴らしい式になりました。黒板アートをしてくれて、さぞかし担任は嬉しかったことでしょう。
絵を贈られた卒業生たちも嬉しかったことでしょう。
私は管理職として、このようなドラマを演出できる職員チームに恵まれたことをありがたく感じています。
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5年ぶりの復活!

何が復活したのかといいますと、人や動物ではなく、井上車の「車酔い防止システム」が復活したのです。

今日はチームとしても久々に茨城遠征に出かけました。昨年度はチームのレギュラーが4年生ばかりで、体力的にあまり遠くへの遠征が難しく、お誘いを受けても事情を説明して遠慮していました。1年たって、もうすぐ新5年生となります。身長も140センチを超える子が出てきましたし、精神的にもしっかりしてきました。そこで遠征決定です。ところが、どうも車酔いしやすいメンバーが数人いるようで、片道2時間かかる可能性のある道中がとても心配。これまでの16年間近く、井上車内で“おもどし”をさせたことのない私としては、「癒しの運転手」としてのブライドをかけて、意地でも酔わせるわけにはいかないと心静かに燃えていました。

そこで、5年ぶりに復活させたのが「車内カラオケシステム」です。車内がカラオケボックス状態になるように、家庭用カラオケセットを設置しました。



収録曲数1300曲、そこそこのカラオケボックスが車内に誕生したと言えましょう。ご年配の方から小学生まで、誰でも歌える種類の曲がたくさんそろっています。5年前まで使っていたカラオケセットは、子どものおもちゃ程度で、収録曲数も70曲ほどが限度でした。今回は超グレードアップの1300曲です。近い将来的には2000曲対応を目標に環境を整えようと思っています。

このカラオケセットでもっとも苦労したのが、これを映して曲を流すモニターを車内に設置するのが難しいということです。なぜなら、車内対応のポータブルDVDプレーヤーのほとんどは、出力するための配線ポートはあるのですが、映像と音声を他の機械からHDML端子で入力できるタイプのものはほとんどありません。そこで16型サイズのデジタルテレビを導入しようとしていましたが、それを探しに行った電器店に、たまたまHDML端子で入力できるポータブルDVDプレーヤーがありました。事前にいろいろと調べていて、おそらく日本には、この1種類しか導入しようとしているカラオケセットに対応できるものはないだろうと思っていたDVDがあったのです。これで完璧に車内をカラオケボックス状態にできるようになりました。


こうして茨城県までの往復4時間のドライブ中、子どもたちはず~~~~っと歌い続け、笑い続け、大騒ぎし続け、最後の方では「先生、もっと歌いたいから、家につかないようにゆっくり運転してください!」と言う始末。私の「絶対に車酔いさせない大作戦」は見事に成功しました。



さて、遠征試合の結果としては、13セットもやらせてもらい、勝ったのは2セットだけ。2勝11敗。今後の厳しい修行をすること決定です(笑)

しかし、初めての大遠征、そして初めての大きな体育館での13セットもの試合。子どもたちとしては、これまでにないほど一生懸命がんばった1日でしたから、東京に帰る前に、写真にあるような、最近メディアでもよく紹介される名店「ばんどう太郎」で夕食。3種類の味噌煮込みうどんをみんなで分け合って楽しく食べました。お汁がとてもおいしくて、私が「帰るよ」と言うと、「先生、待ってください。もう一杯、汁を飲ませてください。」と汁だけ飲む子もいたほどです。

小学校の体育館がなかなか使えないこの時期に、素晴らしい環境で試合をさせてくださいました八千代フェニックスの皆さんに感謝いたします。


オン・ステージ パーソナルカラオケ(シングル)ON STAGE PK-NE01W
クリエーター情報なし
オン・ステージ


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チーム社会科見学

3月中旬です。どの学校も卒業式をひかえて、体育館使用はきびしくなっています。辰巳ジャンプも同様。そこで、毎年春休み中に行っていた「チーム遠足」を早めて、今日やってみました。遠足というよりは社会科見学、または理科見学、さらには図工見学と言ってもいい見学コースを組みました。

☆ 国立科学博物館

☆ 東京都美術館「ボッティチェリ展」

☆ 上野公園大道芸「中国雑技団」

いつも車で移動する辰巳ジャンプですが、今日は電車移動にしました。そのわけは、電車の乗り換えも学習のうちということにしたかったからです。子供たちに与えたミッションは次の通り。

(ミッション1)地下鉄で有楽町駅までたどり着くこと
(ミッション2)JR線に乗り換えて、上野駅まで行くこと
(ミッション3)上野駅の公園口から出ること
(ミッション4)国立科学博物館まで行くこと
(ミッション5)東京都美術館を探し出すこと

大人からしたら何だこんな簡単なことと思えることも、4年生には緊張する大きな課題です。切符を買うときにも、電車に乗るときも、これでいいのかどうか確かめてから動くため、乗り過ごすことが2回ありました。

午前中は国立科学博物館の見学。みんな熱心に展示物を鑑賞していたため、午前中だけでは全館回りきれませんでした。なにしろ科学博物館は日本館3階、地球館5階の合計8階もフロアーがあります。9時30分に入館したとして、1フロアー20~30分間で回ったとしても、午前中には4~5フロアーしか行けません。今度はご家族でぜひ行ってみてください。

上野公園噴水広場でお弁当を食べた後、次は図工見学です。行き先は東京都美術館で開催中の「ボッティチェリ展」です。ダ・ビンチやミケランジェロと並ぶ、西洋ルネッサンス時代の代表的画家であるボッティチェリの絵を鑑賞するのは、小学校4年生には高すぎる課題です。時代背景や絵に関する知識がある程度ないと、何が良いのかもほぼ理解できないでしょう。それでも行かせたかったのです。理由は次の通り。

(1)本物の美術を子供時代に目にすることは、おそらく強い記憶に刻まれ、大人になってからの教養を高める行動に結び付くだろう。

(2)最高レベルの絵画イメージを脳に入れておくことで、無意識のうちに想像力が高められるだろう。

(3)これだけハイレベルな絵画を小学生は無料で鑑賞できる。こんな幸せなことはない。最高の教育である。

美術館内は鑑賞者の人数がものすごく、列がなかなか前に進まないくらいだったにもかかわらず、しゃべる声ひとつない。シーンと静まった空間の中に、ボッティチェリをはじめとするたくさんの宗教的絵画が浮かび上がっている独特の空気感。子供たちは1時間も中にはいませんでしたが、館内の緊張感を感じて、くたくたに疲れ切った様子でした。このこともまた大人への階段を上がるためのよい経験だったと思います。


美術館鑑賞後は、アメ横をぶらり旅して、美味しいものがあったら食べさせようかなと思っていましたが、その道中に立ちはだかったのが、上野公園内での大道芸「中国雑技団」でした。東京都美術館からアメ横方面へ歩き出すと、前方に見事な逆立ちをしている女性を発見。「逆立ちのお手本を見せてもらおう!」とみんなで足を運ぶと、どうやらもうすぐ演技が始まるらしい。それならば最前列で見ましょうかと陣取る。司会の女性が、「本公演ならS席という35,000円の席ですよ。」という特等席を確保。とてもラッキーなタイミングで、大道芸と出会いましたね。

河北省から来たと紹介される雑技団の方が演じたのは、「5枚の皿回し」をしながら軟体ポーズをとっていく演技。「変面」というお面が瞬間的に次々と変わっていく演技。フラフープをたくさん回しながらの軟体ポーズの3種類。(写真画像参照)
約20分間の短い演技でしたが、最前列に陣取っていたため、目の前で「変面」をしてもらったり、握手をしてもらったりと、とても楽しめた大道芸でした。

こうしてたっぷり楽しめた社会科見学となりました。
それにしても、上野公園内はすべての施設が小学生無料です。これはすばらしいことですね。1年後、今の4年生が6年生になる前には、国立博物館見学と西洋美術館見学にチャレンジしてみましょうね。
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4年生チームには負けなくなった・・・・・かな?

今日は急きょご近所のチームと練習試合となりました。明日の江東区さよなら大会で行われるBチーム大会もあるので、お相手のチームに5年生中心のAチームと、4年生中心のBチームに分かれていただき、3チームのリーグ戦で練習試合。2週間前の別チームとの練習試合の時と同様、なんとサーブの成功率がチームトータル75%というひどい状況。75%=4本に1本はミス。これではバレーになりませんね。10本に1本のミスで合格ラインなので、もっともっとボールの中心を打てるように練習するしかありません。

(サーブ成功率)
1位 5番 96%
2位 1番 82%
3位 3番 76%
4位 2番 65%
5位 6番 53%
6位 4番 50%

(サービスエース率)
1位 1番 59%
2位 4番 33%
3位 3番 29%
4位 2番 24%
5位 5番 8%
6位 6番 7%

(スパイク成功数)
1位 1番 20本
2位 3番 9本
3位 2番 5本
4位 4番 2本
5位 6番 1本
6位 5番 0本

(スパイク成功率)
1位 3番 75%
2位 1番、4番 67%
4位 2番 63%

個人成績は合格ラインにはほど遠い数字ですが、試合の結果はそれほど悪くなく、ミカサ杯教育大会後、4年生以下のチームとの試合では26勝2敗という圧倒的な勝ちっぷりです。これからどんどん攻撃力を上げて、5年生がいるチームを相手にしても勝っていけるように指導をしていきます。
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