「エルコスの祈り」情報です

劇団四季のサイトによりますと、「エルコスの祈り」がNHKで放送されることに決定したそうです。思い出再びという感じですね。

□放送局:NHK教育テレビ

□放送日時:12月23日(水・祝) 午前9時~10時40分

※放送日時は変更になる場合がございます。事前にテレビ番組表などでご確認ください。
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バレーボールのハンドリング基準論議

先日書きましたバレーボールのオーバーハンド・ハンドリングの反則基準について、コメント欄にご意見を書いて頂きまして、私としては大変に勉強になりました。最終的には「スポーツオノマトペ」を活用して判定していくことが、私の感覚の中では最も適切であるという結論に達しました。語られた論議は貴重な内容だと感じておりますので、コメントをコピーさせていただき、新たに記事を起こします。

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小学生バレーボールの大会になると、本部席で必ず話題になることがあります。
「キャッチボール(ホールディング)の反則」についてです。

長年、小学生バレーボールの指導を続けていますが、いまだにこの「キャッチボール」の基準がはっきりと分かりません。大きな大会の前になると、必ず「レフリークリニック(審判講習会)」があり、ハンドリングの基準を確認するのですが、正直な話、私はただの一度だって納得したことがありません。

いったいハンドリングの基準はどこにあるのでしょうか?
審判の主観でしょうか?


「同感です」 (前多)2009-11-23 22:24:24
私は、現在指導者ではないのですが、大会があるたび審判としてお手伝いをしています。指導者だった頃から、記事の内容と同じようなことを感じていました。全国大会でさえも曖昧だということを知り驚いています。

ある時期、全ての違和感を感じるトスに笛を吹いていたら、試合後に猛烈な苦情をたたきつけられました。他の人ならセーフだと言うのです。

笛を吹く立場からしたら、一瞬でも止まったらハンドリングってのが一番はっきりしているような気がするのですが…


「難しいですよね 」(イノッチ1000世)2009-11-24 07:14:31
先生もバレーボール関係者だったのですね!
バレーボールの審判て難しいですよね。
私は審判だけで頑張っている方を尊敬します。
あんなに大変なことを極めようとしていることに感心しています。


「ホールディング 」(kawa)2009-11-25 13:23:29
せめて、ひとつの大会においては一貫した基準がほしいと私も思います。
物理的に「持った」後でないとあげられないトスというのがあるはずで、それは時間を計ればある程度の基準が出せるのではないでしょうか。(実は、東京のサレジオ中学バレー部出身です)
こういうことでゲームの結果が左右されたり、自信をなくす生徒たちが少なくなるよう祈っています。


「サレジオ中バレー部出身なんですか!!!」 (イノッチ1000世)2009-11-25 22:18:59
KAWA先生はサレジオ中バレー部出身なんですか!!!
日本の強豪中学ではないですか!!!

私のようなバレーボール未経験の指導者には分からないことをご存知でしょうね!
ハンドリング基準は本当に難しいです。なんとかならないのかな???


「ふと見たもので・・・」 (まっちゃん先生)2009-11-26 18:47:58
このブログには初書き込みです。

小学生バレーの基準として適切かどうかは分かりませんが、私の理解(教員選抜の考え)としては、ボールが停止したらホールディングだと思います。

極端な言い方をすれば、ボールが常に動いて見えていれば取られないはずです。
なので、手の中でボールを持っていたとしても、膝を曲げる・肘を曲げるなどボールが動いている状況であればセーフかと。

実際、上手いセッターのトスなんかは良く見るとボールが手の中に納まっている感じもしますし・・・。


「「ボールが動いている」では難しいなぁ」 (イノッチ1000世)2009-11-30 09:48:14
>まっちゃん先生

小学生バレーボールの場合、ボールが停止しているかどうかでは難しいのですよ。

ボールを持って動かしていたらセーフならば、持って動かしていてもセーフでしょ。試合で反則とするかどうかも、ボールは停止していないけれども、「持っている」か「持っていないか」で判定します。

その「どこまでが持っている」とするのかが分からないんですよねぇ。


「ホールディング 2」 (kawa)2009-11-27 05:00:12
私が在籍中は体育館もなく青空バレーでした。雨が降ったり風が吹くと室内で筋トレばかりやっていました。それでも全国レベルのチームに勝ったりしていましたから、体育館ができたら強豪になるのは自然の成り行きかもしれません。

閑話休題

ホールディング(キャッチ)の基準についてです。
まず、「絶対にミスをしない審判はいない」「すべての審判が100分の1秒単位の制度で判定をそろえるのは不可能」というのは、みなさんすでにご存知かと思います。

その上で、

私自身は「停止」というより、「身体に接触している時間」が問題だと思っています。
仮に、ボールが移動していればOKということであれば、サーブやトスのときなど「投げる」ことが可能になるのではないでしょうか。

では、どのぐらい体に接触したらキャッチになるのか、ということですが、これはビデオを分析し、基準の時間を協会が決めればいいのではないでしょうか。
そして、その時間(おそらく0.2~0.5秒?)を「ん~」などの声や音で覚えます。これは、デジタル機器で作ることも可能だと思います。

この声や音の間にボールを離さなければキャッチということにし、その最大時間を周知すれば、判定をある程度揃えることはできるのではないでしょうか。

少なくとも、「あれはキャッチだと思う」というよりも客観的な基準を示すことができると思います。

実際にやってみるとわかると思うのですが、0.5秒という感覚を覚えるのはそれほど難しくありませんし、試合中に主審が判定するプレーは、その時々でひとつだけです。接触時間の違いのビデオを作製するなどして、その感覚が身についてしまえば、判定はそれほどぶれないかと思いますし、私自身はそのようにしてきました。

審判そのものをご専門にされている方は、もっといい方法をご存知かもしれませんので、私もお聞きしたいと思います。


「スポーツオノマトペですね!」 (イノッチ1000世)2009-11-30 09:53:08
>KAWA先生

良いヒントをいただきました。
私の中では、判定基準が完全に落ちました。

トスを「スッ」とあげるのか、「スーッ」とあげるのか、「パッ」とあげるのか、「パーッ」とあげるのか。

この「スポーツオノマトペ」を判定基準にも応用すれば分かりやすい!!!

実際に審判をしながら試してみて、使えそうだったら各チームの監督さん達に提案して、いっしょに考えてもらおうと思います。

ありがとうございました。
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学芸会・・・・・終わりよければすべて良し!

学芸会が無事に成功しました。

どの学年の子ども達もみんな緊張しながらも立派に演じきりました。舞台から降りた時の達成感に満ちた笑顔が花開いていました。

担任する6年生の子ども達はさすが最高学年でした。練習終盤戦の追い込みは右肩上がりで進歩し、ほとんどのことを子ども達自身で進めてくれました。ああしよう、こうしようと演技をどんどん進化させることで、「担任から与えられた劇」から「自分たちで創り上げた劇」へと変身させてくれました。

昨日の児童鑑賞日には、残念ながら風邪で欠席してしまった子が二人いたのですが、それをどうカバーするのかも自分たちで話し合い、「先生、こうすることにしました。」と報告してくれるだけ。担任が口を差しはさむ必要もなくやり遂げてくれました。


今日はたくさんのお客様の前での演技。
中には8ヶ月ぶりに6年生の姿を目にする先生もいて、率直な感想を聞かせてくれました。

「6年生の表情が本当に豊かになっていたことに驚きました。全員がしっかり力を合わせて演じていることに感動しました。」

「先生、よくここまで成長させてくれましたね。素晴らしい6年生になってきましたね。今度来るときが楽しみです。」

「もう感激しました。子どもってすごいですね!みんなの真剣さに心を打たれました。」


保護者の皆様の目にはどのように映ったのでしょう?
感想をお聞かせいただけると嬉しいです。
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東京スカイツリー 2009-11-28

もうすぐ12月です。芝公園の東京タワーはライトアップされて光り輝いていますが、建設中のスカイツリーも完成したらライトアップされるのでしょうか?
600mを超えるタワーですから見事な輝きになるのでしょうね。
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劇団四季:『エルコスの祈り』カンパニーからのメッセージ

劇団四季:『エルコスの祈り』カンパニーからのメッセージ


学芸会を前に、いろんなことを思い出すための動画です。
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ハプニングが生んだ団結

昨日、教室内にセットしたアクアリウムは大人気で、いつも人だかりができています。

そして昨日、K君が「おじいちゃんのうちからもらってきた」というグッピーを水槽の中に入れてあげました。見てすぐ分かったのは、「これはたぶんすぐに仔魚が生まれそうだ」ということ。案の定、1日たった今日、水槽の中にはグッピーの赤ちゃん達が水草の影や水槽のすみっこに隠れるようにしているのを子ども達が見つけました。

そのままにしておくと大人のグッピーに食べられてしまうので、ただちに子ども達による保護活動開始。合計8匹の仔魚をとりあえずコーヒーのビンの中に保護しました。


グッピーを持ってきてくれたK君は、観察に一番張りきっていて、自ら「観察ノート」を作って楽しそうにしていました。

ところがその時、悲劇が起こりました。

保護したビンの近くでK君が振り向いた瞬間、身体の一部がビンに触れてしまったようで、仔魚もろとも床に落ちてしまったのです。

ただちに子ども達が救出活動開始。魚ネットを濡らしてそ~っと仔魚をすくい上げ、大切に水の中に戻しました。写真のように5匹しか救出できませんでしたが、その活動の間、男子も女子も一致団結して何とか助けてあげようとする行動を起こしていました。

そして誰一人もK君を責めることなく、赤ちゃんを救うことのできたことに満足げでした。


この出来事は予想もしていなかったハプニングではありましたが、災い転じて福となす。みんなが協力できたことは喜ばしいことで、教室内に生き物を入れてあげた効果が早くも出たと言えるでしょう。


さて、明後日はいよいよ学芸会本番。
遅れに遅れてしまった6年生の練習でしたが、自発的に活動し始めた子ども達の力でなんとか間に合いそうです。

保護者の皆さん、お楽しみに!!!
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バレーボールのハンドリングの基準がちょっと分からないんです

小学生バレーボールの大会になると、本部席で必ず話題になることがあります。
「キャッチボール(ホールディング)の反則」についてです。

長年、小学生バレーボールの指導を続けていますが、いまだにこの「キャッチボール」の基準がはっきりと分かりません。大きな大会の前になると、必ず「レフリークリニック(審判講習会)」があり、ハンドリングの基準を確認するのですが、正直な話、私はただの一度だって納得したことがありません。

いったいハンドリングの基準はどこにあるのでしょうか?
審判の主観でしょうか?


毎年、全国大会の役員として東京体育館の熱戦を観てきましたが、その年によっても基準が違うし、審判個人によっても基準が違います。それによって試合の結果まで影響を受けている場面を嫌になるほど見てきました。


ある年の全国大会レフリークリニックでは、コートの後ろの方で判定を見ていた地方チームの監督さんたちが、「あれはキャッチボールでしょ!うちの県だったら確実に笛を吹かれるよな。」と言っていることもありました。ところが、他の地方の監督さんからは、「いや、そんなことはないんじゃない。あのくらいなら問題ないよ。今日の審判委員会の先生も反則を取らないでしょ。」と正反対の意見。
確かにそのレフリークリニックではすべての大会審判員がいる中で、だれからも異論なく反則は取られなかったのですから、いったいどこに基準があるのか私には分かりませんでした。

実はその後の大きな大会では、どうも次々とキャッチの反則を取られたようで、私のハンドリング基準はまたまた混乱しました。

「どこに基準があるの???」



辰巳ジャンプが初めて都大会に出場した試合。相手のセッターのトスは完全に投げ上げる感じで、あんなことをされたらサーブでいくら崩しても全部トスにされてしまうと怒りを感じたこともありました。それでも反則は取られず、私も子ども達も混乱し、結局9-1のリードを逆転されたこと、私の中にトラウマとして残りました。


逆に、そのトスを反則に取ってしまったら、子どもがかわいそうじゃないか!と感じたこともたびたびあります。決勝戦まではまったくキャッチを取られなかったのに、決勝では次々と笛を吹かれてトスがあげられなくなったセッターの姿も見ました。だったらそれまでの試合でもキャッチとして反則を取るべきでしょう。最後の最後で審判個人の感性で反則とされるのはどうなんだろう?と感じました。



そんなわけで、何年たってもハンドリングの基準が分かりません。

「ハンドリング基準は永遠の課題」などと避けて通らず、何らかの明確な基準がほしいと思うのは私だけなのでしょうか?
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江東区秋季小学生バレーボール大会

本日開催しました「江東区秋季小学生バレーボール大会」の結果です。

【A大会】
優勝 ジュニアファイターズA
準優勝 三大小ジュニアA
3位 数矢A・大島中央A


【B大会】
優勝 ジュニアファイターズB
準優勝 三砂ジュニアB


134人の選手たちが熱戦を繰り広げました。



3年生中心の辰巳ジャンプは6年生相手に善戦はしましたが、2連敗に終わりました。

辰巳 0{14-21、13-21}2 数矢A
辰巳 0{4-21、5-21}2 三砂女子A
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久々のアクアリウム作成

教室に45㎝水槽を設置しました。国語の授業に関連づけることをねらっています。

もともと生き物を飼うことに関しては趣味にしていましたので、写真のような小さな水槽であれば、すぐに仕上げてしまいます。

かつては「教室動物園化計画」というチャレンジもしていました。

半分教師 第27話 「教室動物園化計画」

今回のポイントは、水の流れる「音」が室内に聞こえるようにしたことです。
「サウンドスケープ」・・・・・音の風景
音による「癒し」、音による「イメージ力アップ」をねらっています。
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急成長! 6年生!・・・・・それが教育の目的です!

「私はこの小学校生活最後の学芸会をしっかり演じて、最高の思い出を作りたいし、観てくれる人たちを感動させたいので、真剣に練習したいです!みんなもお願いします!」

「ぼくはみんなと協力して、観てくれる人たちを感動させる演技をしたいです!」

「6年生は学校の看板だから、下級生のお手本となるような演技をしたいです!」

次々と立ち上がり、6年生全員の前で、心から自分の意見を主張していく子ども達。一人が話し終わった瞬間に次の一人が自ら立ち上がり、前に出てきて真剣に語る。

「私たちの目標は最高の卒業式をすることだから、私はこの学芸会も成功させないといけないと思っています。だから一生懸命頑張るつもりです!」

「一生懸命に演じることで、観ている人に笑いと感動を与えたいとぼくは思っています!」

「あと1週間しか練習できないけど、その1回1回の練習を全力で取り組みたいです!」

すべては子ども達の言葉です。私たち担任は司会も何もせずにじっと見守っていただけです。それでも子ども達だけで「決意発表」の会はどんどん進められていきました。
前に出て語る友だちの姿を見ながら、グラグラ心を揺さぶられていく子ども達。これこそ「学び合い」です。友だちの言葉を聞いて自分の思いが高ぶり、自然と足が身体を前に運んでしまう。

「もしかしたら人生で最後になるかもしれない演劇の舞台だから、悔いのないようにやりたいです!」

「自分の持っている力をすべて発揮できるように努力します!」

15分間、途切れることなく立ち上がり続けた子ども達。強制ではない、自ら立ち上がった子ども達の姿がそこにはありました。




いったい何をしたと思いますか?(笑)




これは先週の木曜日、ランチルームをお借りして、6年生全員で学芸会の練習をしていた時のエピソードなのです。

子ども達は、前日の練習ではとても高いモチベーションで取り組み、成長の姿を見せていました。ところが翌日のこの日の練習は、セリフを間違えたらニヤニヤ笑い、演技も中途半端で、少々ふざけ気味でした。

9~10月にかけて、様々な行事に取り組み続ける多忙さゆえ、学芸会練習のスタートが遅れに遅れ、はたして間に合うだろうか?という状況にもかかわらず、このままの雰囲気で進んでしまったら絶望的な状況になると感じていたのは担任だけだったようでした。

そこで、ここは一喝するしかないと判断し、私からこのような話をしました。

「今の練習の雰囲気はものすごく気持ち悪い。演技を観ていて本当にイヤ~な気分に気持ちにさせられる。こういう空気で練習をしていても、もう本番には間に合わないから6年生はもう止めよう。こんな1週間前になっても練習を大切に仕上げていかれないような集団はやるだけ無駄だ。教室で授業をしている方がためになるよ。止めよう、止めよう。」

固まってしまう子ども達。しばらく沈黙が続く。私としては誰かが「いいえ、やらせて下さい!みんな真剣にやりなおそうよ!」と言い出すことを期待しながら、忍の一字で待つ。

残念ながら、子ども達はどうしたら良いのか分からなかったようなので、整列着席させて話をしました。


「君たちはこの劇を自分たちの手で創り上げようとしないのか?最後まで先生に“やらされて”演じていくのか?・・・・・・・

 僕がこれまでに教えた子ども達の中にはね、6年生で脚本から演出、音響・照明・大道具など全部を子ども達の手でやり遂げた6年生もいるよ。『私たちの手でやらせてください!』と言って、本当にやり切ってくれた。

 6年生だけじゃないよ。3年生を受け持った時にもさ、放課後にみんなで集まって、子どもだけでダンスを考えてきたよ。僕からはそんな指示もしていないし、本当に自分たちだけで工夫に工夫をして、楽しく取り組んでいた。

 今の君たちはどうなんだ? 取り組みがこんなに遅れているのに休み時間や放課後に自主的に練習したりしないじゃん。所せん君たちは“やらされている”だけなんだよ。そんな“やらされている演技”を見せるなんて、最高学年として恥だと僕は思う。

 もし、この中で『そんなことはない、自分はこの劇をやりたい』と思っている人がいるならば、みんなの前に出て自分の意見を主張してみな。」

一瞬の沈黙があり、一人が立ち上がって、心の底からの言葉を学年のみんなに投げかけました。

「私はこの小学校生活最後の学芸会をしっかり演じて、最高の思い出を作りたいし、観てくれる人たちを感動させたいので、真剣に練習したいです!みんなもお願いします!」


堰を切ったとはこういうことを言うのでしょう。次から次へと立ち上がり、心からの叫びを言葉にしていく子ども達。普段はめったに発言しない子まで、勇気を出して前に出てきて語りました。

30人ほど決意発表をしたでしょうか。時間がなくなったので、最後に私から指導をしました。

「今みんなは勇気を出して決意を発表してくれました。一人一人の言葉に、“思い”が感じられました。この“思い”というものが大事なんですよ。みんなは最高学年なんだから、劇を通して「6年生の“思い”」を伝えていくんです。残された練習回数はわずかだけど、ぜひ君たちの“思い”を込めて練習してほしいです。頑張ろう!」



6年生は再び脱皮してくれました。
この「成長」が本当に大事なのです。
私たち教師にとって、劇を成功させることが目的なのではなく、練習を通して子ども達全員が一歩も二歩も成長してくれることが「教育の目的」なのです。


私の授業を観察するために来ていた副校長先生からは、直後の20分休みに、

「いや~、すごい場面を見せてもらったよ。井上先生の思いを子ども達がしっかり受け止める姿に感心した。それを自分の言葉に表していける力が育っているんだね。さすが6年生だよ。」

という言葉をいただきました。



学芸会は目前。ひとつのエピソードを紹介させて頂きました。
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東京スカイツリー 2009-11-20

東京スカイツリーのサイト情報によると、11月20日現在で215mの高さになったそうです。当ブログでは定点観測を続けておりますが、他の場所からもよく見えるようになってきましたので、そのうち様々な場所から撮影した「スカイツリー特集写真集」を掲載してみようと思っています。
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秋季江東区民大会の組み合わせ

本日の江東区民大会小学生バレーボールの代表者会議で決まった組み合わせのうち、A大会は1回戦のみ、B大会は全試合予定を掲載します。


【Aコート】
①東雲-三砂女子A
②数矢A-辰巳
③三大A-①の勝者


【Bコート】
①三砂男子-ブルーライトニング
②大島中央A-枝川A
③ジュニアファイターズA-①の勝者


【Cコート】
Bチーム大会なので2セットマッチで行います。

①ジュニアファイターズB-大島中央B
②数矢B-ブルーライトニングB
③枝川B-三大B
④ブルーライトニングB-三砂B
⑤①の勝者-③の勝者
⑥三砂B-数矢B
⑦①の敗者-③の敗者
⑧決勝戦
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AERAの取材を受けました

今日は朝日新聞系の雑誌「AERA」の取材を受けました。

道徳の授業を取材して頂きました。学芸会目前で忙しく、他の教科ではマインドマップを活用した授業をゆっくりしていられないという判断で、1時間で完結する道徳を選んだというわけです。

どんな授業を行ったかというと、主題は「男女の協力」です。副読本を読んで、男女の協力について考える。この6年の子どもたちは、この「男女の協力」がとても苦手です。無関心ではないのに、これまで塗り続けられてしまった「心の壁」がとても厚くて、不自然な関わりをいまだに続けています。

しかし、発達課題からすると、そろそろそういう「男女の壁」を破って、健全な関係を築いてほしいのです。そんな思いから授業を作ってみました。


マインドマップは「ワークシートマインドマップ」にしておきました。それはどのようなものかというと、セントラルイメージは私の方で描いておく。メインブランチに乗せる「BOI(ベーシック・オーダリング・アイデア=基本アイデア)」も私が書いておく。これを「ワークシート」にして全員のスタート地点とし、一斉に考えたことを書いていく。

15分間、マインドマップで考えを整理した後、クラス全員でグループマインドマップにしていくという授業形態になります。


さらに今回は上越教育大学・西川純教授が中心になって進めている『学び合い』の授業方法も活用しました。

授業のゴールは「全員が男女の協力について考え、標語を書くことができること」としました。取材がし易いようにという配慮もしてしまったので、時間配分を非常にゆっくりとしたために、全員がゴールすることはできませんでしたが、授業終了後にほとんどの子が課題を仕上げて提出してきましたのでOKとしましょう。


そのゴールである子ども達が考えた「標語」の中から、提出されたものを紹介します。

「いつまでも みんなで協力し 平和な学校」(キーブレード)
「差別なく みんな仲よく 過ごそうよ」(エリンギ)
「差別ゼロ 男女の協力 忘れずにっ」(たんぽぽ)
「つながろう 男女のかべを のりこえて」(ともだち)
「男女とも かべをなくして よい関係」(レモン)
「香取の子 団結しよう 合同に」(吾郎ちゃん)
「協力は 男女のかべを こわす道」(きさらぎ)
「みんなでね 男女の壁を なくそうよ」(セワシZ)
「団結は 将来の夢 第一歩」(ガンダムS)
「ぶちこわせ 男女のかべを ぶちこわそう」(プーギー)
「男女でも 差別しないで 協力を」(グッチー)
「みんながんばり 男女の会話 作ろうよ」(コナン)
「助け合おう 性別なんて 関係ない」(アクアマリン)
「団けつし 男女のかべを うちやぶろう」(邪神)
「協力し みんなが仲よし 香取の子」(まっ茶)
「会話する 広がる考え 男女の輪」(ざるうどん)
「あいさつや 協力一つで 広がる輪」(ひまわり)
「助け合い 協力しよう 男女でも」(お砂糖)
「いつまでも 男女の協力 忘れずに」(フリーダム)
「男女でね 協力すると 役に立つ」(UMAR)
「差別なく みんな仲良く 遊んでる」(キコリン)
「いつまでも 心の輪を ひろげよう」(ますこDX)
「性別は 関係ないゾ フレンドリー」(塩焼き)
「男女のかべを ぶちやぶろう」(ピクミン)


こうして並べてみると、25人中24人が提出していましたね。
もう一人も、単なる出し忘れでしょう。
そうなると、今日の授業のゴールは全員が達成したものと見ていいでしょう。

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全国小学生バレーボール指導者二次講習会

11月14~15日と2日間で開催された「全国小学生バレーボール指導者二次講習会」を受けてきました。これは日本小学生バレーボール連盟が各チームの指導者を育成するために行っているもので、バレーボール界の状勢、子ども達を教えるための心得、様々な指導方法、審判方法、バレーボールマナーなどを学び合います。

こうした講習会はどのスポーツでも行われているもので、子ども達を指導しようという者は、必ず学ぶべき内容です。学びもしないで子どもを指導するということは自己満足以外の何ものでもないわけで、これは教師の世界にも同じようなことが言えるでしょう。学ばない指導者は、純粋な小学生の子どもたちの前に立つべきではないのです。


さて、今回は初日に高輪高校講堂で講義、2日目は稲城総合体育館で実技という構成でした。初日の講義では、相変わらず「井上スタンス」を保ち、最前列中央に陣取りました。最前列には私ともう一人、遠く福岡から研修に来られた指導者の方だけ。はい、講演を聴く場合、この誰もいない環境が学びには最も良いと感じています。余計なことを考えなくなります。

東京開催の講習会なので、受講生はよく知っている方ばかり。休憩時間にたくさん「あれ?一番前に座っているんだ!」と声をかけられましたが、「ここが私の指定席なんですよ(笑)」と答えておきました。

今回はバレーボールの話題ということもあり、きっと話があっちへこっちへいくにちがいないと判断し、手書きではなくパソコンの「iMindMap」で記録を取りました。「iMindMap」の良い面は、書き込んだ後にブランチ位置の調整が簡単だということです。見やすく直すことをしようと思っているときにはこれが一番です。

その記録の一つがこれです。↓


工藤先生の講義「攻撃指導法」を記録したものです。
参加して話を聞いていた方なら、きっとこのマインドマップを見れば内容を思い出せるはずです。



2日目の実技では、私も5~6年前にずいぶん学んだ「0ポジション」の理論や「初動負荷理論」を元にした指導方法が、工藤先生からたくさん紹介されました。かつて一生懸命に学んだことが次々に思い出され、
(あ~、これではいけない。バレーの指導方法も再度学び直さないと“腐れ監督”になってしまうぞ・・・)
と猛反省しました。


バレーボールもあと2ヶ月で「ミカサ杯教育大会」が始まります。どこまでできるか分かりませんが、少ない練習時間で最大の効果が上がるように努力していくつもりです。

辰巳ジャンプの子ども達は、宿題を必ずやってくださいね!

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感動!のマインドマップ授業  2年生生活科 「フェスティバルをしよう」

「仕事はできるだけ早く終わらせて、その後の時間を有意義に使う」が信条の井上です。しかし、今週はそうもいかず、すべての日の夜に予定が入ってきました。

月・・・WACOMさんとの新型提示教材レンタル打ち合わせ
火・・・ブザン教育協会にて、今後の活動について懇談
水・・・職場の「野郎会」(男性教諭の会)
木・・・教職員卓球大会
金・・・学校評議員会

有意義に使っているといえばそうなんですが、お休みもほしいなぁという気持ちにもなった今週でした。

****************

さて!

題名の通り、2年生担任のM先生、やってくれました!
マインドマップ活用の先行事例を作ってくれました!

2年生は生活科で「フェスティバルをしよう」という授業をすることになっています。これまでお世話になった方々に、自分たちの成長を見てもらおうという取り組みです。セルフエスティームを高める授業として、私は「低学年版・キャリア教育」だと認識しています。

この企画をするために、マインドマップを活用して授業をしたそうです。

授業前に、私が相談に乗った時の記事がありますので参考にして下さい。
☆低学年・生活科でのマインドマップ活用


授業で使ったマインドマップの画像が2枚あります。

まずはこれです。

どんな人にお世話になったかということを、「クラスマインドマップ」で考えたそうです。すると2年生の子ども達の意見が止まらない状態になったと最高の笑顔でM先生が語ってくれました。

「どんな人にお世話になったかな?と聞いてマインドマップにかいていくと、子ども達はすごく楽しそうに意見を出してくれたんです。1時間の授業で子ども達の発言が止まりませんでした。」

「どんどん話し合っていくうちに、子ども達の意見が自然と“ありがとう”とか“お礼”といった意見に変わっていったんです。そして本当に素直に、自分たちはどんな人にも“ありがとう”の気持ちを持っていることに気づいてくれたんです。」


次の授業では、「今までどんなことが楽しかったのか」を考えさせたそうです。
その時にかいたのがこのマインドマップです。

楽しかった記憶を再現していくマインドマップですから、1枚目に比べてもさらに活発な意見が出たそうです。

「もう意見が止まらない状態になりました。マインドマップってこんなにすごいんだと心から感じました。」

「子ども達から“楽しかったことにハートマークをつけようよ!”という意見が出たんです。どんどんハートマークをつけていったら、結局全部につけなくてはならくなってしまいました。」

「一番感動したのは、『香取小フェスティバル』という名前ではつまらないから『ありがとうフェスティバル』にしようという意見が出てきたことです。すごくいいネーミングに担任の私が感激してしまいました。」


私からは、
「M先生、すごいね!2年生でのマインドマップの活用法について開拓してくれたね!ありがとう!このことをブログで紹介させてね!記事にするエピソードを生んでくれて本当にありがとう!」
と伝えました。


実はこのM先生の授業、私が授業公開する12月2日(水)に同時に公開授業をします。


【江東区小学校教育研究会・研究授業】

12月2日(水) 会場:江東区立香取小学校

13:45~14:30 公開授業

14:45~16:30 研究協議会

【授業の予定】

1年道徳・・・現在、最終検討中

2年生活科 「フェスティバルをしよう」

6年国語 「やまなし」

※3学級担任は全員マインドマップをかける教員です。

※江東区小学校教育研究会の研究授業は一般公開することになっています。遠慮なく参観してください。そして是非とも研究協議会にご参加下さい。
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