自宅から原付バイクで休憩を入れながら約2時間近くで
千早赤阪村に到着。大阪唯一の村ということで一度は
訪れてみたかったものの、交通の便が悪いせいもあって
なかなか腰が持ち上がらず今回やっと行くことができた。
村というにふさわしいほど田畑に囲まれた、大阪とは思えないほど
のどかな所。ウイキペディアによると2006年の時点では
大阪府下で最も人口が少なくコンビニが無いらしい。
見所は金剛山でロープウェイがある。
村の入り口から少し行ったところに道の駅がある。
看板には「日本一かわいい道の駅」とある。ようするに
日本一小さい道の駅ということで中は売店があるだけ。
展望台があるというから上ってみたがただの二階だった。
見渡すとこんな感じ。まあ展望台には変わりないか。
土産物屋を見るとそれらしい商品があり、奈良県と隣接してるせいか
奈良漬があって僕は奈良漬は嫌いだけど両親が好きなので
たまねぎの奈良漬を買ってみた。
道の駅の隣には資料館がある。楠木正成の生誕の地として
有名で、ゆるキャラは「まさしげくん」。
とはいっても今回初めて知ったのだが。楠木正成自体よく知らない。
正成の墓でなく生誕の碑石。
資料館の前。未だこのようなものがあるのは微笑ましい。
ただ資料館が入場料必要なのと、写真撮影禁止なのは
微笑ましくない。関心がなければ入る気にもならない。
しかし休日だというのに人っ子一人いないのはなんとも寂しい。
自宅を出たのが遅かったのと疲れも出てすぐ帰ろうかと思ったが
せっかくだからもう少しだけ足を伸ばしてみる。
バイクで少し走るとまた展望台のある丘に出くわした。
「バカとなんとかは高いところに上る」という言葉に従って
上ってみると「奉建塔」というものがあった。
楠木正成の戦死600年を記念して建てた記念碑で昭和15年に完成
とかで思ったほど古いものではなかった。
付近にちょっとした展望台があったので見渡してみる。
本当に大阪かと思うほどのどかな村。
そういえば道の駅に「何もないからのんびりできる」という
コピーがあった。
また機会があればここでのんびりするか。