最近、あちこちで「LOHAS(ローハス)」という言葉を聞くようになりました。 「どうせ、なんかまた消費を煽るための流行語なんだろう。」と思っていたのですが、それが、なんか、ついこの前あるブログで中身を見たら、どうやら、まさに私のような人間を指すらしい、ということがわかりました。
LOHASとは、"Lifestyles Of Health And Sustainability"という英語を短縮した造語で、ポール・レイという社会学者と、欧米エコロジーグッズ販売のベンチャー企業社長であるジルカ・リサビという人が、1998年から、全米約15万人を対象に、15年間に渡って実施した価値観調査から生まれた言葉だそうです。
「人間の健康と環境の保護を最優先し、持続可能な社会のあり方を追及する、新時代のライフスタイル」ということですが、その中身は以下の5つの要素に集約されています。
1.Sustainable economy(持続可能な経済)
風力発電等の再生エネルギーや、省エネ商品&グリーンな都市計画&交通手段、社会貢献活動(やりがいを持って社会貢献できる仕事)などへの志向性です。
これについては、まだ私がいたうちの実家で、1997年のプリウスの発表後1年を経た1998年に、私が音頭を取ってプリウスを購入しました。この頃は、周囲からは「変なクルマを買った。」くらいに思われていたと思います。しかし、「これなら、『ロールスロイス』が隣に並んでも、『まだそんなクルマに乗ってるの?あなたは一体どんな地球を子供たちに残したいの?』と言って勝つことができるよ。」などと言っておりました。
2.Healthy Lifestyle(健康的なライフスタイル)
オーガニック&自然食品、サプリメント、有機野菜や化学添加物の少ない食品、健康食品、そしてナチュラルなパーソナルケア商品(オリーブ石鹸など)などへの志向性です。
これについても、小学生の頃から実家では東都生協に入り、自然食品店のオーガニックな食べ物を食べていました。東都生協の配布する資料の中に、農薬漬けのバナナや、ぎゅうぎゅう詰めの鶏舎の中で、薬を大量に使って作られるブロイラーの話などがぎっしり入っていて、そういうことを気にする意識が芽生えていました。食べ物を買うときには必ずパッケージの裏などにある添加物の欄をチェックし、化学調味料や合成着色料などが入っている場合には買わないようにしています。パンはもちろん基本的に人工イーストの物は食べず、天然酵母の物しか食べません。今
ハリウッドで大流行のマクロビオティックなんかもはるか昔にやってました。
3.Alternative Healthcare(代替ヘルスケア)
自然治療、はり治療、運動、病気と同様な症状を発見させる物質を使用して治癒させるホメオバシー、漢方薬や場合によってはアロマセラピーなどで、なるべく薬に頼らない、ホリスティックな疾病予防などへの志向性です。
これについても、10代の終わり頃に精神的なものもあって体調を崩して、西洋医学の病院でさっぱり治らないという経験をして以来ずっとまさにそのとおりの生活をしてます。アーユルウェーダのセラピーを受けるために22歳のころにオーストラリアのManlyというところに一週間滞在したこともあったし、針治療などにも通っておりましたが、研究に研究を重ねて、一番有効だったのが、「むつう整体」というものでした。これに出会ったことにより、司法試験のストレスから来る胃の痛み、心臓の動悸を軽く克服することができました。
4.Personal Development(自己啓発)
ヨガや習い事、フィットネス、能力開発や精神性の向上のための、CD、本、セミナー、人間関係への時間投資、好奇心を持った理想実現のために行動、などへの志向性 です。
これなどもまさにあてはまります。13歳くらいのときには既に沖ヨガの本を読んでいましたし、18歳のときにはTM(超越瞑想)をし、19歳で既にTMのシディプログラムというかなり本格的プログラムを修了していました。今では自分で開発したイメージングメソッドをいろいろな人にお伝えしているくらいです。
5.Ecological Lifestyle(環境を配慮したライフスタイル)
環境に配慮した家やインテリア、エコ関連の各種商品(家庭用品、オフィス商品)、価格よりも性能がいい商品を選択、身近に自然を感じること、などへの志向性です。
これについては、私は、物を買うときに、何年も経った後のことを想像して買うことにしています。どういった物を捨てたくなるのだろうか、と考えた末得た結論は、「デザインの悪いもの」「自然素材でないもの」を捨てたくなる、ということです。今でも、自然素材でデザインが良くて使いやすいゴミ箱がなかなか見つからなくて悩んでいたりします。→誰か教えてください。
という訳で、延々と自分がLOHASにあてはまるということを説明してまいりましたが、それは、ずーーーーっといろいろな面で理解されずにマニアだとかオタク扱いされてきたため、何だかやっと、世の中に認められ始めたような気がして嬉しかったからであります。いやー、ここまで来るのにほんとに時間がかかりました。確かに最近、やっと世間に話の合う人が増えてきた気がする・・・
LOHASってブランド名ではないのですね。初めて知りました。軟着陸プログラムみたいな感じですね。
勉強になりました。
LOHAS歴が長いんですね~、関心しました。しかも、かなりの本物志向と見ました。私も見習わねば・・・!
アーユルヴェーダは私も関心があり、卒論で書きました。でも、オーストラリアまで行く行動力が素晴らしいですね。
もっと、LOHASについてどんどん書いてください。楽しみにしてます☆
ではLOHASっぽいネタもいろいろこれからアップしていこうと思います。
湘南さん、よっしーさんコメントありがとうございました。