熊本鹿児島旅行で印象に残った言葉がある。どこで見たのか忘れたが、「知行合一」と書かれている掛け軸を見た。聞いたことがあるようなないような言葉で、そのときは、その意味もよくわからなかったのだが、その言葉の意味をあれから考え続けている。
辞書的な説明だと、知行合一は、中国の明時代の学者・王陽明(1472~1592)の学説で、知識と行為とは本来同一であり、知って行わないのは真に知ったのではなく、真の知は実行をたてまえとし、知と行とは表裏一体をなしていなければならないということだそうである。
私に思い当たることは多い。まず、行動力がない。頭でっかちで実行を前提としていない妄想ばかりしている。
行動を伴わない知識は無意味に近い。知識を得るのは行動につなげるため。知識は目に見えないもので、他人の評価や実績は行動如何による。
最新のビジネス書を何冊も読むより、この知行合一の意味を深く理解したほうが成功に近づけるような気がしている。
南九州旅行の一番の収穫はこの知行合一という言葉である。
現代に甦る陽明学
辞書的な説明だと、知行合一は、中国の明時代の学者・王陽明(1472~1592)の学説で、知識と行為とは本来同一であり、知って行わないのは真に知ったのではなく、真の知は実行をたてまえとし、知と行とは表裏一体をなしていなければならないということだそうである。
私に思い当たることは多い。まず、行動力がない。頭でっかちで実行を前提としていない妄想ばかりしている。
行動を伴わない知識は無意味に近い。知識を得るのは行動につなげるため。知識は目に見えないもので、他人の評価や実績は行動如何による。
最新のビジネス書を何冊も読むより、この知行合一の意味を深く理解したほうが成功に近づけるような気がしている。
南九州旅行の一番の収穫はこの知行合一という言葉である。
現代に甦る陽明学