おはようございます。 生き生き箕面通信1537(130308)をお届けします。
・「脱原発こそ最良の防御だ」と、朝日の社説が力説
「原発は、テロやミサイル攻撃から守れるのか」は、以前から気がかりな問題でした。日本の原発は大量の冷却水を必要とすることから、海水利用のためすべて海岸に造られました。だから、海からのミサイル攻撃などにほとんど無防備という弱点があったのは、誰にも分かることことです。ただ、簡単に答えが出せないため、例によって日本流の「この問題はないことにしよう」と、できるだけ考えないできたのです。
いや、実際にはアメリカまで行って、「原発の守り方」を勉強してきました。アメリカでは、レーザー銃で武装した警備隊があり、「9・11」の同時多発テロ後は国内104基の原発のさらなる警備を義務づけたそうです。しかし、それでも十分ではないのが、悩みの種。コンピューター内に侵入してかく乱するサイバー攻撃には、銃は全く役に立ちません。
朝日新聞の本日3月8日の社説は、「日本では、原発内で働く作業員の身元も精査されていない実態が報告された」と指摘。未確認情報ながら、北朝鮮の労働党幹部が「ミサイルで日本の原発を攻撃すれば、広島型原爆の320倍の爆発が起こる」と講演したとも伝えました。
そうした多くの弱点を持つ原発に対し、この社説は「どうすべきなのか」と問い、「やはり、原発をできるだけ早く減らしていくしかない」と、結論づけています。見出しは、「脱原発こそ最良の防御だ」。朝日は「テロやミサイル攻撃から原発を守るのは、簡単じゃないか。原発をなくせばいいんだよ。なんでそんな簡単なことが分からないの」と、いっているのです。
安倍首相は、脱原発の意味が分からないどころか、原発再稼働をもくろみ、新設さえほのめかしています。そのうえで、「国民の安心、安全を守るのが、政府の役割」と、しゃあしゃあといってのけます。ついでながら、前の野田佳彦(わるひこ)という首相も、「消費税を上げない」と公約しながら、しゃあしゃあと上げて、ウソつき首相の面目躍如でした。日本にかぎらず、権力を握ったものは、ウソをつくものです。国家権力に対しては性悪説の立場で監視する必要があります。
カギは、国民の草の根の力であり、有権者の民主主義を生かすパワーです。そのためには、少しめんどくさいのですが、立ち上がることが避けられません。自分の頭で考え、自分の足で立ち上がりましょう。それしか、権力者からこの国を守る方法はないですよね。
一億総ざんげへの道。動き出したら止まらない。
この道は、いつか来た道。ああ、そうだよ、民族の歴史は繰り返す。
意思のあるところに方法はある。(Where there’s a will, there’s a way).
意思のないところに解決法はない。
意思は未来時制の内容であり、日本語には時制がない。
それで、日本人には意思がなく、解決法が見つけられない。
自然鎮火を待つのみか。
耐え難きを耐え、忍び難きを忍んで、もって万世のために太平を開かんと欲す。
不自由を常と思えば不足なし。
座して死を待つか、それとも腹切りするか。
私の父は、玉砕した。何のお役に立てたのかしら。
安らかに眠ってください。過ちは繰り返しますから、、、、
わかっている、わかっている。皆、わかっている。
ああしてこうすりゃこうなると、わかっていながらこうなった、、、、、
十二歳のメンタリィティには、知恵の深さが見られない。教養がない。
わかっちゃいるけど やめられない。ア、ホレ、スイスイ、、、、
白く塗られた黒いオオカミの足を見破ることは難しい。
だます人は悪い人。だまされる人は善良な人。おとり捜査は難しい。
この調子では、人の命はいくつあっても足りるものではない。
我々は、自らは望むことなく危機に陥る民族なのか。