そのひと言

先日、とある町を歩いていて、街角の掲示板でこの言葉を発見した。


「そのひと言」と題されたこの短い詩には、言葉の持つ重要性が書かれている。

「そのひと言」はプラスになることもマイナスになることもある。

だから、軽はずみにしゃべってはいけないのだ。

かといって、慎重すぎると話せない。

特に大事なちょっとした「ひと言」は「ありがとう」だろう。
思っているだけでなく、言葉にして伝えることで、お互いが嬉しくなるものだ。

次に大事なちょっとした「ひと言」は「Ａさん（君）、こうした点が良かったよ」「これからも頑張れよ」とか言って、
ほめて、励ましてくれることことだろう。
その「ひと言」が背中を押してくれたことで、立派な人になったエピソードをよく聞く。

逆に、「あんたなんか何の値打ちもないわ」とか仮に言われたらどうなるだろう？
生きていくことを否定されたことになる。
その言葉をバネにして生きていく人もいるだろうが、言わないにこしたことはない。

別に、無理にほめるように勧めているわけではなく、とってつけたような言葉は、当然相手の心に響かないが、
タイミングよくほめてくれることはとても嬉しいことだ。

これ以外にも、ちょっとした素敵な「ひと言」はたくさんあるだろう。
余計な「ひと言」に注意して、使って行きたいものです。