７位

バレーボールＷ杯（女子）：６勝５敗、７位でした。

大会前は、地の利もあるし上手く行けば銅メダルくらいはあるかな？と思ったのですが、結果は残念でした。決して弱いチームではないと思うのですが世界の壁は厚かったです。

大会を振り返ってみると、残念だったというか、とてももったいなかったのが第１ラウンド３戦目のセルビア戦、２セット取られたあと１セットを取り返して流れを引き寄せたあと、完全に日本ペースで進んだ第４セット、２２－１６から守備が乱れてまさかの６連続失点があって逆転負け。このセットをすんなり取れば良いかたちでフルセットを戦えたと思います。仮にこのセルビア戦を取れていればですが、イタリアに負けても第３ラウンドを終えて７勝１敗だったんですよね。

次に惜しかったのが、第４ラウンド１戦目のキューバ戦、１セットを取ったあとの第２セット、追いついてジュースまで縺れ込み、アドバンテージを２度凌いで２７－２７からの際どい判定、主審がキューバのポイントとしたんですけれどもこの判定が逆だったら、２セット連取して、そのままキューバ戦も取れたような気がするんですよね。

８勝１敗でアメリカ戦とブラジル戦を迎えられれば、何かが起きたかもしれません（笑）。何も起きなければ、８勝３敗で４位迄。少々展開が味方しても、実力ではメダルや五輪に届く位置にはいなかったという訳です。

最初に述べたようにそんなに弱いチームではないのですが、世界との差は選手層の薄さでしょうか？センター線だけは層が厚く次から次へとタイプの違う良い選手が出て来のですが、セッター竹下、ウイングスパイカー栗原、高橋、木村の代わりになる選手がいません。攻撃陣の方は、大山の完全復活を望む他、以前の佐々木のようなスーパーサブが１人は欲しいですね。セッター竹下の次を探すのは難しいですが、せっかく登用した河合をもう少し見てみたかったです。

まだ、来年の五輪最終予選が残っていますので、頑張って欲しいです。