◎ワディハッタの２２（牡 父フランケル 4月7日生 高野厩舎）
2024年2月3日 ＮＦ空港 週２日は周回コース2500ｍをハロン30秒のペースで乗られた後に、屋内坂路コース(900ｍ)をハロン15秒で１本登坂しています。その他、週３日は周回コース2500ｍをハロン30秒のペースで乗られています。ハロン15秒のペースに問題ありませんが、前向きに走り過ぎて抑えるのが精一杯です。引き続き周回コースではリラックスしているので、どのコースでも落ち着いて走れるように促します。フランケル産駒特有のトモの緩さが徐々に解消されて、馬体がしっかりしてきました。一時期カイバを残していたのものの、食欲が戻ってからは順調に筋肉がついてきました。現在の馬体重は460kgです。
◎クルミナルの２２（牡 父サートゥルナーリア 5月1日生 国枝厩舎）
24/1/31 ＮＦ空港 現在は週２日、９００ｍ屋内坂路コースをハロン１７秒のキャンター２本駆け上がっており、残りの日は軽めの調整メニューをこなしています。この中間も心身の成長度合いを確認しながら、無理のない形で日々のメニューを進めるようにしています。成長による馬体の変化で走りが崩れがちになってきているので、フォームの微調整を行いながら乗り進めていきたく思います。
◎サンブルエミューズの２２（ﾒｽ 父ブリックスアンドモルタル 3月24日生 栗田徹厩舎）
24/1/31 ＮＦ空港 現在は週３日、９００ｍ屋内坂路コースをハロン１６～１７秒のキャンター２本駆け上がっており、残りの日は軽めの調整メニューをこなしています。馬体重はコンパクトサイズを示す数値ですが、坂路コースではそれに反比例したパワーを感じさせる動きを披露しています。順調に日々のメニューをこなすことができているのは何よりで、今後もこの調子で２歳戦から活躍できる下地を構築していきたいと思います。
◎ハープスターの２２（牡 父サートゥルナーリア 2月25日生 池添学厩舎）
24/1/31 ＮＦ早来 現在は週３日、坂路でハロン１５～１６秒のキャンターと周回コースでのキャンター２７００ｍの調整を行い、それ以外の日は周回コースでのキャンターのみかウォーキングマシン調整を取り入れています。寒さ厳しい季節となりましたが、脚元や体調は安定しており、順調に坂路調教を進めることができています。このまま好調を維持しながら坂路での１５－１５を開始することで、競走馬として基礎固めを行っていければ理想です。
◎インピードの２２（ﾒｽ 父フランケル 1月26日生 高野厩舎）
24/1/31 ＮＦ空港 現在は週３日、９００ｍ屋内坂路コースをハロン１７秒のキャンター２本駆け上がっており、残りの日は軽めの調整メニューをこなしています。日々のメニュー自体は変わりなく進めることができているものの、気持ちだけが前へ前へと行ってしまっている感があるので、その点の修正を試みていきたいと思います。継続的に負荷をかけてきたことで、疲労が蓄積してくるタイミングでもあるので、適度にリフレッシュを挟みながら進めていく予定です。
3歳勢が不甲斐ないので、早くも結果的に2歳馬に期待が行ってしまっている感もありますが・・・。ハープスターの22は良さそうですね。ただ、無駄に高い馬はデビューまではベタベタに褒められることがあるので話半分で理解しておきます。ワディハッタの22、インピードの22は共にフランケル産駒らしく前進気鋭がありそうです。トモの緩さは想定内ですので今は焦らずに行きましょう。サンブルエミューズの22も良さそうです、どんなタイプに育つのか楽しみです。クルミナルの22はこんな時期に成長期ですかね、遅生まれなので無理なく進めてもらえばよいでしょう。5頭はいずれも順調と言える範疇ですので、このまま行って欲しいです。スーパースターズの名に恥じぬよう・・・というか、そろそろ華々しい活躍馬が出てくれないと困ります笑
