◎ワディハッタの２２（牡 父フランケル 4月7日生 高野厩舎）
2023年09月02日 ＮＦ空港 ＮＦ空港では騎乗調教に向けて馴致を進めています。白老ファームYearlingでは夜間放牧で基礎体力を養うのと同時に、装鞍や背慣らし、シャワーでの身体洗いなどの初期馴致を行いました。暑さが厳しかったわりに馬体の緩みは若干程度で済み、筋肉の質感や馬体のバランスは良好で、理想的な成長曲線を描いていると言えます。放牧地では、クッションがきいた綺麗なフットワーク、素早い動きができる俊敏さなど、優れたセンスが垣間見えました。これからの育成でどのような競走馬に成長を遂げるか楽しみです。８月下旬に計測した測尺は、体高155cm、胸囲175.5cm、管囲20.4cm、馬体重486kgです。最初から、なかなかに褒められていますね、さすが！白老の一番馬です、笑。兄姉の馬体はよく知りませんがどうして距離が持つんでしょう。本馬は今度こそスーパーマイラーで、順調に行けば仕上がりも比較的早そうで、サイズも500kgを越えてきそうです。まずは悲願の朝日杯を目指して、このまま順調に行って欲しいです。
◎クルミナルの２２（牡 父サートゥルナーリア 5月1日生 国枝厩舎）
8/22（ＮＦイヤリング）馬体重：425kg 体高：148.5cm 胸囲：169.0cm 管囲：19.8cm 予定育成牧場：ＮＦ空港 5月生まれでサートゥルの仔ですから、この時期に体高が低くて見栄えがしないのは想定内です。一方、各パーツはさすがと思わせるものがあり、特に後脚の送りがいいですね、スピードと瞬発力を兼ね備えたタイプで、ピッチ走法で脚の回転が早いイメージです。
◎サンブルエミューズの２２（ﾒｽ 父ブリックスアンドモルタル 3月24日生 栗田徹厩舎）
9/12（ＮＦ空港） ６日にＮＦ空港へ移動しました。馬体重：410kg 体高：150.0cm 胸囲：172.0cm 管囲：18.8cm 馬体重が違っているのでは？と思えるような迫力のある馬体で、特に胸前と肩がいいですね。牝馬の王道である阪神JFから桜花賞を目指せる逸材です。
◎ハープスターの２２（牡 父サートゥルナーリア 2月25日生 池添学厩舎）
9/12（ＮＦ早来） ４日にＮＦ早来へ移動しました。馬体重：428kg 体高：153.0cm 胸囲：175.0cm 管囲：20.0cm 第一印象は脚、長っ！でした。サートゥルの仔なので体高は低めですが、バランスの取れた好馬体です。スピードも瞬発力もありそうですが、ストライドが長いので、直線の長いコースで一完歩ずつ詰めてくるイメージです。
◎インピードの２２（ﾒｽ 父フランケル 1月26日生 高野厩舎）
8/22（ＮＦイヤリング）馬体重：424kg 体高：152.5cm 胸囲：171.5cm 管囲：19.7cm 予定育成牧場：ＮＦ空港 最後までサドラーズの3×3が気になったのですが、父フランケルが吹き飛ばしてくれるでしょう、笑。後脚の送りが良い感じで、今年のメンバーの中では、実は一番距離が持つかもしれません。どんなタイプに成長してくれるかも含めて、意外性がありそうなところが魅力です。
