この果てなき空の下で、の出来事

いちこの独り語り。
大好きなスイーツや落語の話を中心に、徒然に。

2014年・東横落語会@ヒカリエホール ホールB

2014-04-06 19:05:42 | 落語会
伊藤園presents 『東横落語会』其の伍
1月18日 18時30分開演

志ん吉 「出来心」
市馬 「二番煎じ」
志ん輔 「幾代餅」
お仲入り
さん喬 「福禄寿」
*20時45分頃、終了。

★F列11番、中央ブロック右から2番目。
E列9~12番が来なかったのでとても見やすかった、ここは床がフラットなので心配していたのだが、よかった。

★6日に聞いたばかりの市馬サンの「二番煎じ」、役人が来た時には結構酔っぱらっている町人たち、宗助さんにお酌を促し、注いでもらってニヤっと笑う役人…みんなお茶目だね。

★風邪をひいて少し鼻声の志ん輔サン。
「幾代餅」、幾代と一夜を共にした後、嘘をついていたことを明かし詫びる久蔵…堂々とした口調が、芝居がかっているようで、むしろクサいくらい。
時々権太楼サンの「幾代餅」と重なる部分があり、同じ師匠から習ったのかもしれないなぁと思ってみたり。

★さん喬サン、冬によくかけるので予測はしていたのですが…やはり「福禄寿」、コチラも年末に聞いたばかり。
ただ、さん喬師匠にとって思い入れのある噺のようです。
ぺーぺーの自分にとって凄い舞台であった東横落語会、そこで圓生師匠がおやりになっていたのが「福禄寿」、この噺との出会いなのだそう。
その「福禄寿」を【東横落語会】で出来るとは!…そんな特別な思いを込めた渾身の一席でした。

★季節的に仕方がないのでしょうが、ホール内の乾燥がすごい。
喉が渇くのではなく、皮膚から水分が奪われていく…お顔がカピカピに…。

★入口付近でコチラに手を振っている方がいて、誰?と思って進んでみたら知っているスタッフの方ですごい驚いた!
前回来た時にはいなかったし、前日に別の落語会でお会いした時にも特に話題にならなかったので。
“さん喬師匠だから、いらっしゃるんじゃないかと思ってました”…動向が読まれてるらしい(笑)。

2014年・桂米團治独演会@銀座ブロッサム

2014-04-06 17:30:39 | 落語会
《噺小屋新春スペシャル!》
桂米團治 独演会
1月17日 19時開演

團治郎 「狸賽」
米團治 「鷺とり」
南天 「動物園」
米團治 「崇徳院」
お仲入り
米團治 「小倉船」
*21時04分頃、終了。

★4列19番、中ブロック右から4番目。
元々年齢層高いのだけど、特に周りが高い気がした…気が滅入るわぁ。
仲入り・終演後のモタモタ、勘弁してほしいデス。

★上方の「鷺とり」は多分初めて。
当然東京のとは逆で、上方雀の中に江戸っ子雀が飛び込んでくる。
聞き慣れない米團治サンの江戸っ子口調は、ただ喋っているだけで笑える~。

★南天サンは多分、襲名披露以来。
口調もいいし、もっと聞いてみたいけどなかなか機会がなくて残念。

★米團治サンの「小倉船」、聞いたことあるけど何処で聞いたのか思い出せない。
よくある船旅のわいわいガヤガヤからファンタジーっぽい展開へ…不思議な噺。
海中を泳ぐ仕草の上手いこと!
途中の盛り上がりのわりにサゲが分かりにくいせいか、一瞬静まり返ってしまうんですね、この噺。
…そういう私も、初めて聞いた時は猩々(しょうじょう)を知らなくてポカンとしてしまったのだけど。
米團治サンもサゲの後“解らない人は『米朝落語全集』読んで”と敢えて解説はせず本の宣伝してました、上手いな~。
次回は6月末、楽しみ♪