この果てなき空の下で、の出来事

いちこの独り語り。
大好きなスイーツや落語の話を中心に、徒然に。

2014年 2月・演劇らくごムービー@内幸町ホール

2014-12-30 15:54:29 | 立川流
演劇らくごムービー
 落語「黄金餅」+ムービー「談志のおもちゃ箱」
2月17日 19時開演

志らく 「黄金餅」(~19:33)
ムービー
 下町ダニーローズ第14回公演
 立川談志追悼公演
 演劇らくご「談志のおもちゃ箱」
 ~ヴェニスの商人?黄金餅後日談~
*21時30分頃、終了。

★A列4番。
前3列はプロジェクターの都合で空けてあるので実際は4列目。

★“また大雪かと思うくらいの空き具合
演劇らくごとなるとコレ(しか入らない)
この価値が分かる人、東京にこれだけしかいない、と言って傷を舐め合ってる”
…演劇らくご、しかもムービーだから尚更人が少なくて…。

★2012年の公演では「黄金餅」を、前半志らくサンの生落語、後半は家元の映像とでリレー落語でしたが、ここでは志らくサンが一席。

★プロジェクターの準備もありましたが、上映時間約2時間。
公演を2度、その年の暮に新文芸坐での会でムービーも見ているので実は4度目でした☆

2014年 2月・立川流夜席@上野広小路亭

2014-12-28 17:46:40 | 立川流
立川流夜席
2月12日 18時15分開演

開口一番・笑笑 「饅頭こわい」
志らべ 「あくび指南」
らく里 「権助魚」
左談次 「真田小僧」
談四楼 「挨拶は楽しい」
雲水 「餅屋問答」
*20時27分頃、終了。

★3列目、左ブロック右端。

★トリの雲水サンがお目当てだったのだけど、全体的にパッとしない流れだったような…。
上方だと蒟蒻屋でなく餅屋なのだと初めて知る。
元々この噺は苦手なのでイマイチ楽しめず。
らく里サンの、異常に相田みつをにこだわる権助が面白かった。

2014年 2月・志らく独演会@三鷹市芸術文化センター 星のホール

2014-12-06 19:32:39 | 立川流
立川志らく独演会 昼の部
2月 8日 14時開演

志獅丸 「時そば」
志らく 「やかん」
お仲入り
志らく 「文七元結」
*15時59分頃、終了。

★E列22番、右ブロック右から3番目。

★関東に大雪が降った日。
都心ならまだしも、三鷹。
都心より雪も多いだろうし、帰りの交通が心配。
それでも主催者のツイートは開催を告げていたので、早めに出て会場へ。
終演後、駅から離れている会場周辺は膝下くらいまで積もっていた。
中央線もなかなか来ないし、ホームまで雪が吹き込むような状況。
半年後の志らく独演会で分かったこと…お客のほとんどが地元の人間だからと、主催者が押しきったとか…。
地元民以外は見捨てられているようで、気分悪いわ~。

★悪天候で仕事が増えるのが出前。
頼んでもいないのに昼は蕎麦、午後はピザで夜はご指名のルミちゃんが来た…上に越してきた人がマンションの部屋番号を間違えていたという志獅丸サンのマクラが面白かった☆

★「やかん」とマクラ含めて約50分の大熱演「文七」。
超悪天候の中、頑張って行った甲斐はありました☆☆

2014年・志の輔らくご@PARCO

2014-08-03 17:50:58 | 立川流
PARCO presents 志の輔らくご in PARCO
1月20日 18時30分開演

志の輔 「こぶ取り爺さん」
    「モモリン」
お仲入り
志の輔 「井戸の茶碗」(~20:48)
アフタートーク
*20時53分頃、終了。

★X列16番、1列目の中ブロック左から6番目(右から7番目)。
毎回この辺りの座席が取れる☆
ただ、緞帳が上がると半端なく寒い。
毎回なので対策は講じているけど、ダウン着たままってワケにもいかないしねぇ。

★志の輔サンの会はPARCO以外はあまり行かないので、有名な新作でも演目は聞いたことあるけど…ということが多い。
「こぶ取り爺さん」も然り。
「千早ふる」と「やかん」が合わさったような噺。
言われてみれば確かに…そんな気になり、思わず引き込まれた。

★師匠の出身地のゆるキャラ・ムズムズくんのPR映像が流れる。
映像が終わっても音楽だけ流れ続け、客席後方からは拍手そして手拍子が。
何かがいるらしいが、こういう時に振り返るような野次馬根性は皆無で、何だろうなぁと思いつつボーッとしていたら、ムズムズくんが登場していた。
映像と同じダンスを踊り、それが終わると舞台上で志の輔師と熱い抱擁を交わし、下がっていった。
かわいい…って感じでもなくて、セサミストリートに出てきそうなキャラクター。
そんなゆるキャラを扱った新作「モモリン」。
ゆるキャラの噺というより、それを取り巻く人々が引き起こす事件。
くだらなくって、面白かった♪

★「井戸の茶碗」、本編だけで50分弱だったけど、長さは気にならず。
150両の受け取りを千代田氏に断られた屑屋が “一言だけ言わせて” と思いの丈を述べる場面を聞いて、溜飲が下がった気がしたというか。

屑屋風情の私が50両150両という大金を持って右往左往するのは恐い、そんな私の気持ちがわかりますか、という旨。
他の落語…「文七元結」「ねずみ穴」なんかで、懐に入れた金を盗まれて…という場面が出てくる。
「水屋の富」なんかは、これはもっと大金だけと、家に置いておくのも不安で、結局盗まれてホッとする皮肉なサゲ。
先の二席は実際に盗まれたわけではないけど、そういう不安を抱くのはごく普通のこと。
だから大家に助けを求めたのは、仕事が出来なくて困るからだけでなく、そんな大金を持たされることで生じるストレスからも解放されたいという切実な願いから。
清兵衛サンがただ正直なだけでなく、すごく人間らしく描かれている気がした。

“何故ここに50両あるか分かるか
ネコババして逃げてもわからないのに、お前が正直だからだ”
最初の50両で助けを求められた大家の台詞も、よかった。

★アンケートを書き終えた頃にはホワイエも空いていて、仲入りの時にいたムズムズくんもまだいて、写真もすんなり撮ることができた☆☆
一人なのでスタッフの方にカメラをお願いして、ムズムズくんにもお願いしたら、手を広げて大歓迎のポーズで迎えてくれた(笑)。
思ったよりフカフカしていて、手触りが気持ちよかった。
キャラクターとか全然興味ないのだけど、すごいテンション上がりました(笑)。
ちなみに…私の後に大はしゃぎで写真を撮っていた男性は…昇太サンでした。
大人も虜にする、ムズムズくん♪

2014年・続 志らく百席@横浜にぎわい座

2014-02-24 18:20:48 | 立川流
続・志らく百席
1月15日 19時開演

志らべ 「手紙無筆」
志らく 「堀の内」
志らく 「百川」
お仲入り
志らく 「井戸の茶碗」
*21時12分頃、終了。

★く列13番、右ブロック左から3番目。

★たかじんさんと談志とは水と油…そんなエピソードをひとしきり語り、そそっかしい噺をと「堀の内」に入るのかと思いきや、突然『猿の惑星』の話に。
ラストを含め暫く映画の話をしてから「堀の内」…こんな入り方初めてだなーと思っていたのですが。
なんと!!“本邦初公開・猿の惑星オチ”…ウケる~♪
二席目の冒頭で説明し“もう二度とやらないと思う”…今回のは相当貴重でしたね☆☆
相当ぶっ飛んだそそっかしい人の噺でした。

★志らくサンの「百川」を聞くと、百兵衛の田舎のひょっとこ祭の“ひょっとこひょっとこ~”が暫くは頭から離れなくなる。
遣いから戻った百兵衛に河岸の若い者が“持ってきたんだろ、あの…ほら…薬籠”…ひぇ~。
常磐津の師匠の所へ遣いに行って三味線を運んできている筈の場面で、先に薬籠と言ってしまった志らくサン。
“間違いない、わしの薬籠がここに…ほらみろ、先に言っちゃったからウケねぇじゃねえか”…後から到着した医者が嘆く羽目に。
これはこれで面白かったけど☆☆

★「井戸の茶碗」、二人の間を屑屋さんが行ったり来たり…単調に感じる時がある。
最近ちょっと苦手かも…。